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区切りの"From -"
Posted: 2006年1月26日(木) 15:38
by 提灯
初めまして、Shuriken2.21からの乗換を希望する者です。
本文中の"From - "を含む行を本文の一部として認識する方法について御教示に与りたく筆を執りました。
先日、野元真一さんのメール分割移行 MailExp(メール・イーエクスピー)
http://web.archive.org/web/*/http://www ... com/shin1/ を利用して、Shurikenの電子メールをNetscape Mailの形式に変換しました。
恐らく両者ともUNUX Mbox形式で電子メールを管理し、かつ、前者は電子メール同士を
====================KeyABCabc0123456789XYZxyz-Mailer-MailBox-Delmit-Line-Do-Not-Edit-JustSystem====================
の文字列からなる行で区切り、後者は
From -
に日付時刻の続く行で区切るのだと(そして、MailExpはそれを変換するのだと)推測いたします。
ですが、変換後、電子メール
本文中に"From - "で始まる行があると、Thunderbirdはこれを区切りと見なすのか、1通の電子メールとして解釈せず、前後に分割され、具合がよくありません。
Thunderbirdに"From - "で始まる行を正しく処理させるにはどうすべきか? よろしく御教示下さい。
Posted: 2006年1月26日(木) 19:57
by Cai
試してみました。
mboxでbodyに"From - "で始まる行のあるメッセージを作ったところ、From以前のソースに該当するメッセージと壊れたメッセージの2つになりました。
一方、bodyに"From - "で始まる行があるメッセージの送受信は問題ありません。
ソースを見てみたところ、"From - "で始まる行が" From - "と、頭にスペースが入っていました。
これをもとにmboxでbodyに" From - "で始まる行を含むメッセージを作ってみましたが、普通にスペースが入っているのみでした。
おそらくmsfファイルに"From - "で始まる行があるという情報が書き込まれているのだと推測できますが、どのようにすればいいのかはわかりませんでした。
Re: 区切りの"From -"
Posted: 2006年1月27日(金) 00:28
by kiyo4_k
提灯 さんが書きました:ですが、変換後、電子メール本文中に"From - "で始まる行があると、Thunderbirdはこれを区切りと見なすのか、1通の電子メールとして解釈せず、前後に分割され、具合がよくありません。
Thunderbirdに"From - "で始まる行を正しく処理させるにはどうすべきか? よろしく御教示下さい。
それは「本文中に" From - "で始まる行が混ざる」のではなく、メールの区切りとして存在しなければならないものです。
Thunderbirdは「" From - "で始まる行」をメールの区切りとして正しく処理をしています。
メールボックスのコンバートに失敗しています。MailExpは古すぎてShurikenのメールボックス形式を知らなくて、正しくコンバートできないはずです。
UNIXメールボックス形式では「From」での区切りは必須で、逆にshurikenの区切り文字列はゴミです。
区切りの Fromには日付と時刻が必要で、MUAによってはその日付&時刻が一覧表上での表示の拠り所となるので、適当というわけにはいきません。日付&時刻を付けないとMUAによっては受信時刻全てが同一になってしまうものもあります。(Date:ヘッダは使いません)
以前、UNIXのMUAやEudoraで使用するためにshuriken ProからメールボックスをUNIX形式へ完璧にコンバートしたことがありますが、これはMailExpでは出来ませんでした。
あるHPに寄稿するつもりで資料を作成したのですが、途中でHPが閉鎖されていたため受取手もなく、いつのまにか行方不明になってしまいました。(別のマシンに有るのかも)
確か、これは正規表現による置き換えコマンド3つを組み合わせて完璧に(もちろん Fromには日付時刻付きで)コンバート出来たはずです。
コンバートにはPeggyのような、JIS形式(コードが混在可能な)を扱えて、正規表現での置き換え機能が有るエディタが必要です。
私もかなり苦労して資料を作りましたが、ネット上を探せば私のもの以外にもコンバートの記録が見つかると思います。UNIXメールボックス形式のドキュメントもいっぱい転がっているはずです。
Posted: 2006年1月27日(金) 01:00
by kiyo4_k
Cai さんが書きました: mboxでbodyに"From - "で始まる行のあるメッセージを作ったところ、From以前のソースに該当するメッセージと壊れたメッセージの2つになりました。
これ、先の投稿の説明で納得できますよね。
一方、bodyに"From - "で始まる行があるメッセージの送受信は問題ありません。
ソースを見てみたところ、"From - "で始まる行が" From - "と、頭にスペースが入っていました。
この「ソース」っていうのは送信済みトレイですよね?
