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エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=17577 |
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作成者: | maimaipapa [ 2019年5月22日(水) 16:00 ] |
記事の件名: | エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
はじめて投稿させていただきます。 「Office365 Outlook」を利用しています。IMAP設定でThunderbirdからメール送受信しています。 Thunderbird:60.6.1 OS:windows10 pro(1809) 通常は、Header Fromはのプライマリアドレスに設定しているのですが、エイリアスアドレスをHeader Fromとして書き換えて送信した際に、プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される本来の挙動と異なり、エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信されています。 Outlook OWAから送信するときは正常に送信されています。 この現象は、Thunderbirdの仕様でしょうか? ご存知の方がおられましたらご教授お願いいたします。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2019年5月23日(木) 14:25 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
具体的な内容を書くとスパム判定されて投稿できなかったので、Thunderbird でエンベロープ関連の設定が可能かどうかに絞って……。 標準状態の Thunderbird では、電子メールのエンベロープに関わる要素を、ユーザーが任意に設定する項目はありません。 下記はだいぶ古いトピックなので、最新バージョンの Thunderbird で通用するかはわかりませんが、このフォーラムの中では関連しそうなトピックなので、とりあえずの参考にしてみてください。 (参考) ・Envelope-fromの設定について forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=6644 ぼくはそこまでできていませんが、RFC 5321 あたりをきちんと読み込めば、古い RFC 821 からの変更点や、Thunderbird の現状の動作に関する是非が見えてくるだろうと思います。 そして、もし Thunderbird 側の修正が必要であるなら、どこを修正すべきかを Bugzilla に報告することで、開発陣に対応してもらえるかもしれません。 とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。 (おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。 |
作成者: | maimaipapa [ 2019年5月23日(木) 17:07 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
ご連絡ありがとうございます。 返信の作法がよくわかっていないので申し訳ございません。 変な書き方になっているかと思いますがご容赦ください。 偶然的通行人 さんが書きました: 具体的な内容を書くとスパム判定されて投稿できなかったので、Thunderbird でエンベロープ関連の設定が可能かどうかに絞って……。
標準状態の Thunderbird では、電子メールのエンベロープに関わる要素を、ユーザーが任意に設定する項目はありません。 下記はだいぶ古いトピックなので、最新バージョンの Thunderbird で通用するかはわかりませんが、このフォーラムの中では関連しそうなトピックなので、とりあえずの参考にしてみてください。 (参考) ・Envelope-fromの設定について forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=6644 →ご紹介いただいた過去の書き込みをみせていただきました。 ぼくはそこまでできていませんが、RFC 5321 あたりをきちんと読み込めば、古い RFC 821 からの変更点や、Thunderbird の現状の動作に関する是非が見えてくるだろうと思います。 そして、もし Thunderbird 側の修正が必要であるなら、どこを修正すべきかを Bugzilla に報告することで、開発陣に対応してもらえるかもしれません。 →RFCなどを理解できるレベルのユーザーではないので、しきいが高いと思っています。 Outlook2013 で同様のことを行ってもみましたら、「プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信」されましたので、Thunderbirdのバグあるいは仕様なのだと思っています。 とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。 (おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。 |
