MacOS 10.4.11, Thunderbird 2.0.0.9 の環境です。

受信メールを、ファイル→別名で保存（ファイル）で保存すると、「xxx.eml」という形式のファイルで保存されます。
この xxx.eml をダブルクリックして開くと、新しいウインドウでこのメッセージが表示されます。この時には普通に文字化けせず表示されています。

このウインドウの「返信」ボタンを押して返信メッセージ作成の新しいウインドウを開くと、このウインドウの
1) ウインドウの一番上のタイトル部分（「作成: Re: 」のあとに元メッセージの件名が表示される部分）
2) 宛先：の部分
3) 件名：の部分
の中の日本語文字が文字化けしてしまいます。
本文の部分は文字化けしていません。

ここで、返信メッセージを入力して送信しようとすると、
「現在の文字エンコーディングでは使えない文字が......
　.....」
という長い警告文が出て、（そのまま送信）（キャンセル）（UTF-8で送信）
の三つのボタンが出てきます。
そのまま送信でも、UTF-8で送信しても、メッセージ本文の文字は化けずに送信されるようです。

実用上は表示が化けているだけで問題なく使えるようですが、特に「宛先」部分が文字化けしていると、返信先が正しいかどうか・別のアドレスに飛んでいってしまわないかどうかとても不安になり、不便に思います。

なお、普通の３ペインの「メールとニュースグループ」のウインドウで「返信」するときにはこのような文字化けはおこりません。

Thunderbird の文字エンコードの設定は送信・受信とも 日本語(ISO-2002-JP) にしています。正しくない推測かもしれませんが、エラーメッセージから見ると、この文字化けするときのウインドウでは、設定にかかわらず「文字エンコードがUTF-8になってしまう」ということなのでしょうか。
MacOSだけでの不都合でしょうか、できればご検証いただき、何か対処法があればお教えください。よろしくお願いいたします。

以下、検証の報告と言う事で。


Thunderbird 2.0.0.9 で Mac OS X 10.5.1 と Windows Xp Home SP2 の環境で
Thunderbird から送信されたメールと OE から送信されたメールを .eml で書き出して検証してみました。
Mac も Win もどちらから送信されたメールともに上記の動作再現しますね。
プラットホーム依存の問題ではなく、Thunderbird 側の問題ではないでしょうか。

余談ですが、Thunderbird: Base64 でエンコードされた本文の検索問題で進展 - えむもじらのタイトルで
base64 絡みの bug が "えむもじら" で紹介されてたので bugzilla.mozilla.org を覗いていたら
Bug 383118 – text broken subject and quoted text when reply attached mail (base64 iso-2022-jp )
の論議の中で以下の話しが出てましたが、本件に関連するのでしょうかね?
Bug 314351 – Reply to .EML or message/rfc822: problems with MIME-encoded headers

# 検証していて気付いたのですが Mail.app が自分がデフォルトメーラーだと言い張ってます。困ったもんだ。

POCH 様、

ご検証ありがとうございました。
Thunderbird 側の問題と理解いたします。（Mac 固有の問題に時々悩まされたりあきらめたりしているので、Windowsでも同じとわかり少し安心？しました。）

その後わかったことを追加で書きますと、
１．
書き出された .eml ファイルは、JeditXで開いてみると、日本語エンコードは 「日本語 (ISO 2022-JP)」で、改行タイプは「UNIX(LF)」であるらしい。（ユニコードUTF-8ではない）

２．
通常のウインドウから受信メールをダブルクリックしてそのメールのウインドウを開いてから（ .eml ファイルを開いたのと外観は同じに見える）「返信」しようとしても文字化けはおこらない。

この２点にどの様な意味があるか私にはわかりませんが、解決の何かのヒントになるようなことでしょうか。