ラフテー さんが書きました:
日本語版と、英語版では何か違いがあるのでしょうか?
同一バージョンの Thundrtbird なら、基本的な機能において違いはないと思います。
ただ、言語回りのデフォルト値が異なるので、英語版の Thunderbird を日本語で使う場合は、日本語環境に適合するように関連する設定項目を変更してやる必要はあると思います。
ラフテー さんが書きました:
私は、[シンプル HTML] と[オリジナル HTML] の違いを理解していないのですが、メール作成時には、options>>format>>rich text(HTML) onlyを選択しております。
すみません。ぼくの書き方が不親切だったようです。
おっしゃっているのは、メッセージ作成ウィンドウ(Write:)におけるメニューの話で、「メッセージをどの形式で送信するか」の選択ですよね。
[シンプル HTML] や [オリジナル HTML] というのは、「メッセージをどのように表示するか」の選択です。
Thunderbird のメイン画面(3 ペイン)のメニューで、[表示] -> [メッセージの表示形式] から選択できます。英語版だと [View] -> [Message Body As] になるでしょうか。
[プレーンテキスト] は、ごく普通のテキスト形式の表示です。
[オリジナル HTML] は、ごく普通の HTML 形式の表示です。
[シンプル HTML] の位置づけが分かり難いと思いますが、次のように考えればいいかと思います。
一般的な HTML 形式のメッセージをプレーンテキスト形式で表示した場合、著しくレアイアウトが乱れたり、URLエンコードされた文字列がそのまま羅列されたりして、非常に読みにくいことがあります。
一方、オリジナル HTML 形式で表示すると、装飾過多のレイアウトでかえって可読性が損なわれることがあります。
そのようなとき、[シンプル HTML] を使うと、
テキストの可読性を保障する上での必要最小限のレイアウト性を維持しつつ、その他の装飾的要素を反映させない(シンプルな)表示ができます。
ただ、この表示形式に関する設定は、メッセージ作成ウィンドウでは反映されないようです。
したがって、実際に送信したとき受信側でどのように見えるかを確認するためには、いったん [下書き / Draft] として保存し、メイン画面でそのメッセージをプレビューしてみることになります。
ようするに、HTML 形式で編集しているメッセージを見るのに、表示が [プレーンテキスト] や、簡略表示の [シンプル HTML] だと、罫線やセル背景などの要素が表示されないので、確認にはならないということです。
ラフテー さんが書きました:
エクセルの表と、それを貼り付けた後の画像を以下に示します。
拝見しました。
OpenOffice.org(Calc)でもだいたい同じ感じですが、やはり異なる部分はあるのでしょうね。
試しに、古いデータの互換用にインストールしている Lotus 1-2-3 で作った表をコピー&ペーストしてみましたが、Calc とは異なるソースで貼り付けられました。だから、Excel でも微妙に異なるのだと思います。
しかし、コピー元が何であれ、基本的な表組がペーストできてさえいれば、Thunderbird 上で HTML の書式による追加・修正・編集は可能です。
罫線やセルの背景色その他の体裁を整えたい場合、作成ウィンドウで当該の表を選択し、[書式 / Format] -> [表とセルのプロパティ / Table Cell Properties] を開いてください。
罫線については、[表 / Table] タブの [罫線の太さ / Border] で 0 以外の適切な数値(1 や 2 など)を入れれば、作成ウィンドウ上でも空線ではなく実線の表示になると思います。
あとは、[表 / Table] タブや [セル / Cells] タブの各項目を見れば、何を設定するものかおおよその見当がつくと思います。
(余談)
ぼくは、送信するメールの 99.9 %はプレーンテキスト形式を使っており、本当にどうしてもそれしか対応できない場合に限って HTML 形式を使います。使用頻度が極めて低いので、HTML メールの書き方について詳しく知っているわけではありません。
ただ、友人・知人から HTML メールがらみの相談を持ち込まれることがしばしばあり、今回は類似の体験がある内容なので、分かる範囲でお答えしています。もし不正確なことを書いてたらごめんなさい。