apj さん、EarlgreyTea と申します。
Mac環境のようですが、私はWindowsユーザーで手元に環境がありませんので、慎重に状況把握から始めさせていただきます。
apj さんが書きました:
自宅ではMac OSが10.14なのでThunderbirdもこの環境で使える最新のもの、職場では事情によりMac OSが10.13.6なのでこのバージョンで使用可能な115.18.0を使っています。
問1:自宅と職場の両方で Thunderbird のバージョンは「115.18.0esr」という理解でよろしいでしょうか。
システム要件(Mac)は下記となってますね。
- 115esr系列:macOS 10.12 or later
- 128esr系列:macOS 10.15 or later
apj さんが書きました:
メールは、
~home/Library/Thunderbird/Mail
の中にある、
Windows の場合の「%APPDATA%\Thunderbird\Profiles」フォルダーに相当するものが「~home/Library/Thunderbird/Profiles」に配置され、その中に各プロファイルがあり、そのプロファイルフォルダー内にPOPアカウントのメールデータを保存する「Mail」フォルダーがあるという理解だったのですが…
問2:プロファイルやメッセージデータの置き場所を標準から変更されているのでしょうか。
apj さんが書きました:
普段の職場と家の同期は、Mailフォルダをコピーするという方法で行っています。
問3:それはポータブルなストレージにコピーして持ち運びしているということでしょうか。
職場での作業終了時に
Thunderbird を終了してから外部ストレージにコピーし、それを自宅環境にコピー
してからThunderbirdを起動する。
自宅→職場もその逆を行う、そういう感じでしょうか。
もし、Googleドライブ、OneDrive、iCloud Drive 等のようなサービスを介し、常時同期のような方法で行っていたとすると問題が生じる場合があります。
apj さんが書きました:
本日、自宅環境で受信後のMailフォルダを職場環境にコピーした後、職場のThunderbirdで受信箱(最初にメールが入るところ)のメールを開こうとしたところ、リストのダブルクリックで別ウィンドウが開くのですがそこに何も表示されないものがでてきました。
これが問題の症状ですね。
apj さんが書きました:
本日職場で受信したメールは問題なく表示されていますし、過去のメールも問題なく表示できているものもあります。
問題が起きているのは一部のメールということですね。
apj さんが書きました:
〇一度白紙状態を表示してしまうと、メッセージを保存してemlファイルを作っても、emlファイルの中身も白紙状態で、内容も送信者情報も書き出せない。151バイトしかないファイルができる。
〇コピーした直後にメールの中身を見ないで、リストからメールを選んで保存してemlファイルにすると、Macのメールアプリで開いて送信者やメール本文など内容を見ることができる。
興味深い現象です。
何らかの不整合が起きていることが考えられますが、今コメントするのは控えておきます。
先に確認しておきたいことがあります。
問4:アカウント設定>サーバーにて、
- サーバーの種類:「POP メールサーバー」
- メッセージの格納形式:「フォルダー単位 (mbox 形式)」
の設定ということでよろしいでしょうか。
問5:Mailフォルダーをコピーする際、上書きコピーでしょうか。それともコピー先をいったん削除してからの新規コピーでしょうか。
apj さんが書きました:
同じような症状について検索し、フォルダーの最適化や、global-messages-db.sqliteの再作成はしたのですが改善しません。
なぜか、ネットで検索して最初にフォルダーの「最適化」をされる方が見受けられるのですが、この場合は最初にやるべきことではないと思います。
最適化というのは日本語版ローカライズでそういう名称になっていますが、元の英語版では「Compact」であり、削除済メールを本当に削除してサイズを圧縮する機能です。
フォルダーの異常を修復するものではないし、異常なときに行うとむしろ修復するチャンスを失うことがあります。
まず、なにかやる前にプロファイル(メッセージデータ含めて)のバックアップです。
その後で「フォルダーを修復」を行います。
フォルダーペインでフォルダーを選択してメニュー(Windowsでいう右クリックメニュー)を出し、プロパティ>一般情報を開くと「フォルダーを修復」ボタンがあります。
これを例えば「受信トレイ」で行うと、メッセージデータ本体の「Inbox」ファイルに合わせて「Inbox.msf」ファイルを再作成します。
global-messages-db.sqlite の再作成というのは、グローバル検索結果がおかしい場合や動作が重いという場合の対処法になります。