下記のバグが該当しそうです。
Bug 542947 - [Regression] Tbird 3.0.1 errors if mailing list contains mailing list
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=542947
ぼくも、Windows XP SP3 上の Thunderbird 2.0.0.23 と 3.0.1 で試してみましたが、manomi さんと同様の結果になりました。
ぼくが探した限りでは、現時点で有効な回避策は見つけられませんでした。
当面の対策としては、直下に user@host 形式のアドレスが記されたアドレスリスト(一つまたは複数)を宛て先(Bcc: ?)に指定するという運用方法でカバーすることになろうかと思われます。
【オフトピ ― Allow Local Address について】
本来の質問の主旨がイントラネット内のメールについての話なら、以下は読み飛ばしてください。
・Allow Local Address の役割
Thunderbird(1.5 以降だったけ?)は、電子メールのアドレス命名規則(user@host 型)に厳格に対応しているため、デフォルトで企業内イントラネットなどローカルアドレスで使われる独自の省略型アドレスには送信できません。
Allow Local Address は、このような場合であっても Thunderbird に警告を出させず強制的に送り出すもので、イントラネット内のサーバー向けに特化されたアドオンと考えていいと思います。
・現状と問題点
Thunderbird 3.0 系 の上記のバグ(Bug 542947)は、「親アドレスリスト」に登録された「子アドレスリスト」以下のメールアドレスを展開できず、「子アドレスリスト」の名称をそのまま「Listname <Listname>」のかたちで宛て先(To:)に展開してしまっているようです。
これが解消されていない下で、Allow Local Address をグローバルアドレスの管理下にあるインターネットに向けて使うことは、不正なアドレスであることを承知の上でメールサーバーに送りつけることになり、サーバー側にとってはある意味いやがらせみたいなことになります。
・結論
インターネットのメールサーバーに向けて、Allow Local Address を安易に使うべきではありません。
| これまでの試行錯誤の段階ではやむをえなかったと思いますが、
| 今後は Allow Local Address の使用は慎重にお願いします。