user01 さんが書きました:
下記を参照して旧マシンから新マシンへのプロファイル移行を行ないました。
この作業のあと、「新マシン」で Thunderbird 60.2.1 を起動すると、「旧マシン」で使用していたプロファイルの内容を読み込んで起動し、画面上の操作や表示状態については特段おかしいところはなく、受信の動作だけに問題が起こっている、というお話でしょうか。
以下、そういう解釈を出発点に、述べさせていただきます。
user01 さんが書きました:
・「サーバ設定」-「セキュリティ設定」を下記に変更するとメール受信可能
接続の保護:なし
認証方式:平分のパスワード認証(安全でない)
この場合、ポート番号は 995 のままなのでしょうか。それとも、110 に変更なさっているのでしょうか。
ご提示の症状からざっくりと推測するなら、セキュア通信に関する機能に問題が起こっているように見えます。
Thunderbird 52.9.1 で使っていたプロファイルをそっくりそのまま移行した「新マシン」環境では、Thunderbird 60.2.1 でそのプロファイルを使用していることになりますが、この場合、
(a)52.9.1 で使っていたアドオン(拡張機能)の影響
(b)52.9.1 で施していた設定変更の影響(あれば...)
(c)60.0 で変更された証明書の引き継ぎ異常
といったことが視野に入ってくると思います。
(a)は、Thunderbird 60.2.1 をセーフモードで起動して、既存設定のまま受信動作を試してみることで、アドオン類の影響の有無を切り分けられるのではないかと思います。
(b)は、[設定エディター] を使ってネットワークまわりの設定をいじっていた場合に、そこが原因になることはありそうですが、そういった設定変更はいっさいしていないのなら、調査対象としての優先順位は低くなるでしょう。
(c)は、証明書を適切に使用できなくて、メールサーバーとの接続が確立できないようなことが起こっているのかもしれません。ただ、「送信サーバのセキュリティ設定(SSL/TLS、通常のパスワード)は変更せずにメールの送信は可能」とのことなので、これも可能性は低いかもしれません。
この件については、次の過去トピックもご参照ください。
(参考)
・【レポート】Thunderbird 60.0 で注意しておいたほうがいい変更点
forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=17167
これらとは別に、「新マシン」に導入されているセキュリティ対策ソフトの問題で、Thunderbird の受信動作に対するセキュア通信だけが阻害されているようなことがあるのかもしれません。
(比較テスト)
「新マシン」の環境に、新しいプロファイルを追加作成し、そこに対象サーバーのメールアカウントをいちから設定し、
user01 さんが書きました:
ポート:995
接続の保護:SSL/TLS
認証方式:通常のパスワード
の条件で受信を試してみてはいかがでしょうか。
これで問題なく受信できるのなら、「旧マシン」にあったときからか、プロファイルの移行経過の中か、どこかで部分的にプロファイルのデータが破損した可能性も浮上してくると思います。
一方、これでも同じ問題が起こるのなら、Thunderbird 本体に何らかの異常が起こっているか、セキュリティ対策ソフトなど外部の干渉があるか、そのあたりに原因が潜んでいる可能性が高くなるのではないでしょうか。
とりあえず気になった点を書いてみました。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。