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2015年にVer.31->38になった時から度々フォーラムに投稿されている問題ではないでしょうか。

たとえば初期のレポートとして
・Thunderbird 38.0.1 文字コード
・Thunderbird 38.* で日本語プレーンテキストの件名が表示されない
・件名（Subject）の文字化けについて [Thunderbird 38.0 系]

この問題のため、送受信とも文字コードの問題が無かったVer.31系を延々と
継続し様子を見ていたのですが、丸2年経っても改善が無いようです。

最近になってVer.31系もセキュリティー面でそろそろ危ないとの判断から見切りをつけ、
やむなく一気に52系にしました。しかし・・・

「スマホ搭載など近年のメールアプリケーションはUTF-8だからいずれ影響は少なくなる」
との投稿もあったようですが、現状でも登録時の自動送信やらメールマガジンやら
迷惑メールやらは、ISO-2022-JPエンコーディング（最悪なのはShift-JIS/EUC)
のプレーンテキストで送るlegacy systemが混入しており、
Windows Live Mail,Outlook Expressユーザーから単発で来るメールも
同様の状態の物があるので、開封前にSubjectで怪しい物か内容判別がつきにくく
結局困ってます。

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・・・と書いてから改めてVer.52で、生のエスケープシーケンスによりISO-2022-JPがヘッダに埋め込まれている過去と現在のメールサンプルを表示してみたら、あれっ？新たな問題が。

　Ver.38に関する初期レポートの時点で文字化けが指摘されていた箇所は

だったのですが、Ver.52では

・[スレッドペイン]の文字化けは件名(Subject)だけでなく差出人(From)/受信者(To)などのフィールドに拡大している
・[ヘッダビュー]部分で表示される件名/差出人/受信者も文字化けする

という症状に変わり、ISO-2022-JPを生で埋め込まれたメールヘッダは、もはやThunderbirdの画面上でASCII文字部分以外の内容を確認することができません。

　標的型メール攻撃がこういうパターンに重なると怖いですね。

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