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Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=17981 |
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作成者: | f-angel-mzzj [ 2020年5月02日(土) 23:52 ] |
記事の件名: | Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
環境: Windows7(ESU) or 10 + Thunderbird 68.x Thunderbird 68.x 日本語版では、メール送信時のヘッダが Content-Language: en-US に固定されています。本文が日本語として、"en-US" を "ja" ないし "ja-JP" に どのようにしたら変更できるでしょうか。 以前のThunderbirdではダミーのスペルチェック辞書(ja.aff,ja.dic)を生成し、 オプションで辞書の言語を"日本語"と切り替えることに連動して "Content-Language: ja" と設定できる技がありましたが、WebExtention化 されてからこれが通用しなくなりました。 とあるマルチリンガルの方から日本語で来るメールヘッダが Accept-Language: ja, en-GB Content-Language: ja と、プロトコルとして極めて丁寧かつ真面目に主張されてくるのですが、 私が en-US でなく Queen's English を習ったのは○○年前で忘却の彼方。 やむなく日本語で返す返信のヘッダをせめて "Content-Language: ja" で送ってあげたいなと思った次第です(苦笑) 余談: MIMEの"Content-type:"ヘッダが幅を利かせる一方、 "Content-Language:" まで付加されたメールはなかなか見かけません。 RFC3282によるとマルチリンガルな送出コード(例えばISO 8859-1) で書かれたメール本文を言語ローカルの文字コードに変換したり、 自動翻訳する際の識別子として想定されたようです。 Thunderbird, Outlook の他でデフォルト付加しているメーラーは どの程度あるのかな? |
作成者: | EarlgreyTea [ 2020年5月03日(日) 15:12 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
f-angel-mzzj さんが書きました: オプションで辞書の言語を"日本語"と切り替えることに連動して "Content-Language: ja" と設定できる技 技というか、元々そういう仕様のようです。 メール作成画面右下に言語切り替えがあって、そこにはスペルチェック辞書がインストールされた言語しか表示されません。 個人的には、 本来そこは言語パックをインストールした言語が選択できるべきで、 言語を選択したのち、スペルチェックを行うかどうかのオプションがあるべきじゃないかな、 とは思います。 通るとは思えませんが、bugzilla.mozilla.org に要望を出してみたらどうでしょう。 |
作成者: | mar [ 2020年5月06日(水) 11:36 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
Thunderbird メールの "Content-Language"、今まで気にしていませんでした。 リリース版では Thunderbird 52.0 以降でヘッダに追加されるようになったみたいです。 https://www.thunderbird.net/en-US/thund ... easenotes/ 引用: Dictionary setting is restored when editing a draft. Content-Language header (RFC 3282) transmitted with message. もちろん、最新の 68.8 まで "Content-Language: en-US" でした。 他のメーラーで確認できたのは、 Microsoft Outlook (15.0, 16.0) は有り、"Content-Language: ja" SeaMonkey 2.49 (Gecko 52.0), 2.53 (Gecko 60.0) は無し。 Shuriken 無し。 Windows Live Mail 無し。 gmail.com, yahoo.co.jp, outlook.com のウェブメール系も無し。 iPhone, ezweb, 旧PHS等のモバイル系もすべて無しでした。 |
作成者: | mar [ 2020年5月06日(水) 12:05 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