作成者: | maji [ 2019年5月26日(日) 23:51 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
maimaipapa さん、maji とゆ者です。 二連投します。 一投目、投稿の整理です。 ご本人から maimaipapa さんが書きました: 変な書き方になっているかと思いますがご容赦ください。 とあったので出し意と思われる形に編集しました。 内容確認ください。 maimaipapa さんが書きました: ご連絡ありがとうございます。
返信の作法がよくわかっていないので申し訳ございません。 変な書き方になっているかと思いますがご容赦ください。 偶然的通行人 さんが書きました: 具体的な内容を書くとスパム判定されて投稿できなかったので、Thunderbird でエンベロープ関連の設定が可能かどうかに絞って……。 標準状態の Thunderbird では、電子メールのエンベロープに関わる要素を、ユーザーが任意に設定する項目はありません。 下記はだいぶ古いトピックなので、最新バージョンの Thunderbird で通用するかはわかりませんが、このフォーラムの中では関連しそうなトピックなので、とりあえずの参考にしてみてください。 (参考) ・Envelope-fromの設定について forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=6644 →ご紹介いただいた過去の書き込みをみせていただきました。 偶然的通行人 さんが書きました: ぼくはそこまでできていませんが、RFC 5321 あたりをきちんと読み込めば、古い RFC 821 からの変更点や、Thunderbird の現状の動作に関する是非が見えてくるだろうと思います。 そして、もし Thunderbird 側の修正が必要であるなら、どこを修正すべきかを Bugzilla に報告することで、開発陣に対応してもらえるかもしれません。 →RFCなどを理解できるレベルのユーザーではないので、しきいが高いと思っています。 Outlook2013 で同様のことを行ってもみましたら、「プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信」されましたので、Thunderbirdのバグあるいは仕様なのだと思っています。 偶然的通行人 さんが書きました: とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。 (おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。 |
作成者: | maji [ 2019年5月26日(日) 23:58 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
maimaipapa さん、maji です。 二連投の二投目、 私なりのアドバイスです。 maimaipapa さんが書きました: Outlook2013 で同様のことを行ってもみましたら、 「プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信」されましたので、 Thunderbirdのバグあるいは仕様なのだと思っています。 私は Outlook側の仕様だと思ってます(私見)。 まず Thunderbird側の仕様としての「プライマリアドレス」「エイリアスアドレス」てな用語を 私は聞いたことがありません。 (私が知らないだけかも知れませんが。) たぶんソレは Outlookの中での用語ではないかと私は思います(推測)。 Thunderbirdには「差出人情報を管理する」機能があり これを使い差出人情報( From:~ の情報)を事前に複数用意した上で選択することが出来ます。 これがたぶん Outlookで表現するところの「エイリアスアドレス」になるのでしょうか。 で、 そもそも Thunderbird には Envelope From(Mail From) を設定する機能は標準ではありません。 よって どんな Envelope From(Mail From) を付けるかはサーバ側の作業となります。 ----- maimaipapa さんのお使いの Thunderbird/IMAP の設定で 「送信控え」の設定はどうなってますか? もし「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」の設定にチェック入っていれば 「送信済トレイ」に残ってるメールは Thunderbirdが作ってるもののはずです。 送信済トレイに残っているメールの「ソースを表示」により 該当メールのヘッダー部分を確認してもらい その中に Envelope From(Mail From) に係わる表記があるかどうかを確認ください。 たぶん 無い のではと思います(推測)。 もしそこに無くて送信先の相手にどいてるメールに Envelope From(Mail From) が付いていれば それはサーバが付与したものでしょう。 まずはそのあたりから確認切り分けを行いましょう。 ----- なお 「そもそも Thunderbird には Envelope From(Mail From) を設定する機能は標準ではありません」 と記しましたが Envelope From(Mail From) 情報を含め Thunderbird は標準では付けないヘッダー情報を 「カスタム」に追加する機能は持っています。 この「カスタム」な機能を使って Envelope From(Mail From) 情報をヘッダに追加するテクニックが 偶然的通行人 さんのアドバイスの中でリンク紹介された記事に書かれてます。 ただしあくまで「カスタム」なものなので その前提で記事参照ください。 ----- では。 . |
