解決策を示せるわけではないのですが、いくつか補足的に...。
| えっと、最初ゲストユーザーとして質問された taki さんが、
| 登録ユーザーになって taky さんというハンドルネームになったんですよね?
taky さんが書きました:
nvidiaのドライバーを更新し、WebGL を無効にしてハードウェア
アクセラレーションを無効にしてみましたが変化はありませんでした。
ハードウェアアクセラレーションがらみではなさそうでしたか。
taky さんが書きました:
HDDにはFirefox本体、プロファイル、キャッシュ等の全て
をインストールしてなおかつ、ディスクキャッシュを0MBに
設定して同症状が出ました。
まっさらな新規プロファイルって意味ですよね?
ディスクキャッシュを 0 MB に設定しても、[Firefox の終了時に履歴を消去する] の [設定] で他に選択されている項目があれば、終了時にデータの書き換えが発生します。
むしろキャッシュの消去は、保存された一時データを単純に消すだけなので比較的簡単と考えることができますが、その他のデータはほとんど SQLite データベースの "書き換え" になる分、キャッシュの消去よりは処理が複雑といえるかもしれません。
taky さんが書きました:
「Firefox の終了時に履歴を消去する」のチェックを外すと
ちらつきが無くなります。
とのことですし、Firefox の終了時の処理が、砂時計カーソルが出たり消えたりする現象と因果関係があるようにも見えます。
しかし、間に別の要因が関係してるかもしれず、具体的にどのような因果関係かがよくわかりません。
taky さんが書きました:
3.6では、起動時にwebappsstore.sqliteがparent.lockに変わり
終了時にwebappsstore.sqliteに戻るのみですが、
4では、起動時にplaces.sqlite-shmとplaces.sqlite-walが作られ
さらに終了時にcookies.sqlite-shm・cookies.sqlite-wal
・sessionstore.jsが作られ全て消える様です。
parent.lock は使用中のプロファイルをロックするためのものです。バージョンが同じまたは異なる複数 Firefox が単一のプロファイルを同時使用するとプロファイルの整合性が崩れるので、そうした誤動作・誤操作を防ぐ意味で存在します。
なので、使用中のプロファイルには必ず存在し、Firefox の終了とともに自動的に消えます。
webappsstore.sqlite は、Web サイトによって設定される
セッションストレージ を保管するデータベースですので、これと parent.lock が関連性を持って排他的に置き換わるという動作はちょっと考え難いと思います。
places.sqlite-wal 、places.sqlite-shm 、cookies.sqlite-wal 、cookies.sqlite-shm は、ぼくも詳しくは知らないのですが、SQLite データベースの処理に関わる一時ファイルらしいです。Firefox の稼動中は、places.sqlite(ブックマークと履歴の実体)や cookies.sqlite(Cookie データの実体)の処理の効率化のために使われるようですが、Firefox の終了時には役目を終えて消えるはずのものです。
sessionstore.js は、
セッションの復元 に関する情報が書き込まれています。
ほとんどのデータが SQLite データベースで管理されているわけですが、これは Firefox 3.0 系で初めて部分的に導入されてから今日に至っています。
確かにデータベースで管理する Firefox のデータは増えていますが、その仕様や実装は改良され続けていますから、必ずしも効率的に悪くなっているわけではないと思います。
しかし、現実に taky さんのところではご質問のような症状が出ているわけですし、"何か" があるのだとは思うのですが...。
Firefox の改善を期待するにしても、問題の因果関係や法則性が明らかにならないとどこを修正するべきかも見えません。場合によっては Firefox 以外に根本原因がある問題だと、Firefox のバージョンアップでは解決しないこともありますしね。
力になれず申し訳ありませんが、もし余力がおありなら可能な範囲で検証を続けて結果を報告していただけると、それが手掛かりになるかもしれません。
以上、失礼いたしました。