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[解決済み] 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合
https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=8227
ページ 11

作成者:  ny [ 2009年2月19日(木) 12:13 ]
記事の件名:  [解決済み] 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

Thunderbird 2.0.0.19 for Macでのことです。
Macは10.4.11と10.3.9で同じ不具合です。10.5.xは未確認です。
Win/Linuxも未確認です。

送信済みトレイに残してある送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイル(送信済みトレイ)をみてみると削除されていません。
当然ながら容量も大きいままです。
(具体的には、削除前も削除後も、Sentファイルは170MBのままでした)
削除しようとしている添付ファイルはpdfです。

削除の操作後は、正常に削除されたかのように表示されていますが、
Thunderbirdを終了して、
<ユーザーホーム>/Library/Thunderbird/Profiles/********.default/<アカウント名>/Sent
を見てみると容量は減ってません。

pdf以外の添付ファイルは試していませんので、
pdf添付時のみの不具合かもしれませんし、
個別pdfファイルによるのかもしれません。

ただ、そもそも送信済み添付ファイルをThunderbird側が保存している仕様自体がおかしいような気がしますが・・・、うーん、どうなんでしょう?

作成者:  kiki [ 2009年2月19日(木) 12:46 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

 
Thunderbird 2.0.0.19 日本語版、Windows XP SP3 です。

「送信済みトレイ」にある添付ファイルが Zip ファイルのものを削除してみました。
そのままではサイズに変化はありませんが、「最適化」をおこなうと削除したファイルサイズ相当の
変化(減少)がありました。

実際には削除したファイル名を記録上で残して表示するようになっていますので変化したサイズは
添付ファイルのそれとまったく同じではありません。
おそらく PDF ファイルでも同じでしょう。

メッセージ自体もそうですが、削除しただけではサイズは変わらないようで「最適化」しないと保管サ
イズはどんどん肥大化します。

最適化は自動化しておくのがおすすめです。
[参照]
Thunderbird のメッセージ削除の仕組み - えむもじら
Thunderbird のメッセージフォルダの最適化 - えむもじら
 

作成者:  Hide [ 2009年2月19日(木) 13:26 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

Thunderbird2.0.0.19/Mac OS 10.5.6 で PDF を添付している送信済みメールで確認してみました。

kiki さんがお書きのように、添付ファイル削除後に最適化を実行することでサイズは減少します。
削除前と削除後のメッセージソースを比べて見られると分ると思いますが、ヘッダ部分を残して内容は削除されている筈です。

また削除前と削除後の該当メールをファイルで書き出して比べてみると、
削除前:5.3 MB
削除後:4 KB
というサイズになります。

# そんなサイズを圧縮せずに送るな〜というツッコミはご勘弁くださいm(__)m

作成者:  ny [ 2009年2月20日(金) 09:40 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

kikiさま、Hideさま、
「最適化」お教えいただきまして、ありがとうございました。
ちなみにこちらの170MBは12KBになりました。
また、添付ファイルに限らず、個々のメールにおいても同様であるのも確認しました。

さて、フォルダ=ファイル自体は、最適化が行われないと
小さくならない(ファイル自体から実際のデータ部分が消去されない)、
というのが仕様ならば、
じつは問題なのは、
削除前にでる確認ダイアログの「〜恒久的に削除します: 云々」という文言、
ということになります。
復元できてしまうのだから、恒久的な(完全な)削除ではないわけなので。

もし、
 最適化(ディスク領域の節約)OFFの場合、
 もしくは、
 最適化ON、かつ、数値比較して(削除分容量が)未満の場合は、
「〜恒久的に削除します: 云々」という確認ダイアログは、嘘になります。
よって、たとえば
「〜削除します。完全に(恒久的に)削除したい場合は、最適化を実行してください」
という風にでてくれないと困ります。
もし、
 最適化ON、かつ、数値比較して(削除分容量が)以上の場合は、
いまの確認ダイアログで正しいですが。


とくに「恒久的に」という文言が、なんの条件分岐もないままに表示されているのが、よくないですね。
完全に消去してくれているものと思ってしまいますから。

作成者:  level [ 2009年2月20日(金) 12:29 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ny さんが書きました:
復元できてしまうのだから、恒久的な(完全な)削除ではないわけなので。

Thunderbirdとして復元する手段を提供していない以上、「恒久的な削除」で問題ないと思います。

裏技を使って復元できるかはまた別の話です。
例えば、ファイルを削除しても、ファイル復元ソフトで復元できる(ことがある)のと同じような話です。

作成者:  mar [ 2009年2月20日(金) 12:59 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ny さんが書きました:
じつは問題なのは、
削除前にでる確認ダイアログの「〜恒久的に削除します: 云々」という文言、
ということになります。
復元できてしまうのだから、恒久的な(完全な)削除ではないわけなので。

Thunderbird 3 beta 2 から、その文言を変更しています。
日本語の気になる箇所や改善案等ございましたら、お気軽に L10N フォーラムに書き込んでください。m(_ _)m

