どうも話に齟齬が生じているようです。
まず、利用環境について確認させてください。
フォーラムの利用について [投稿する前にお読みください]にもありますように一番最初に確認したかったのですが、出先のスマートフォンからのアクセスだったため、込み入ったやり取りは困難でした。
使用されている Thunderbirdのバージョンを教えてください。
OSはWindows 10ですよね?
問題となっているThunderbirdのアカウントは、POP、それともIMAPどちらですか?
また、差し支えなければ利用されているメールサービスはどちらか教えてください。
では本題です。
mvillage さんが書きました:
また、「msgFilterRules-1.dat」はアカウント直下のフォルダーとして作られます。メッセージ保存先内ではありません。
ここに至るまで、
私はPCのローカルドライブのファイルシステム上に存在するフォルダやファイル(つまりエクスプローラーで見たり操作するもの)のことだとばかり思っていました。
「アカウント直下のフォルダー」という表現に違和感を覚えつつも、プロファイルやメッセージ保存先のフォルダー構成を示して、どこのことなのかをお尋ねするつもりでした。
しかし、そうではなく、
Thunderbirdのフォルダーペイン(画面左側のアカウントのフォルダーツリーの部分)の対象アカウント直下にフォルダーアイコンが出ている、という意味だったのですね。
添付ファイル:
フォルダーペインに表示された msgFilterRules-1.dat.jpg [ 57.19 KiB | 表示数: 31381 回 ]
mvillage さんが書きました:
起動時に msgFilterRules-1.dat ホルダーが作られます。
この「ホルダー」はThunderbird内のメールフォルダー(メールボックス)の意味で、
mvillage さんが書きました:
プロファイルはCドライブ、プログラム、受信ホルダーはは物撮り部にあります。
この「ホルダー」は(文脈上)ファイルシステム上のフォルダーとなります。
きちんと区別して書いてほしかったところです。
起こっていることはこうです。
まずメッセージの保存先の(ファイルシステム上の)フォルダーについて、POPの場合を例にして説明しますと、
コード:
「メッセージの保存先」に指定されたフォルダー/
Drafts -- 「下書き」のメールデータ
Drafts.msf
Inbox -- 「受信トレイ」のメールデータ
Inbox.msf
Junk -- 「迷惑メール」のメールデータ
Junk.msf
msgFilterRules.dat -- メッセージフィルターの設定
popstate.dat -- POPの受信済みメールを覚えておくファイル
Sent -- 「送信済みトレイ」のメールデータ
Sent.msf
Trash -- 「ごみ箱」のメールデータ
Trash.msf
こんな感じです。なお、 .msf のファイルは対応する名前のメールフォルダー(メールボックス)を元に生成されるインデックスです。
原因は不明ですが、Thunderbirdが msgFilterRules.dat に書こうとしたけど書き込めない状態だったため、msgFilterRules-1.dat と番号付きのファイルを作ったと思われます。
Thunderbirdは、メッセージの保存先フォルダ-に「msgFilterRules.dat」「popstate.dat」といった予め予約済みのファイル名以外のファイルがあると、メールボックスだと認識してしまいます。
その結果、中身の無いメールフォルダー「msgFilterRules-1.dat」がフォルダーペインに表示される、というわけです。
対策ですが、msgFilterRules.dat に書き込めなくなるような状況を解消する、ということになります。
まず、作業着手する前にThunderbirdを終了させ、メッセージの保存先フォルダー(ご自分で設定されたので場所はわかりますよね?)のバックアップを取っておきましょう。
メッセージフィルターの動作がどうなってるかはわかりませんが、いったん削除して設定し直したほうが無難です。
msgFilterRules.dat、msgFilterRules-1.dat、msgFilterRules-1.dat.msf などを削除しちゃいましょう。
メッセージの保存先フォルダー下のアクセス権の設定に問題がないか確認してください。
同時に複数のThunderbirdでそのフォルダーにアクセスするような運用をしていた場合は、それを改めましょう。