現在、会社内にて200台以上のPCにて、Thunderbird 2.0.0.9を使用しています。

しかし、メール作成画面でアドレスサイドバーを表示し、アドレス帳内の自動検索機能を使用中に、突然アプリケーションが強制終了してしまう不具合が10台以上発生しています。
また、落ちた際にエラー報告ウィンドウが表示されるケースと、何一つ画面表示も無く突然アプリケーション全体が終了する場合とあります。

アプリが落ちるタイミングも様々で、「次を検索」欄に全角で名前の候補を入力している最中や、IMEの変換を行ったと同時であったり、「CCに追加」ボタンを押すのと同時であったり、「次を検索」欄に入力した文字を消して再度入力しようと一つキーを押した瞬間、であったり。

個人的には、アドレスサイドバー内の「次を検索」欄に文字列が入力された際の、アドレス帳フィルタリングを行う処理において、２バイト文字の処理に問題があるのでは（プログラム上のバグ）、とも思えるのですが・・・

因みに、作成中メールの自動保存機能（デフォルトで５分毎）が悪さをしている可能性もあると思い、自動保存機能を無効化してみましたが、やはりアドレスサイドバー上で検索中に強制終了してしまう不具合は改善されませんでした。

もし既に対応方法があるようでしたら、ぜひともご教授下さい。

こんにちは。

私の環境下でも同様の現象があります。
がどうも不安定？というか再現条件（法則性）がつかめないのです。
Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.9)
Gecko/20071031 Thunderbird/2.0.0.9 ID:2007103104

過去に以下に報告がありますが詳細がわからず同様に再現性が確認できないのでtestwanted
（様々な環境でのテストを必要としている時に付けられています。 helpwantedとは違い、技術的
なことは求められません。 あなたが最近のビルドを使用して再現テストを行ってくれるだけで私た
ちは十分に助かります。）になっています。
Bug 5471 – クラッシュ、新規メール送信、アドレス帳から受信者を選択後

もし会社内で事情が許すのならば対象外要件かも知れませんが Mozilla Japan の 法人向けサポート
に相談されるのも方法かと思います。
＊あくまでも私見です。

Premireさん、初めまして。
早速の返信、ありがとうございます。

この現象について、当方の会社の環境ではアドレス帳に登録されている件数も多く、受信トレイにメールが１万通置かれているのもザラというヘビーな環境なので、突然パタッとThunderbirdが落ちてしまうこの不具合についても、ライトなユーザでは起きないのかと思っておりました。

しかし、先程の書き込み後に、全く別のPCにThunderbird 2.0.0.9を新規インストールし、ダミーアカウントをセットアップ後、アドレス帳にダミーで２件登録した後、アドレスサイドバーで全角文字を入れて変換したり、それを消したりを繰り返して不具合の再現を試みていたら、15分程度試行して２回ほど、Thunderbirdが予告無しに突然終了してしまう不具合を生で確認しました。
どうやら、データ量などは無関係のようですが、やはり再現率についてはかなり低いです。

また、２回ともに落ちたタイミングが入力文字確定前（変換キーを押すと同時）だったので、もしかしたらMS-IMEの辞書先行読込（変換前に辞書を先読みする機能）でのディスクアクセスと、Thunderbirdでのアドレス帳の自動フィルタリングの処理が、バッティングして起きるのかもしれませんね。
参考までに、一旦漢字変換を実行して直近の変換キャッシュに残っている候補は、以後アドレスサイドバーで何度漢字変換を行っても、Thunderbirdが落ちる事はありませんでした。
半角英数で入力している分には、一度も不具合は再現されなかったので、やはり２バイト文字の処理が絡んでいる可能性は高いですね。