作成者: | maimaipapa [ 2019年5月27日(月) 10:34 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
majiさん、アドバイスありがとうございます。 maji さんが書きました: まず Thunderbird側の仕様としての「プライマリアドレス」「エイリアスアドレス」てな用語を 私は聞いたことがありません。 (私が知らないだけかも知れませんが。) 説明不足で申し訳ございません。「プライマリアドレス」、「エイリアスアドレス」は、オフィス365の登録アドレスのことです。 majiさんがおっしゃるようにThunderbirdの用語ではありません。 maji さんが書きました: もし「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」の設定にチェック入っていれば 「送信済トレイ」に残ってるメールは Thunderbirdが作ってるもののはずです。 送信済トレイに残っているメールの「ソースを表示」により 該当メールのヘッダー部分を確認してもらい その中に Envelope From(Mail From) に係わる表記があるかどうかを確認ください。 たぶん 無い のではと思います(推測)。 おっしゃるとおり、送信トレイに残っているメールには、Envelope From(Mail From)に関わる表記(Return-Path)はございませんでした。 送信元アドレス(「差出人情報を管理する」機能を利用して「Office365」のエイリアスアドレスに変更したアドレス)、送信先アドレス、送信場所が同じであるにも関わらず、Outlook 2013から送信して受信したメールのヘッダーとThunderbirdから送信して受信したメールのヘッダーに含まれる「Return-Path」のアドレスが異なるため、Thunderbird(あるいはOutlook)の仕様ではないかと思った次第です。 |
作成者: | maji [ 2019年5月27日(月) 20:41 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
maimaipapa さん、maji です。 maimaipapa さんが書きました: 説明不足で申し訳ございません。 「プライマリアドレス」、「エイリアスアドレス」は、オフィス365の登録アドレスのことです。 majiさんがおっしゃるようにThunderbirdの用語ではありません。 了解しました。 maimaipapa さんが書きました: maji さんが書きました: もし「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」の設定にチェック入っていれば 「送信済トレイ」に残ってるメールは Thunderbirdが作ってるもののはずです。 送信済トレイに残っているメールの「ソースを表示」により 該当メールのヘッダー部分を確認してもらい その中に Envelope From(Mail From) に係わる表記があるかどうかを確認ください。 たぶん 無い のではと思います(推測)。 おっしゃるとおり、 送信トレイに残っているメールには、Envelope From(Mail From)に関わる表記(Return-Path)は ございませんでした。 検証いただきありがとうございます。 maimaipapa さんが書きました: 送信元アドレス(「差出人情報を管理する」機能を利用して「Office365」のエイリアスアドレスに変更したアドレス)、 送信先アドレス、送信場所が同じであるにも関わらず、 Outlook 2013から送信して受信したメールのヘッダーと Thunderbirdから送信して受信したメールのヘッダーに含まれる「Return-Path」のアドレスが異なるため、 Thunderbird(あるいはOutlook)の仕様ではないかと思った次第です。 今回の maimaipapa さんの検証により 少なくとも Thunderbird側で Envelope From(Mail From)に関わる表記(Return-Path)は付与しておらず、 maimaipapa さんお困りの現象(→ Outlook2013から発信した場合と Thunderbirdから発信した場合の差)は Outlook側の仕様によるものだと整理できました。 ----- では maimaipapa さんこご希望通りに maimaipapa さんが書きました: 通常は、Header Fromはのプライマリアドレスに設定しているのですが、 となる為には、エイリアスアドレスをHeader Fromとして書き換えて送信した際に、 プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される本来の挙動 どうすればヨロシイでしょうか? 私自身は「Office365 Outlook」を使った事が無いので 「どうすれば良いか」について知識は全く持ちあわせてません。 よって もし私が maimaipapa さんの立場であれば ・「Office365 Outlook」のサポート部門に Thunderbirdの送信済トレイに残ったメールのヘッダ部を提示した上で どんな情報を追加付与すれば良いか聞く との行動を取るでしょう。 Microsoftの Office系のコミュニティに質問投稿する手も有りかもしれません。 何を 送信メールに付加すれば良いかが判れば 次はソレをどうやって Thunderbird側で実現するかの検討となります。 今の時点で私がアドバイスできるのはこの程度です。 ----- 以上。 . |