mar さんが書きました: リリース版では Thunderbird 52.0 以降でヘッダに追加されるようになったみたいです。 編集時にインストールされた全言語のスペルチェック辞書が適用されてしまうのを避けるため、Thunderbird 50.0 beta で追加。 Bug 1169184 - Save spell checking language with draft message and restore/remember it when editing the draft (Implement Content-Language header) https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1169184 フィンガープリントになり得るため、Thunderbird 73.0 beta で抑制する設定を追加。 "mail.suppress_content_language" : false (default) Bug 1370217 - Option to override/turn off Content-Language header https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1370217 結局、Content-Language ヘッダーがスペルチェック辞書の言語と連動するのは変わらないみたいです。 # なぜ Thunderbird のスペルチェック辞書の設定に限定しなかったのか |
作成者: | mar [ 2020年5月06日(水) 12:30 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
f-angel-mzzj さん、 f-angel-mzzj さんが書きました: 以前のThunderbirdではダミーのスペルチェック辞書(ja.aff,ja.dic)を生成し、 オプションで辞書の言語を"日本語"と切り替えることに連動して "Content-Language: ja" と設定できる技がありましたが、WebExtention化 されてからこれが通用しなくなりました。 スペルチェック辞書のダウンロードページから適当な言語のアドオンをダウンロードして、日本語に書き換えてみてください。 https://addons.thunderbird.net/ja/thund ... age-tools/ manifest.json コード: {"applications": {"gecko": {"id": "ja@dictionaries.addons.mozilla.org"}}, "version": "0.1", "dictionaries": {"ja": "dictionaries/ja.dic"}, "name": "日本語ダミー辞書", "manifest_version": 2} dictionaries フォルダーに、ダミーの ja.dic と ja.aff ファイルをコピーする。 |
作成者: | EarlgreyTea [ 2020年5月06日(水) 18:03 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
mar さん、情報提供ありがとうございます。 mar さんが書きました: Bug 1169184 - Save spell checking language with draft message and restore/remember it when editing the draft (Implement Content-Language header) https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1169184 上記バグチケット読みましたが、編集中のスペルチェック辞書の設定を保存するのが目的なら、そのためにプロトコル上の意味を持つ Content-Language ヘッダーを流用しちゃったのが誤りだったように思います。 当初の X-Mozilla-Draft-Info ヘッダーでよかったのに、どうして心変わりしちゃったんでしょうね。 mar さんが書きました: Bug 1370217 - Option to override/turn off Content-Language header https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1370217 beta版の Thunderbird 76.0b3 で試してみました。 設定エディターで mail.suppress_content_language を true にすると、Content-Language ヘッダーが挿入されなくなりました。 mar さんが書きました: スペルチェック辞書のダウンロードページから適当な言語のアドオンをダウンロードして、日本語に書き換えてみてください。 辞書アドオンは署名されてなくて簡単に書き換え可能だったんですね。 ダミー辞書で日本語設定できることを確認しました。 |
作成者: | EarlgreyTea [ 2020年5月06日(水) 19:28 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
mar さんが書きました: 他のメーラーで確認できたのは、 Microsoft Outlook (15.0, 16.0) は有り、"Content-Language: ja" SeaMonkey 2.49 (Gecko 52.0), 2.53 (Gecko 60.0) は無し。 Shuriken 無し。 Windows Live Mail 無し。 gmail.com, yahoo.co.jp, outlook.com のウェブメール系も無し。 iPhone, ezweb, 旧PHS等のモバイル系もすべて無しでした。 メジャーなメールソフトでは Outlook しか使ってないということですね。 そういう意味では 送信時に Content-Language はいらない(抑制する)という選択肢は理解できますが、Outlook に合わせるという選択肢もありかもしれません。 もう少し、メジャーな Outlook に合わせるという考えを取ってくれたなら、特に日本のユーザーにとってはメリットがあるのになあ、と思います。 例えば
