まず、おさらいになりますが一般的なIMAPの仕組みから。
今回のように複数の受信環境からIMAPで接続している場合、メールボックス全体が「メールサーバを介して」同期がかかります。
※同期=Winbiff ⇔ メールサーバ ⇔ Thunderbird間のメールボックスの中身をイコールにすること
同期が正常に行われる前提として、
- サーバがユーザ任意のフォルダ作成をサポートする設定であること
- 各メールソフトで作成、更新、削除されたフォルダや個々のメールが、きちんとサーバにも反映されていること
- 各メールソフトで適切にフォルダの購読や同期設定がなされていること
が必要です。
同期が上手くないという場合、
- フォルダを作成したメールソフト(Winbiff)⇔メールサーバ間の同期がきちんとされていない
- メールサーバ⇔メールソフト(Thunderbird)間の受信に問題がある
の可能性があります。
このうち、1.については、「Winbiffに存在するフォルダがサーバにも存在していて、かつその中身もきちんと同期されているか」の確認が必要です(下記画像赤矢印)。
※A,B,C,Dはフォルダ名を指し、あくまで例です。
添付ファイル:
コメント: Winbiff⇔メールサーバ間の同期
imap1.png [ 63.16 KiB | 表示数: 8765 回 ]
もしWebメールなどでメールサーバの中身を確認できる手段がありましたら、一度見てみるとよいと思います。
ここで正常に同期がなされていなければ、Thunderbirdで受信する以前の問題なので、Winbiffの設定やメールサーバ側の仕様を確認することになると思います。
「メールサーバにきちんと同期されているが、Thunderbird側に反映されていない」という2.の場合は、既にkikiさんより提案されている購読設定の確認をしてみるとよいと思います(下記画像青矢印)。
添付ファイル:
コメント: メールサーバ⇔Thunderbird間の同期
imap2.png [ 66.73 KiB | 表示数: 8765 回 ]
また、表示されているフォルダとされないフォルダについて、何か規則性があれば(初めから存在するフォルダは同期されるが、Winbiff上で手動作成したフォルダは反映されないなど)、手掛かりの一つになるかもしれません。