Babbles55 さんが書きました:
BCC:メルアド
BCC:メルアド
宛先:毎回違う不特定の1名のメルアド
宛先設定は以上の3行です。
この状態でメールを送信し、
その受信メールを見ると宛先が「undisclosed-recipients;」になっていることが有ります。
Babbles55 さんが書きました:
受信側がメールをWebメールで見ても、宛先欄がundisclosedか空白になって受信しているそうです。
状況確認の意味合いを含めて、整理させていただきます。
送り先は3件。それぞれのアドレスに重複はなく独立していて、Bcc はテンプレートにより固定、[宛先](To:)は任意だとします。
[Bcc:] アドレス A
[Bcc:] アドレス B
[宛先:](To:)アドレス X
「その受信メール」「受信側がメールをWebメールで見て」と仰っているのは、
(i)Bcc で受信したアドレス A やアドレス B の人のところで確認している
という意味でしょうか。それとも
(ii)アドレス X の人が当該メールを受信できていて、なおかつ To: 欄が undisclosed-recipients:; になっている
という意味でしょうか。
ご存知のように To: undisclosed-recipients:; となるのは、To: ヘッダが明示的に指定されていない場合です。
よくあるのは、Bcc で複数の宛先を指定した同報メールなんかで、最初から特定の To が指定されていない場合に、Bcc で受信した人がそのメールを見た時、To: 欄が undisclosed-recipients:; になっているケースでしょう。
このようなケースでは、Bcc ヘッダは必ず隠されますから、個々の Bcc 宛に配送をおこなう送信サーバー側で To: undisclosed-recipients:; が補完され、Bcc の各アドレス宛に届けられているだけです。
しかし、差出人(Babbles55 さんの Thunderbird 52.6.0)が、To: 欄にアドレス X を明示的に指定して送信し、実際にアドレス X に届いていれば、To: 欄にはアドレス X が入っているはずです。
同時にこのメールは、Bcc で受信した人には、自分のアドレスは表示されませんが、To: 欄にはアドレス X が表示された状態で届くはずです。
Babbles55 さんが書きました:
宛先を空欄にして送信することは絶対にありません。
とのことなので、Thunderbird 上でテンプレートを使ってメールを作成しているときの [宛先:](To:)指定に不備はないと思います。
ですが、仮に送信後の経路で To: ヘッダが欠落するようなことが起これば、Bcc で受信したアドレス A やアドレス B の人のところに To: undisclosed-recipients:; となったメールが届くことは起こりえるでしょう。上記(i)の場合に相当します。
しかしこのようなケースでは、そのメールがアドレス X 宛に届くことは考え難いと思います。
一方、(ii)のような状況が実際に起こっているとしたら、次のようなシナリオぐらいしか思い当たりません(根拠も機序も不確かな想像でしかありませんが...)。
テンプレートを使ったメール作成時にはアドレス X を [宛先:](To:)で指定したのに、実際の送信は [Bcc:] で実行されているようなパターンです。
とはいえ、仮にそういうシナリオが成り立つとしても、ではどこでそのような不適切な変更が起こってしまうのか、なぜ発生のタイミングが不規則なのか、という点に疑問が残ります。
いま一度、Thunderbird 本体の不具合、アドオンの問題、気づいてない操作ミス、セキュリティ対策ソフトなどの干渉といった事柄ごとに注意を払いつつ、順を追って点検なさってはいかがでしょうか。発生が不規則なので、簡単に発生条件を把握するのは難しいとは思いますが...。
可能なら、そのテンプレートで作成したメールをいったん [下書き] に保存して内容を確認したあと(できればメッセージソースのレベルで)、再度開いて送信するとか、[後で送信] を経由して送信するとか、これまでおこなっていた送信実行までの過程を切り替えて、現象の起こり具合を比較・点検してみると、何か見えてくるかもしれません。
現象の考察と点検上の視点の話でしかありませんが、とりあえず以上です。的外れだったらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。