2つ目の問題に関しては、日本語版においては「他の表記体系」にも「日本語」のフォント設定を規定で入れておくというのでもいいですが、Content-Language: ja とヘッダーに入るのなら、それで言語判定をしてフォントを切り替えるようにする、という方法も取れるだろう(※現在はそうなっていません)と思います。 |
作成者: | f-angel-mzzj [ 2020年5月12日(火) 01:10 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
EarlgreyTeaさん、marさん、調査と投稿のお手間いただき恐縮です。 手元で確認してから返信するつもりでしたが、 持ち帰っていたWin10上のテスト環境が連休中に起動不能となってしまい、 再インストールしてユーザーデータのみ仮復旧した状態で連休明けから 運用のため遠方に持ち出されてしまいました。戻るまであと1週間お預けです。 mar さんが書きました: スペルチェック辞書のダウンロードページから適当な言語のアドオンをダウンロードして、 日本語に書き換えてみてください。 manifest.json WebExtentionではこのファイルの書き換えを要したわけですね。 気が付きませんでした。 mar さんが書きました: 他のメーラーで確認できたのは、 Microsoft Outlook (15.0, 16.0) は有り、"Content-Language: ja" SeaMonkey 2.49 (Gecko 52.0), 2.53 (Gecko 60.0) は無し。 …… モバイル/クラウドでない環境から着信した業務メールでは Content-Language: ja(まれにja-JP)が付いた物が多かったので、 もっとメジャーかと思ってました。 実際は周囲がOutlookだらけだったということかも。 EarlgreyTea さんが書きました:
他のメールソフトでは問題ないのに Thunderbird でだけ文字化け(代替文字の埋め込み) する。
規定フォントが「メイリオ」になっているが、これはISOー2022-JPじゃないと使われない。 既定エンコーディングの「Unicode (UTF-8)」では対象言語「他の表記体系」の 欧文フォントが使用されるため、「なんか表示が変」となる。 Thunderbird Ver.38とVer.52での「改悪」ですね。 「喋るときは相手が理解出来る言葉を選んで厳格に。 聞くときは相手になまりや方言があっても寛容に。」 というInteroperabirityの理念を忘れ、柔軟性を失ったことは残念に思います。 |
作成者: | f-angel-mzzj [ 2020年5月16日(土) 21:37 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
やっと Windows10+Thunderbird68.8.0の個体が手元に戻ってきました。 余りエレガントではないと思いますがとりあえずの変更手順: 1. https://addons.thunderbird.net/ja/thund ... age-tools/ から en-USスペルチェック辞書をThunderbird自体でアドオンとして読み込む。 2. ユーザープロファイル/extentionsにあるen-USスペルチェック辞書アドオンxpiファイルを コピーし、拡張子を.zipに変更して中身をエクスプローラーで展開。 3. 展開先/dictionaries/en-US.{aff,dic}を ja.{aff,dic}にリネーム 展開先/manifest.jsonの中身を書換え 4. エクスプローラーの"送る>圧縮(zip)フォルダー"で再度zipファイル化し、 ファイル名を"ja@dictionaries.addons.mozilla.org.xpi"にリネーム 5. Thunderbirdのアドオンマネージャー画面から”ファイルからアドオンをインストール"で xpiファイルを読み込む。 6. Thunderbirdの オプション>編集>スペルチェック>言語の辞書 で"日本語"を選択。 以上の操作で、ようやく送信メールのContent-Language: ヘッダの変更が実現しました。 User-Agent: Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; rv:68.0) Gecko/20100101 Thunderbird/68.8.0 MIME-Version: 1.0 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp; format=flowed; delsp=yes Content-Language: ja ←★ Content-Transfer-Encoding: 7bit ご教示に感謝します。 |
作成者: | philopon [ 2020年10月13日(火) 16:10 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
