横から失礼します。
ちょっと気になったのですが、
mono さんが書きました:
前バージョンでは問題なく開くことができましたし、バージョン3.1にしている他のPCでも開くことができております。
*.mht の添付ファイルを「問題なく開く」動作というのは、具体的にどのような状態を指しておられますか?
例えば、
(a)Thunderbird のウィンドウまたはタブが開いて、添付の *.mht ファイルを表示しようとする。
(b)Internet Explorer が起動し、添付の *.mht ファイルを表示しようとする。
といったようなことをお尋ねしています。
なぜそのことを尋ねるかというと、傍証的に考察すれば次のようなことが考えられるからです。
kiki さんが指摘されているように、規格上は拡張子が「.mht」のファイルの MIME Type は「message/rfc822」です。
規格どおりヘッダに Content-Type: message/rfc822; が付いてきたものであれば、3.1 系であれ、それ以前のバージョンであれ、Thunderbird は自分自身で添付の *.mht ファイルを表示しようとします。つまり上記(a)のケースです。
しかし、Thunderbird の標準的な機能で、mht ファイルを正確に表示することはできなかったんじゃないかと記憶しています。
テキストのみの簡単な mht ファイルならまだしも、画像等を含んだもの等は少なくとも、
UnMHT のようなアドオンを必要としたんじゃないかと......。
一方、mht ファイル付きメールの Content-Type が、application/octet-stream; であったとすれば、MIME の規格からは外れていますが、何らかのアプリケーションでそのファイルを開こうとします。
もし、以前から送られてきていた mht ファイル付きメールがこの条件に合致していて、例えば Internet Explorer が既定のアプリケーションとして選択されていたのであれば、上記(b)の動作が恒常的におこなわれていたのではないかと推測されます。
つまり、以前の「開く」がどのような動作を指しているかで、解決策の方向性が変わるのではないでしょうか?
いずれにしても、mht ファイルを開けなくなった Thunderbird 3.1 は、原因はわかりませんが、mimeTypes.rdf がおかしくなったと推測できると思います。
そのおかしくなり方のいくつかのケースは kiki さんがご示唆くださっていますが、もともとが上記(b)のような動作であった場合、Content-Type: application/octet-stream; と 拡張子 mht を関連付けて登録し直すのが、一番単刀直入な方法になろうかと思います。
ただ、その方法はちょっと面倒、というか難しいかもしれません。
mimeTypes.rdf を直接書き換えるのはかなり難しく、アドオンの MIME Edit を使うと比較的簡単なのですが、Thunderbird 3.1 には対応してません。
| kiki さんが、このアドオンを日本語化したものを公開してくださっています。
| 当方でざくっと試した限りでは、Thunderbird 3.1 系でもインストールさえできれば、
| MIME Edit の基本的な動作は可能なようです。
| もし差し支えなければ、install.rdf 内の対応バージョンを書き換えていただけると、
| 無保証ではありますが、3.1 以降で添付ファイル関連の問題に直面している人の
| 応急対策には役立つかもしれません。ご一考いただけると幸いです。> kiki さん簡便な方法としては、以下のようなやり方もあります。
mono さんが書きました:
バージョン3.1にしている他のPCでも開くことができております。
同じ会社内で同じような規定の下に管理・運用されている Thunderbird であること、つまりその Thunderbird を構成しているファイル群が信頼できることを大前提にしての話です。
問題が起こっている Thunderbird の mimeTypes.rdf を念のためバックアップしたうえで、問題が起こっていない Thunderbird(つまり、上記の(b)の動作を正常におこなっているもの)からコピーして持ってきた mimeTypes.rdf と置き換えてみてください。その上で Thunderbird を起動し、添付の *.mht ファイルの動作を確認してみてください。
他の Content-Type: や拡張子の添付ファイルの動作を含めて以前と同様に動作するようでしたら、置き換えた mimeTypes.rdf をそのまま使い続けてもかまわないと思います。
| ただし、添付ファイルを [開く / 実行する] という動作は、実はとてもデリケートです。
| 「ユーザーが希望する動作=安全な動作」という保証はなく、むしろ安全のために
| ユーザーが希望する動作が抑止されてしまうような場合もありえます。
| ユーザーがそのあたりのことを十分理解した上でのことならかまいませんが、
| よくわからないまま mimeTypes.rdf の差し替えや編集をおこなうことは、
| 安易に実行させてはいけない添付ファイルを不用意に実行させてしまうリスク
| を背負い込む危険性があることを、十分認識しておいてください。
| そのようなことがあるので、差し替える mimeTypes.rdf は信頼できることが大前提
| としたわけです。
以上です。的外れだったらすみません。