恒久的に削除?
http://forums.firehacks.org/l10n/viewtopic.php?t=2695

作成者:  ny [ 2009年2月20日(金) 23:18 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

levelさま、ご意見ありがとうございます。

「復元」という言葉を使ったのは私なので、以下説明いたします。

この場合の「復元」は、メールでの添付ファイルのことですから、
正確には、デコード(Text形式からBinary形式への変換)のことです。
デコードの反対はエンコード(Binary形式からText形式への変換)といいます。
pdfやdocなどをメールに添付してデータをやりとりする場合、
送信側がエンコード(変換)し、受け手がデコード(元に戻す)して、
無事やりとりが終了しているわけです。
最近はメールソフト自体が、エンコード・デコード機能を内蔵してしまっているので、
それが行われていることすら気づく必要もないほど一般的な機能です。
(例えばコード形式としては、Base64, uuencode, BinHex, Macbinaryなどです)
専用ソフトを使う機会こそ減りましたが、
今も専用ソフトはありますし、簡単に手に入ります。

よくある「ファイルの圧縮・解凍」での、「解凍」のように、
手軽さからいえば似た程度の操作でできることです。
(実際にやっていることは違いますが)

よって、いわゆる、ディスク上から消してしまったファイルを
専用ソフトを使って「復元」する、
のとは比べものにならないくらい、
確実かつ簡単に復元(デコード)できます。

たとえばもし、Thunderbirdが、
専用のエンコード形式を使っている、とか、
もしくは、暗号化してしまっている、とかならば、
それを復元してしまうのは「裏技」という形容にも納得できますが、
この場合の復元(デコード技術)は、とてもとても一般的な「表」の話です。

ご理解いただけましたでしょうか?

また、コンピュータをThunderbirdのみだけの為に使用している人は、
世界中探しても、一人として存在しないだろうことや、
ThunderbirdがなんらかのOS上でしか動作できないこと、
そのOSの提供する機能にある程度依存していることなど、
そのような、まず当たり前のことをよくよく考えてみてください。

とにもかくにも「復元」という言葉に反応させてしまい、申し訳ありませんでした。

作成者:  ny [ 2009年2月20日(金) 23:25 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

marさま、Thunderbird 3 beta2 のお知らせありがとうございます。

オリジナル英語版での permanently は、理解しました。
日本語の「恒久的」だと、意味が、重く、強く、なりすぎるし、
文語的というか、あまりにも辞書=直訳的なのかも、とも思いました。
「恒久的に」が無くなるだけでも、
「(今回の私のような)余計な思いこみ」も減るでしょうから、
(機能が 2 と同じとして)その面から考えても賛成です。

Thunderbird 3の機能が変更されているかどうかわかりませんが、
できればやはり、動作として、
「最適化」がらみで条件分岐して表示してくれるか、
または、
最適化OFFになっていても、
「ほんとに削除していいですか?」のダイアログで--->「OK」押したら、
問答無用にフォルダ最適化もついでにしてくれるか、
またはまたは根本的に、
送信するときの自分側の添付ファイルは、Thunderbird側では持たないか、
(受信時の添付ファイルは持っていてほしいです)
などお願いしたいところですが、
多分、実装部分については、
ひとまず英語のフォーラムをみてみて、
似たようなことがすでに書かれていないか、ですね。

作成者:  ぼてじゃこ [ 2009年2月21日(土) 11:46 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ヨコから失礼します。

ny さんが書きました:
できればやはり、動作として、
「最適化」がらみで条件分岐して表示してくれるか、
または、
最適化OFFになっていても、


と云うよりも、最適化を行なわない為にトラブルに巻き込まれるユーザが少なくないのに、
何故「最適化の自動実行」をデフォルトにしないのだろうかと、以前から疑問に思っております。

最適化の自動実行がデフォルトであれば、添付ファイルを「分離するだけで無問題」のような・・・・・

あ、以前から疑問に思っている割には、深く考えずに書き込んでいますので、突っ込みどころ満載かも知れませんけど(笑)

作成者:  ny [ 2009年2月21日(土) 21:51 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ぼてじゃこ さま

kikiさんが参照で挙げてくれた
Thunderbird のメッセージフォルダの最適化 - えむもじら
<http://level.s69.xrea.com/mozilla/index.cgi?id=CompactFolder>
をみると、若干最適化においてはリスクを伴う、とあります。
もしかしたら、デフォルトにできない理由が(突き詰めると)もっと出てくるかもしれません。

デフォルトにして起きそうな問題と、
デフォルトにせず起きる問題とを比較したとき、
もし起きてしまった場合、前者のほうがより重大だ、という判断が、デフォルトOFFということなんでしょう。
ユーザーになるべくリスクを負わせない、という方針は正しいと思います。
が、後者で起きる問題は、開発者が想定しているよりもはるかに大問題になるときがあり得るとすれば、
それに対して何もガイドや警告の類がないのが、やっぱり駄目ですねぇ(読みがアマい)。
Thunderbirdを使用する人はいま多いですから、
単なる手抜き・横着の代償は大きいと思わないと。