作成者: | maimaipapa [ 2019年5月29日(水) 09:13 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
maimaipapaです。majiさん、ご返信ありがとうございます。 maji さんが書きました: maimaipapa さん、maji です。 今回の maimaipapa さんの検証により 少なくとも Thunderbird側で Envelope From(Mail From)に関わる表記(Return-Path)は付与しておらず、 maimaipapa さんお困りの現象(→ Outlook2013から発信した場合と Thunderbirdから発信した場合の差)は Outlook側の仕様によるものだと整理できました。 ----- では maimaipapa さんこご希望通りに maimaipapa さんが書きました: 通常は、Header Fromはのプライマリアドレスに設定しているのですが、 となる為には、エイリアスアドレスをHeader Fromとして書き換えて送信した際に、 プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される本来の挙動 どうすればヨロシイでしょうか? 私自身は「Office365 Outlook」を使った事が無いので 「どうすれば良いか」について知識は全く持ちあわせてません。 よって もし私が maimaipapa さんの立場であれば ・「Office365 Outlook」のサポート部門に Thunderbirdの送信済トレイに残ったメールのヘッダ部を提示した上で どんな情報を追加付与すれば良いか聞く との行動を取るでしょう。 Microsoftの Office系のコミュニティに質問投稿する手も有りかもしれません。 アドバイスありがとうございます。 Outlookコミュニティに質問してみたいと思います。 |
作成者: | maji [ 2019年5月30日(木) 20:20 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
maimaipapa さん、maji です。 現時点の結論は ・問題の事象は Outlook側の仕様によるもの ・Thunderbirdは「何もしていない」または「何をするのかワカラナイ」状態 かと思います。 では Thunderbirdに何をさせれば maimaipapa さんの「思い」通りになるか お節介ついでに、もう一点だけ。 ----- maimaipapa さんの 「Office365 Outlook + Outlook2013」の環境で 送信前(発信直前)のメールのヘッダー情報を見る事は可能でしょうか? もし可能であれば その送信前(発信直前)メールのヘッダ部分を見ていただき 問題となってる Envelope From(Mail From)に関わる表記の有無を確認ください。 送信前(発信直前)メールのヘッダ部分に Envelope From(Mail From)に関わる表記があり それが送信される事により maimaipapa さんご希望の書式のメールが相手に送られてるのなら、 同じ Envelope From(Mail From)に関わる表記を Thunderbird側の送信前(発信直前)メールのヘッダ部分に追記してやり、 追記されたメールを Thunderbirdから smtp送信してやれば、 maimaipapa さんご希望の書式のメールが相手に送られる可能性があります。 まずは maimaipapa さんの 「Office365 Outlook + Outlook2013」の環境での 送信前(発信直前)メールのヘッダ部分を確認ください。 ----- では。 . |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2019年6月19日(水) 14:28 ] |
記事の件名: | Re: エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される |
素早い応答ができなくて誠に申し訳ありません。 いまさらですが、情報を追記させていただきます。 maimaipapa さんが書きました: →RFCなどを理解できるレベルのユーザーではないので、しきいが高いと思っています。 それは失礼いたしました。 普通は Envelope From など気にもしないで電子メールを送受信しているユーザーのほうが多いと思うので、Header From と区別して Envelope From に言及なさっていた時点で、ついハイレベルなユーザーだという印象を持ってしまいました。 maimaipapa さんが書きました: 通常は、Header Fromはのプライマリアドレスに設定しているのですが、エイリアスアドレスをHeader Fromとして書き換えて送信した際に、プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信される本来の挙動と異なり、エイリアスアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信されています。 