本文に書かれた区切りFromの先頭にスペース1文字を挿入するのはメールソフト側の「お約束」です。これ、送信時に入れていなかったら送信するメールソフトのバグです。
# Thunderbirdの処理が正しいことを祈ります (^^;)
Posted: 2006年1月27日(金) 02:16
by kiyo4_k
kiyo4_k さんが書きました:本文に書かれた区切りFromの先頭にスペース1文字を挿入するのはメールソフト側の「お約束」です。これ、送信時に入れていなかったら送信するメールソフトのバグです。
# Thunderbirdの処理が正しいことを祈ります (^^;)
気になったので調べてみたら、
Thunderbirdでは「>」を行頭に挿入 ...(これが標準だったかも)
受信時には「>From」という表示
しかし、Thunderbird+EnigmailでPGP署名を行ったときは「- 」を行頭に挿入
さらに、Enigmailは受信時には「From」が行頭から始まっていたことになっていました。
(S/MIMEは未確認)
# この処理の食い違いは... うーーん 、面倒なので見なかったことに(オフトピックでもあるし)
Posted: 2006年1月27日(金) 02:38
by Cai
kiyo4_k さんが書きました:Cai さんが書きました: mboxでbodyに"From - "で始まる行のあるメッセージを作ったところ、From以前のソースに該当するメッセージと壊れたメッセージの2つになりました。
これ、先の投稿の説明で納得できますよね。
これについてはmboxを捏造して「どうせ千切れるんだろうなぁ」と思いながらのテストでした。
案の定という感じです。
kiyo4_k さんが書きました:気になったので調べてみたら、
Thunderbirdでは「>」を行頭に挿入 ...(これが標準だったかも)
受信時には「>From」という表示
しかし、Thunderbird+EnigmailでPGP署名を行ったときは「- 」を行頭に挿入
さらに、Enigmailは受信時には「From」が行頭から始まっていたことになっていました。
(S/MIMEは未確認)
# この処理の食い違いは... うーーん 、面倒なので見なかったことに(オフトピックでもあるし)
たしかに送信時に">"が入ってますね。
受信側でも">From"になってます。
Enigmailだとsignだけだとソースには"-"が入ります(プレビューだと"From"で始まります)が、PGP/MIMEでsignだと">"ですね(プレビューは">From")。
encryptだとPGP/MIMEに関係なく"From"で始まるみたいです。
・・・・気づかなかったことにしましょう :D
#S/MIMEは証明書持ってないからパス
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.0; en-US; rv:1.8) Gecko/20060126 Thunderbird/1.5 ID:2006012606
Enigmail version 0.94.0.0 (20060110)
訂正と御確認
Posted: 2006年1月27日(金) 03:00
by 提灯
Caiさま、kiyo4_kさま、早速の御返事に感謝致します。
kiyo4_k さんが書きました:提灯 さんが書きました:ですが、変換後、電子メール本文中に"From - "で始まる行があると、Thunderbirdはこれを区切りと見なすのか、1通の電子メールとして解釈せず、前後に分割され、具合がよくありません。
Thunderbirdに"From - "で始まる行を正しく処理させるにはどうすべきか? よろしく御教示下さい。
それは「本文中に" From - "で始まる行が混ざる」のではなく、メールの区切りとして存在しなければならないものです。
ええと、申し訳ありません、ただ今、当該電子メールを確認すると、"From - "ではなく"From "でした。シャーリー・バッシーの曲との事なのですが、
I'd like to run away
From you,
But if you didn't come
And find me ...
I would die.
とありました。この2行目から前後にぶち切られるのです。
Cai さんが書きました:一方、bodyに"From - "で始まる行があるメッセージの送受信は問題ありません。
ソースを見てみたところ、"From - "で始まる行が" From - "と、頭にスペースが入っていました。
『ソース』上には" From - "と先頭に空白が入り、Thunderbirdのウィンドウには"From - "と先頭の空白なしで映る…のですよね?
Re: 訂正と御確認
Posted: 2006年1月27日(金) 03:23
by kiyo4_k
提灯 さんが書きました:ええと、申し訳ありません、ただ今、当該電子メールを確認すると、"From - "ではなく"From "でした。シャーリー・バッシーの曲との事なのですが、
I'd like to run away
From you,
But if you didn't come
And find me ...
I would die.
とありました。この2行目から前後にぶち切られるのです。
あ、なるほど ヾ(@^▽^@)ノわはははは
切れる理由は先のでわかりますよね。
今回の不具合は
この歌詞を送ったメールソフトのバグかもしれません。
I'd like to run away
>From you,
But if you didn't come
And find me ...
I would die.
と言う風にエディタで修正すれば良いのかな。
編集した後は.msfの削除が必要になるかも知れませんが、わかりますか?