私はまだ「最適化の自動実行」をONにしていません。
「フォルダの最適化」の動作自体は、
「メールフォルダのクリーンアップ(ゴミ取り)」
と言えば、それに近いことだと思えるので、
「自動実行」はOFFにして、
完全にデータ部も消去したいときにのみ「大掃除(?)実行」です。
手間ですし、し忘れそうですが・・・しようがないですねぇ。

作成者:  ぼてじゃこ [ 2009年2月21日(土) 23:39 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ny さんが書きました:
kikiさんが参照で挙げてくれた
Thunderbird のメッセージフォルダの最適化 - えむもじら
<http://level.s69.xrea.com/mozilla/index.cgi?id=CompactFolder>
をみると、若干最適化においてはリスクを伴う、とあります。
もしかしたら、デフォルトにできない理由が(突き詰めると)もっと出てくるかもしれません。


んと、これは若干ニュアンスが違うような気がします。

えむもじらさんとこの記事から、ny さんが仰っているのだろうと思われる部分を抜粋します。
えむもじら さんが書きました:
「フォルダを最適化(このフォルダを最適化)」はディスクスペースが少ない場合には若干の危険を伴います。「フォルダを最適化」を実行するときには、元ファイルの中から未削除メールだけを抜き出して一時ファイルに書き出します。従って、元ファイルが大きな場合にはディスクがあふれる可能性がありますが、おそらくThunderbird はそのあたりのチェックを行っていないので、最悪の場合 Thunderbird がクラッシュする可能性があります。メールフォルダにあまりメールをため込まないことと、適宜「フォルダを最適化」を実行することが重要です。


えむもじらさんの指摘は「ディスクスペースの少ない場合に」リスクが発生するとあります。
そして、これは自動実行に限らず、最適化そのものに由来するリスクですから、
常日頃から、最適化の自動実行を行なうことでファイルサイズを圧縮しておくべきだと思います。

抜粋箇所の最後の一行に記述されているように、
・メールフォルダにあまりメールをため込まないこと
・適宜「フォルダを最適化」を実行することが重要
なのではないでしょうか。

作成者:  ny [ 2009年2月22日(日) 10:26 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ぼてじゃこ さま

私はえむもじらさんのページを参考にして、自分の判断をしていますので、
若干ニュアンスが違うと思われるのは確かにそうだと思います。

まず、というか、念のため、ですが、
えむもじらさんのページでは、
「ディスクスペースの少ない場合に"のみ"、リスクがある」とは書かれていないし、
「ディスクスペースが十分ある場合には、リスクはない(大丈夫)」とも書かれていません。

よって、コードも読まずに推測混じりで書くのは気が引けますが、
ディスクスペース上に、少なくとも最適化したいファイルと同じ容量の、
連続した(断片化していない)空き容量があることが、最適化開始の最低条件になるなのかな、と思っています。
また、
連続した(断片化していない)空き容量があったとしても、
容量とは関係のない別の理由で最適化が失敗するときがあり得る、とも思っています。
ですから、たしかにニュアンスは違うでしょう。

あと、
・メールフォルダにあまりメールをため込まないこと
・適宜「フォルダを最適化」を実行することが重要
の二点、了解のつもりです、が、
普通現実的には、振り分けしてはしては、どんどんどんどんメールは溜まっていきますし、
適宜というのは、ここれまた何をして適宜なのかは、ちょっと漠然としてますよね。
人によって違うでしょう、この場合。メールの量、最適化の頻度、相対的ですよね。

それから一つ、たとえば、自動化ONを勧められた人がいて、
もしかしたら、その人は、KB指定を 1 にしてしまうかもしれません。
このとき多分メールを一つ削除した毎に(常に)「最適化」を実行することになります。
常にコンパクトにはなりますが、この場合は、リスク高まります。とても"適宜"には当てはまらないはずです。
ほんとは推奨値も明記しないといけないでしょうね。

作成者:  ぼてじゃこ [ 2009年2月22日(日) 11:45 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ny さん

確かに Thunderbird ヘルプやナレッジベースの不充分さと云うか、伝わり難さは私も感じています。
どうぞ、ご自身の判断を優先していただけたらと思います。

ちなみに、Mozilla 製品の日本語化については、ご存知かとは思いますが、もじふぉ(Mozilla L10Nフォーラム)
多くの方が参加、活動していらっしゃいます。Mozilla 製品の日本語化などに興味がおありでしたら、どうぞ。

作成者:  ny [ 2009年2月22日(日) 22:57 ]
記事の件名:  Re: 送信済みメッセージの添付ファイルを削除しても、実際のSentファイルでは削除されていない不具合

ぼてじゃこ さま、こちら、みなさま

件に関しては、不明な点は片付いておりますので、ひとまず。
UIの語彙については、何か良い案が浮かんだらご紹介いいただいたページに提案したいと思います。
英語のサイトも相当広くて大変ですが、ぼちぼちのつもりでいます。
いろいろお世話くださいまして、ありがとうございました。

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