maimaipapa さんが書きました: Outlook OWAから送信するときは正常に送信されています。 仰っている「本来の挙動」「正常に送信」が、電子メールの仕様・規格に基づく内容なのか、メールクライアントとしての Thunderbird の仕様なのか、あるいは SMTP サーバーとして働くときの「Office365 Outlook」の仕様・初期設定なのか、それらの諸点を区別して考えたほうがいいんじゃないかと思います。 極論ですが、電子メールの仕様上は不適切だが、そのサーバーの仕様からは意図したとおりの動作=「本来の挙動」ということもありえるからです。 (補足) 電子メール全般の仕様・規格については、RFC を精査すれば Envelope の取り扱に関する MUST や SHOULD などが分かるかと思いますが、個々の場面における実際の動作は、ユーザーが使うメールクライアントや SMTP サーバーの仕様・設定に左右されるのが現実でしょう。 maimaipapa さんが書きました: Outlook2013 で同様のことを行ってもみましたら、「プライマリアドレスがEnvelope From(Mail From)となって送信」されましたので、Thunderbirdのバグあるいは仕様なのだと思っています。 ご利用の「Office365 Outlook」/ Outlook Web App (OWA) は、ブラウザからアクセスして利用するタイプの、文字通りウェブアプリケーションの一種だったはずです。 この場合、サインインしたサーバー上(一般には Exchange Server や Office 365 のウェブサービスだったはず)でメールソフトとして動作しており、その仕様に基づいて電子メールの送信もおこなわれていると思います。 一方、PC にインストールするデスクトップアプリケーションのメールクライアントから電子メールの送信をおこなう場合、近年は SMTP-AUTH(SMTP 認証)がほぼ行き渡ったこともあり、最初にメールを受け取った SMTP サーバーは、認証されたクライアントから申告してきたとおりに通常の From(つまり Header From)の値 = Envelope From で配送するのが一般的な動作のようにみえます。 「Thunderbirdのバグあるいは仕様」かという点に限れば、60.0 のリリースノートに次のような項目があるので、同バージョンでは意図された「仕様」といえるかと思います。(つまり、Header From = Enveple From という扱い...。) (参考) ・MozillaZine.jp >> Blog Archive >> Thunderbird 60 がリリースされた mozillazine.jp/?p=5752 引用: [変更] 差出人アドレスをカスタマイズしている場合、そのアドレスを SMTP の “MAIL FROM” コマンドに使用するようになった (以前は差出人アドレスとして設定されたアドレスを使用)。mail.smtp.useSenderForSmtpMailFrom によって以前の挙動に戻すことが可能 関心がおありなら、この値を変更した Thunderbird 60.x(クライアント)と「Office365 Outlook」(サーバー)の組み合わせで、テストしてみてはいかがでしょう。 (補足) 上述したように、エンドユーザー同士がクライアント側から送受信する通常のメールの多くは、Envelope From と Header From が一致しているのが今時の事情ではないかと思います。Header From がエイリアスアドレスであっても、Thunderbird 60.x はそれを Envelope From に使って SMTP コマンドを実行するし、SMTP-AUTH を通ったのであればサーバー側(「Office365 Outlook」)でも積極的に Envelope From を書き換えるようなことはしない、ということかと......。 おそらく現在では、Envelope From と Header From が常に異なっていて、Envelope From には必ずそのサーバーの管理用アドレス(≒プライマリアドレス)が入るのは、メーリングリストやメールマガジンなどサーバーサイドでの処理が前提になっているものが典型例じゃないでしょうか。 ただし、Becky! Internet Mail のように、Envelope From を任意に設定できるメールクライアントもあるようですし、Web メールや独自の機能を提供しているメールサービスでは、管理用に Envelope From を任意に設定できたり、あるいは最初から独自仕様になっていたりして、送信サーバー側の仕様や設定に左右されるケースはあるかと思います。 ちょっと抽象的な表現が多めですが、とりあえず以上です。うまく伝わらなかったり、的外れな話だったらすみません。 (実験的な送信パターンや仕様がらみの具体的な内容を書くとスパム判定されて投稿できなかったので、詳細は割愛しています。) (おことわり) 現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。 |
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