わからなければ誰かが説明すると思いますが、 (^^;)
でも、私は今日は寝ます。
削除!?
Posted: 2006年1月27日(金) 09:01
by 提灯
kiyo4_k さんが書きました:編集した後は.msfの削除が必要になるかも知れませんが、わかりますか?
削除! msfファイル自体をですか!?
kiyo4_k さんが書きました:わからなければ誰かが説明すると思いますが、 (^^;)
でも、私は今日は寝ます。
御早うございます。 どうか何とぞ、御教示を賜りたく存じます。
Re: 削除!?
Posted: 2006年1月27日(金) 23:45
by kiyo4_k
提灯 さんが書きました:kiyo4_k さんが書きました:編集した後は.msfの削除が必要になるかも知れませんが、わかりますか?
削除! msfファイル自体をですか!?
区切りをひとつ取り除くわけですから、メールが一個減りますよね。そこで.msfの情報とバランスがとれなくなってしまうと思うんです。
いろいろ方法はありますが、
Thunderbirdを起動していない状態で、
当該のメールが入ったメールボックスファイルをコピーして名前を変えて、
Fromの行を編集してからThunderbirdを起動すると、.msfが無いので新しく作られます。
メールボックスのメール数が1件増えているとか、内容とかを確認して、
前のメールボックスから全てのメールを削除して、フォルダの最適化をやって、
そこへ編集したメールボックスのメール全てをコピーして、
などとやれば、元のメールボックスに戻ります。
コピーを二つ作って他の場所へ待避しておけば失敗してもリカバーできます。
わかりますか?
メールボックスの場所はわかりますか? わからなかったらWindowsのファイル検索で「Mail」というフォルダを探させましょう。そのフォルダの中に、名付けた名前のフォルダを探して掘り出してください。
消えますか?
Posted: 2006年1月31日(火) 20:07
by 提灯
御蔭樣で乗換がほぼ完了致しました。このままThunderbirdを使用させて頂ければ幸甚に存じます。
現在は
I'd like to run away
>From you,
But if you didn't come
And find me ...
I would die.
の様な具合なのですが、この2行目先頭の">"を映らない様にはできますか? 細かい事で恐縮なのですが…。
Re: 消えますか?
Posted: 2006年2月01日(水) 00:43
by kiyo4_k
提灯 さんが書きました:御蔭樣で乗換がほぼ完了致しました。このままThunderbirdを使用させて頂ければ幸甚に存じます。
現在は
I'd like to run away
>From you,
But if you didn't come
And find me ...
I would die.
の様な具合なのですが、この2行目先頭の">"を映らない様にはできますか? 細かい事で恐縮なのですが…。
「>」が見えないようにというのは難しいと思います。
上(見なかったことにしている件)に書いてあるように、見えなくなるのはEnigmailを使っている状態なので特別です。
見かけ上、目立たないように全行の行頭にスペースを2つほど入れてやるのはどうでしょうか。タブでも良いのですがThunderbirdはタブが揃わないのでダメなんです。
あるいは、FromやFだけを日本語の全角文字にしてしまうとか (^^;)
Posted: 2006年2月01日(水) 02:09
by kiyo4_k
Cai さんが書きました:たしかに送信時に">"が入ってますね。
受信側でも">From"になってます。
Enigmailだとsignだけだとソースには"-"が入ります(プレビューだと"From"で始まります)が、PGP/MIMEでsignだと">"ですね(プレビューは">From")。
encryptだとPGP/MIMEに関係なく"From"で始まるみたいです。
・・・・気づかなかったことにしましょう :D
#S/MIMEは証明書持ってないからパス
試してみたらS/MIMEは関係無かったです。
Thunderbirdはネイティブの動作として お約束のために「>」を置いているようです。Eudoraは空白を置いていました。
しかし Enigmailは暗号化・署名のための正規化処理の前には特別なことはせず、受信したメールの署名の検証後にThunderbirdに特化した処理(X-Mailer:を判定しているかは未確認)として(親切で)「>」を取り除いているのだと思います。ただ、このEnigmailの処理はハッキリ言って送信者(送信MUA)の意図しない改竄です。(改竄と言っても「見た目」だけですが)
この改竄は署名の検証後に行われるため受信者は気付かないですね。
これによりThunderbird+Enigmailで送信したメールをThunderbird+Enigmailで受信した本文と、Eudoar+PGPで受信した本文とは見た目が違います。見た目が違うことが良いのか悪いのかということになると思います。
Thunderbird+Enigmailによる暗号化時は、どうせテキストのまま送信されないので「>」の挿入は必要ないということです。