この現象について、当初はBugzillaに登録した方が良いのかと思っておりましたが、mozillaZineを選んだ理由は、（日頃滅多に見る事もない）Thunderbirdのオプション画面中の設定エディタで、アドレスサイドバー上で検索候補が入力された際に、自動的にアドレス候補が絞り込まれる機能について、真偽値などでプロパティ化されていれば、それをOffにする事でこの不具合の発生を抑える事が可能になるかと思い、書き込みした次第です。

アドインなどで、アドレスサイドバー上の「次を検索」欄そのものを消し去ってしまい、その代わりアドレスの絞込みを行いたい人は、新しいアドレス帳を複数作って宛先を仕分けすれば、最悪の場合それでも運用は可能になりますので、もしこの機能を無効化するような手段があれば、教えて頂けると幸いです。

そうなんです。
私も新規プロファイルでダミーアカウントでダミーアドレス帳で試したのですが、再現性がよ
くわかりませんでした。
同じアドレスでも問題なく検索できる時もあったり、時として連続して強制終了したり・・・。
Taka さんも突き止めているように2バイト文字の絡んでいることはおよそ確かなようです。


考える事が同じなので驚きました。
about:config（設定エディタ）で何かしらのパラメータを変更すれば検索機能を無効化できる
かもとCategory:Thunderbird - MozillaZine Knowledge Baseを検索したりしましたが、
私には発見できませんでした。
またアドオン（拡張機能）でこの問題を補う物があればと探したこともありましたが、英語圏では
どうやらほとんど問題になっていないような不具合のようで無かったように記憶しています。
それ以来、アドレス帳の検索機能はほとんど使用しないで宛先入力欄にてアドレス自動補完
機能だけを利用するようにしています。

検索機能自体は無効化できないかもですが、CSS 等で表示自体を隠してしまう方法がある
のかも知れません。私はそこまでしようとは思っていないので検索もしていません。

という事でお役に立てずで申し訳ないのですが、せめて再現性とその法則性だけでも判明す
ればBugzilla（Bugzilla-jp）に報告できるのですが・・・・。

# 件名を一部変更しました。

なるほど、Premierさんも全く同じ筋で本家のサイトを調べていたりしたんですね。
あと、前の書き込みでPremierさんの名前のスペルが違っていた事に気がつきました

他のメーラーと違い、カスタマイズ・フリーなThunderbirdなら、確かにCSSを用いてアドレスサイドバーのルックスを変え、検索フォームそのものを消してしまう事も可能かもしれませんね。
Webスクリプト系は、私はCGIで止まってしまっている人間なので 、CSSやxpiアドインの勉強を今からするには無理がありそうです。
何とか、確定的にこの現象を再現する手順さえ見付けてしまえば、おっしゃる通りBugzillaにも現象を登録出来るんですが…

そういえば、フォーラムを開いた際にThunderibrd Portable 2.0.0.6でも、アドレス検索時に文字入力をするとアプリケーションが落ちる、という同様の内容の書き込みがありますね。
再現性は低いものの、症状そのものが「予告なしにアプリケーションが落ちる（消える）」という、結構シリアスな現象なので、ダメ元でMozilla Japanの法人窓口に当方の社名付きでメールを出してみます。

もしかしたら、日本語ローカライズの際に書かれたコード（本家とは無縁のMozilla Japan独自の著作コード）に起因する現象かもしれず、そうなると余計に本家や英語圏では対応してくれない可能性も高いので、もしMozilla Japanさんやパートナー企業のご担当者様から、良い返事が頂けたらこちらにも報告させて頂きます。

初めまして。

私の会社でもこのたびThunderbirdを導入し、同じ現象で困っております。
本日テストPCにて再現性を突き止めていたところ、100%の再現性を発見し、
他の２台のPCにて同様の操作を行ったところ、同じく再現いたしましたので、
Premier様の書き込みにリンクのあるbugzillaに追記をいたしました。

是非時期バージョンアップで解消されることを望んでおります。


テスト環境
OS：Windows XP Professional SP2
Thunderbirdバージョン：2.0.0.14 (20080421)