環境: macOS 10.13.6 + Thunderbird 78.3.2 つい数日前にThunderbirdをインストールして使い始めた初心者です。 メール送信時のヘッダが、 Content-Language: en-US となってしまうのを修正したくて検索していたら、このページにたどり着きました。 f-angel-mzzjさんが、1つ前の投稿にまとめた日本語ダミー辞書を作る方法を試しましたが、 「ファイルからアドオンをインストール」の際に、 「このサイトからダウンロードしたアドオンは、壊れているのでインストールできませんでした。」 と表示され、日本語ダミー辞書を使うことができません。 en-USスペルチェック辞書アドオンxpiは、Thunderbird 78系に対応した最新版を使っています。 変更手順は、一字一句、忠実に実行したつもりです。 それぞれのファイルの文字コードも、元のファイルから変化していないことも確認しました。 MacでZip圧縮するときに、余計なファイルを追加しないように、 MacWinZipper 2.7を使用してZip圧縮しました。 https://tida.co.jp/macwinzipper もしかして、Thunderbird 78から、日本語ダミー辞書を作っても、 ダミーかどうか検出するような仕様になっているのでしょうか? Thunderbird 78で、日本語ダミー辞書をインストールを成功させる方法をご存知の方がいましたら、 教えていただけたら助かります。 日本語以外でメールを書く場合や、複数の言語が混在している場合などを考えると、 そもそも、このヘッダが無くてもいいようにも思えてきます。 多くのメーラーでも Content-Language: のヘッダは使っていないようですし。 EarlgreyTeaさんが、 「設定エディターで mail.suppress_content_language を true にすると、Content-Language ヘッダーが挿入されなくなりました。」 と書いていましたが、設定エディターもmail.suppress_content_languageも、 どこにあるのかわからず、何をどうしていいのかわかりませんでした。 Thunderbird 78で、Content-Language: のヘッダをオフにする方法をご存知の方がいましたら、 教えていただけたら助かります。 お忙しいところ、恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。 |
作成者: | EarlgreyTea [ 2020年10月14日(水) 06:19 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
philopon さんが書きました: f-angel-mzzjさんが、1つ前の投稿にまとめた日本語ダミー辞書を作る方法を試しましたが、 philopon さんが書きました: en-USスペルチェック辞書アドオンxpiは、Thunderbird 78系に対応した最新版を使っています。 変更手順は、一字一句、忠実に実行したつもりです。 f-angel-mzzj さんの Posted: 2020年5月16日(土) 21:37 はあくまで解決しましたという報告で、分からない人に説明する意図で書かれたものではありません。 読み手が知ってる前提なのであいまいで不十分です。 どのように書き換えるかというところを省いていますので、それは mar さんの Posted: 2020年5月06日(水) 12:30 が前提となっています。 「一字一句、忠実」ではなく「参考にして臨機応変」な気がします。 philopon さんが書きました: MacでZip圧縮するときに、余計なファイルを追加しないように、 MacWinZipper 2.7を使用してZip圧縮しました。 Mac特有のリソースファイルを入れたりしないのはもちろんですが、もしかして en-USスペルチェック辞書を展開した際の入れ物のフォルダーごとzipに入れてしまってませんか。 中身の dictionaries フォルダー、icon.png、manifest.json を選択してzip化→xpi です。 philopon さんが書きました: 設定エディターもmail.suppress_content_languageも、 どこにあるのかわからず、何をどうしていいのかわかりませんでした。 設定エディターはThunderbirdのオプション>一般 の一番下にボタンがあって、そこから開きます。 mail.suppress_content_language を検索し、ダブルクリックで値を変更できます。 |
作成者: | philopon [ 2020年10月15日(木) 13:50 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
EarlgreyTea様 ご教授いただきありがとうございました。 どちらの方法も成功しました。 日本語ダミー辞書を作る方法についてですが、 おっしゃるように、入れ物のフォルダーを省き、 中身の dictionaries フォルダー、icon.png、manifest.json を選択してzip化で、 動作する日本語ダミー辞書を作ることができました。 もちろん、manifest.jsonの内容は、 mar さんの Posted: 2020年5月06日(水) 12:30の通りに書き換えています。 設定エディターとmail.suppress_content_languageも、見つけることができました。 あまりにも初歩的な質問で、お手数をおかけしました。 |
作成者: | Guest2348 [ 2020年11月21日(土) 21:52 ] |
記事の件名: | Re: Thunderbird 68.x で Content-Language: "ja" にしたい |
EarlgreyTea さんが書きました: 通るとは思えませんが、bugzilla.mozilla.org に要望を出してみたらどうでしょう。 1678812 - "Content-Language: en-US" is set in the header of Japanese messages https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1678812 |
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