mozzy さんが書きました:
ご指示を受けた作業を完了し、Thunderbirdを起動するとそれぞれのIMAPアカウントにも多くのメッセージがダウンロードされ、生成された振り分けフォルダーにもメッセージルールが適用され、以前設定したルールに基づき各メッセージが該当のフォルダーに移動もしくはコピーされているようです。
ルールを修正しなくても、メッセージフィルターが動作しているようですね。
不要な msgFilterRules.dat の actionValue を置換する話で、かえって混乱させてしまったようで申し訳ないです。
mozzy さんが書きました:
TB内でフォルダペインに表示される import下の dummyは空っぽで一瞬焦りましたが、並列で自動で作成されたINBOXのフォルダ中にはきっちりとデータが残っています。
これらの扱いは、どのようにすればいいでしょうか?
「dummy」ですが、「それぞれの下にさらにダミーのサブフォルダーを作成します」と書きましたように、
import下の各アカウントのフォルダーを「サブフォルダーを持つ親フォルダー」とするためのダミーです。
もう不要ですので削除してください。
import下の各アカウントのフォルダーにインポートしたメッセージについては、
お伝えしたいこともあったのですがなかなか説明できるタイミングがありませんでした。
これに関しては最後の方で。
mozzy さんが書きました:
またアドレス帳も現在真っさらの状態ですが、 ImportExportTools NGなどのアドオンを利用して旧プロファイルからインポートする方法で問題はないでしょうか?
12月02日の投稿で「長くなったのでアドレス帳についてはこの次とします」と書いたきり、
こちらも説明するタイミングがありませんでした。
標準のエクスポート/インポート機能でできますのでアドオンは不要です。
※ ImportExportTools NG はアドレス帳を扱うものではないです。■アドレス帳のエクスポート
旧プロファイルで Thunderbird を起動して以下の作業を行います。
- アドレス帳を開きます。
- アドレス帳ペイン(左側)でエクスポートするアドレス帳を選択します。
- メニューバー(表示していなければ Alt を押す)>ツール>エクスポートを選択します。
- すると、「アドレス帳のエクスポート」というファイル保存ダイアログが表示されます。
- ファイルの種類として「LDIF (*.ldi; *.ldif)」を選択します。
※ CSV形式は他のアプリとの互換性がありますが、Thunderbird 同士なら *.ldif が最適です。 - 保存先、ファイル名を指定して「保存」をクリックします。
- これを必要なアドレス帳について行います。
■アドレス帳のインポート
新プロファイルで Thunderbird を起動して以下の作業を行います。
- アドレス帳を開きます。
- メニューバー(表示していなければ Alt を押す)>ツール>インポートを選択します。
- 「設定とデータのインポート」ウィザードが開きます。「アドレス帳」を選択して「次へ >」をクリックします。
- インポート元のファイル形式として「テキストファイル (LDIF, .tab, .csv, .txt)」を選択して「次へ >」をクリックします。
- 「アドレス帳ファイルを選択」ダイアログが開きますので、アドレス帳をエクスポートしたファイルを選択して「開く」をクリックします。
- 「完了」をクリックしてインポートを終わります。
- これを必要なアドレス帳について行います。
最後に、ローカルフォルダー>import フォルダー以下についてです。
12月03日の投稿の時点で補足説明をしておきたかったのですが、
mozzy さんが書きました:
アカウント名と異なる英数字羅列のフォルダがimport.sbd内に生成されており
という問題が発生していたためタイミングを逸してしまっておりました。
IMAPアカウントの日本語名のフォルダーに関して、知っておいてほしいことがあります。
おそらく、@live.jp からコピーしてきた日本語名のフォルダーは、&で始まる半角英数の羅列の判読できない名前になっていると思います。
それに対して @gmail.com の方は読める名前になっているはずです。
これは、通常のIMAPでは、非アスキーの名前は、修正UTF-7 という特殊なテキストエンコーディングを使用することになっているからです。
Gmail のIMAPサーバーは UTF-8 のフォルダー名に対応しており、Thunderbird も 91 からUTF-8 で処理するようになったため、Gmail は UTF-8 の日本語として読めるフォルダー名になっています。
フォルダー内のメールを確認したら判別はつくと思いますので、必要に応じてリネームしていただければと思います。