返信メールを作成する際、全文引用にすると、引用部分の文字の色が青くなります。
返信文章を書くとその文字は青かったり黒かったりします。

どちらか統一されていれば実際のメールに影響はないのですが、混在した場合に改行が正常に反映されていません。

例として、
メール返信画面で次のように改行されていても、
黒文字
青文字

実際の送信メールでは
黒文字青文字

のように改行されていないメールになっています。


一度すべて切り取って貼り付けると青が消えて正常になります。
どう対処すればよいでしょうか。



よろしくお願いいたします。

バージョン52.8.0(32ビット)
WINDOWS10

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（a）返信元のメールの形式が、[HTML 形式] か、[プレーンテキスト形式] か。
（b）Thunderbird でそのメールを表示するときの [メッセージの表示形式] は、[オリジナル HTML] か、[シンプル HTML] か、[プレーンテキスト] か。
（c）そのメールに返信する際の形式は、[HTML 形式] か、[プレーンテキスト形式] か。

このあたりの組み合わせ条件によって、返信メールの作成画面における表示内容や状態が変わってきます。
さらにそれを下書き保存したときの表示状態は（b）の影響を受けます。それを送信したものは、受信者の環境と設定内容によって、やはり表示状態が変わります。

ナナオ さんのご質問は、どういう条件下でのことでしょうか。
Thunderbird の設定内容や、アドオン（拡張機能）の導入状況によっては、標準状態から外れた動作・表示になっている場合もあります。

標準状態の Thunderbird で、ごく一般的なプレーンテキスト形式のメールに対して、プレーンテキスト形式で返信した場合の動作と表示は、次のようになるはずです。

元メールの本文が次のようなものであったとき、
-----------------------------------------------------
『海潮音』上田 敏　訳

「薄暮の曲」シャルル・ボドレエル

花は薫じて追風に、不断の香の炉に似たり。
痍に悩める胸もどき、ヴィオロン楽の清掻や、
ワルツの舞の哀れさよ、疲れ倦みたる眩暈よ、
神輿の台をさながらの雲悲みて艶だちぬ。
-----------------------------------------------------

返信ボタンを押して開いた返信メッセージ作成画面では、次のようになるはずです。
-----------------------------------------------------
＝返信文章を書くならここ。＝

On 2018/09/25 (火) 12:34, <name> wrote:
> 『海潮音』上田 敏　訳
>
> 「薄暮の曲」シャルル・ボドレエル
>
> 花は薫じて追風に、不断の香の炉に似たり。
> 痍に悩める胸もどき、ヴィオロン楽の清掻や、
> ワルツの舞の哀れさよ、疲れ倦みたる眩暈よ、
> 神輿の台をさながらの雲悲みて艶だちぬ。

＝返信文章を書くならここ。＝
-----------------------------------------------------

「> 」は引用文を意味する引用符です。（[>][半角スペース]）
この文字色はメールソフトが付けるものなので、メールソフトの設定に左右されます。
通常、「On 2018/09/25 (火) 12:34, <name> wrote:」の上の行に返信文章を入力するか、「> 神輿の台をさながらの雲悲みて艶だちぬ。」の後に改行を入れて、その下の行に返信文章を入力すれば、それらの文字は黒になり、引用文と区別できるはずです。
しかし、「>」が付いた後ろに返信文章を書けば、その文字列は青字になります。

一方、プレーンテキスト形式ではなく、HTML 形式のメールを主軸に運用されている場合、文字色は引用文としての色とは別に、HTML の機能で文字色を指定できるため、そのあたりの条件を区別して考えないと、引用文の文字色に関わる問題かどうかをきちんと判断することはできないと思います。


改行に関しては、いまある情報だけではよくわかりませんが、上記の例のような短文ではなく、長い文字列が折り返されたような文章が format=flowed 指定されているような場合、作成画面での見かけは改行されているように見えても、受信先で連続した表示になる場合があるのかもしれません。

ただ、「> 」によって引用文として定義された範囲内に返信文章を書かなければ、仰るようなことは起こらないと思うのですが......。

あるいは、何らかのアドオン（拡張機能）の影響があるかもしれないので、トラブルシューティングの定石としてセーフモードでの動作確認を試してみてはいかがでしょうか。
（参考）
・Thunderbird のセーフモード | Thunderbird ヘルプ
support.mozilla.org/ja/kb/safe-mode-thunderbird

とりあえず思い当たることは以上です。的外れな話になっていたらすみません。


（おことわり）
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。

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お世話になります。
ご回答ありがとうございます。


メール作成の形式は[プレーンテキスト形式]になっています。
（a）（b）については確認方法がわかりませんでした。

返信メッセージ作成画面は例として作成していただいたものと全く同じ表示です。

アドオンはQuickTextを使用しています。
ほとんどの返信でこれを使用するので、こちらが原因かもしれません。
確認してみます。

引き続きよろしくお願いいたします。

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素早い応答ができなくてすみません。
当方の問いかけにお答えいただき、ありがとうございます。＞ ナナオ さん


了解しました。


前後しますが、先に（b）について。
Thunderbird のメニューバーまたは [三] 型のメニューボタンから、[表示] -> [メッセージの表示形式] で、[オリジナル HTML] 、[シンプル HTML] 、[プレーンテキスト] を選択することで、表示形式を切り替えられます。
（a）返信元のメールの形式が [HTML 形式] か [プレーンテキスト形式] かを判断する厳密な方法は、当該メールのメッセージソースを調べることです。
簡易的な方法としては、当該メールで上記（b）の表示形式を切り替えてみて、まったく変化しないのならプレーンテキスト形式です。選択した表示形式の違いによって、表示の内容や状態が変化するのなら、HTML 形式のメールだと考えてかまわないでしょう

で、本件は、返信元のメールの形式とその表示状態は現状でよくわからないが、プレーンテキスト形式で作成している返信メールにおいて、当方の前便で ＝返信文章を書くならここ。＝ と示した部分に返信文章を書いているのに、文字色が混在したり、改行がおかしくなる ―― というお話ってことでいいんでしょうか。


当方、QuickText ユーザーではないのですが、QuickText はざっくり言ってメッセージ作成画面に作用するアドオンだと認識しています。
返信時に定型文を挿入するなどの設定が QuickText で施されているのだと思いますが、それが返信メールの書式に何かしらの影響を与えてしまう可能性は、現状では否定しきれないように思います。
ぜひ、セーフモードでの返信動作を確かめてみてください。

なお、それほど古くない時期に、QuickText に関する次のようなトピックがあるのですが、当時のバージョンである Quicktext 1.1 のまま、それ以降に新しいバージョンは出ていないみたいです（この投稿の時点では...）。
つまり、QuickText 1.1 はそれなりに不具合を抱えたまま、ということになります。ユーザーの使い方や使用場面によっては不具合が顕在化しないこともあるでしょうが、問題点が表に出てくることもあると思います。この点はお気をつけください。
（参考）
・Quicktextの並び替え
forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=16&t=17110

とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。


（おことわり）
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。

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