諸行無常 さんが書きました:
自動更新によって、バージョン128系から「140.3.0esr」へアップグレードされたことに気付かされた。
特段に違和感もなく、認識できないままに自動更新が適用された事に驚かされるが、
UAC(ユーザアカウント制御)を有効化しているので、
(他のアプリも含め)Firefox のアップグレードであっても「UAC」がポップアップされていたのだが.....
なぜ「UAC」をすり抜けたのかを掘り下げてみたところ
about:preferences >Firefox Updates
◉ Automatically install updates (recommended) の項に、
☑ When Firefox is not running
が追加されて、有効化(default)されていた。
(チェックを外せば、無効化が可能な事を確認しましたが)
エンドユーザーが(関知できないままに)意図せずに「設定や新機能」が有効化されるような重要な情報は、
アプリケーションソフト(Firefox)上で、事前に提示されていたのだろうか?
数年前からデジタルデトックスに移行しましたが、
デジタル機器や Browser を珠にしか使用しないユーザーや機械音痴なユーザーにとっては、なにがどうなっているのか不可解で、混乱するのではと感じます。
開発元は、多様なエンドユーザーの存在を慮って、商品設計と情報提供をするべきなのではと感じました。
ちなみに、
about:preferences >Firefox Updates
Keep Firefox up to date for the best performance, stability, and security.
Version 140.3.0esr (64-bit)
What’s newをクリックすると:
140.3.0 Firefox ESR
Version 140.3.0, first offered to ESR channel users on September 16, 2025
Firefox 140 Extended Support Release (ESR) includes all of the enhancements since Firefox 128, along with many new features to make your enterprise deployments easier and even more flexible. 意訳:Firefox 140拡張サポートリリース(ESR)には、Firefox 128以降のすべての拡張機能と、エンタープライズの展開をより簡単に、さらに柔軟にするための多くの新機能が含まれます。
と呆気ないもので、エンドユーザーには「ちんぷんかんぷん」でしょう。
更に、その下にある
Reference link to
ESR 140.0 release notes. をクリックすれば、
ようやく、具体的な記事に辿り着けます。
それらは、わかる人にわかる仕組みで、
尚且つ、事後説明に過ぎませんし、意図せずに「設定や新機能」が有効化される事は見当たりません。
Brave ブラウザでは、
アップグレードに関する事前情報がブラウザ上の別タブに表示され、
新機能などは(ユーザーの任意事項で)有効化されていないが、
他社製品とは言え、Firefox も追随して欲しいとの思いです。