Firefox 38.0 から、オプション設定画面が、従来のダイアログ形式からタブ形式に変更されました。
(参考)・Firefox 38.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/38.0/releasenotes/「設定画面が新しくなり、タブを用いたものになりました」
タブ画面に設定画面が表示されることで、ズーム機能を駆使して表示を拡大・縮小できるなど、アクセシビリティの面で利点はありますが、同時に注意すべき問題があります。
猫追い さんが書きました:
目が良くないので ブルーを50%にして 白と黒を反転させたハイコントラスト状態で使っています。
このような場合、タブ内への表示=コンテンツとしての表示は、ユーザーの設定した表示条件の影響を受けます。つまり、自身の設定によりオプション設定画面の視認性が一気に悪化して、設定を変更することができなくなる、という自家撞着が発生します。
猫追い さんが書きました:
この状態ですと コンテンツ→ 配色設定→ リンクの設定→ 色を選んでも→ 色選択枠に色が表示されず、
選択できていません。
というのは、その影響の現われだと思います。
[選択した配色を Web ぺージが指定した配色で上書きする] が、[常に] になっているのではないでしょうか。
従来のダイアログ形式に戻したいなら、次の方法でできます。
about:config から browser.preferences.inContent の値を false に変更してください(初期値は true)。
(補足)
タブ内へのオプション設定画面の表示は、上述したような利点もあります。
通常は従来のダイアログ形式で表示しつつ、必要な場面ではロケーションバーに about:preferences と入力・実行することで、タブ内に開くこともでき、状況に応じて使い分けることが可能です。
とりあえず以上です。