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返信時に件名のが自動的に変更されるのを止めたい https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=16387 |
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作成者: | yam0000 [ 2016年11月24日(木) 17:30 ] |
記事の件名: | 返信時に件名のが自動的に変更されるのを止めたい |
たとえば、Re[12345]:test という件名のメールに返信した場合、Re:test という件名で返信しようとすると思いますが、これを、そのままRe[12345]:test という件名で返信する設定はありませんでしょうか。 よろしくお願いします。 |
作成者: | meeyar [ 2016年11月24日(木) 22:32 ] |
記事の件名: | Re: 返信時に件名のが自動的に変更されるのを止めたい |
まずは利用環境(OSの種類やThunderbirdのバージョンなど)を書いて下さい。 yam0000 さんが書きました: たとえば、Re[12345]:test という件名のメールに返信した場合、Re:test という件名で返信しようとすると思いますが、これを、そのままRe[12345]:test という件名で返信する設定はありませんでしょうか。 よろしくお願いします。 通常はRe: (コロンまで含む)はヘッダ要素であり、ヘッダ文字列の一部に別のものが挟まっている方が変則的に思いますが… 例えばメーリングリストなどだと[文字列]Re: とかRe: [文字列]などは見かけますが、Reと: の間に[文字列]となった事例は見たことがありません。 Re: 以外の文字列は電子メールの標準(RFC) からは外れるともされてますし… https://ja.wikipedia.org/wiki/Re: それはともかく、件名Re[12345]:test(スペース入らない)やRe[12345]: test(スペース入る) のメールに対して返信しようとしたときに、返信時の件名がRe: test(スペース入り)になる現象は手元でも確認が取れました。 (Windows8.1+Thunderbird45.5.0) この時の件名は、件名一覧(スレッドペイン)ではRe: testの表示になっていて、下部のヘッダペインでは本来の件名になっています。 添付ファイル: 少し試してみると、Re12345:test(スペースなし)とかRe12345: test(スペース有り)などでは再現せず、スレッドペインでの表示、該当メールに対する返信時の件名いずれも本来の件名が反映されていました。 件名がRe[文字列]: の時、「返信」を選ぶor添付ファイルとして転送を選ぶと[文字列]が省かれてしまうようです。 (メッセージ本文として転送、の時には再現しない) 本来的にはRe: を正しく使うのが望ましいとは思いますが、返信時の件名で[ ]内の文字が無視されるのはThunderbirdのBugっぽい印象です。 Bugzillaでは類似例を探せなかったので、是非報告をお勧めします。 |
作成者: | 通りマン [ 2016年11月25日(金) 23:54 ] |
記事の件名: | Re: 返信時に件名のが自動的に変更されるのを止めたい |
meeyar さんが書きました: 通常はRe: (コロンまで含む)はヘッダ要素であり、ヘッダ文字列の一部に別のものが挟まっている方が変則的に思いますが… 例えばメーリングリストなどだと[文字列]Re: とかRe: [文字列]などは見かけますが、Reと: の間に[文字列]となった事例は見たことがありません。 返信する度に、「Re^数字: 元の件名」や「Re[数字]: 元の件名」の数字部分をインクリメントしていく文化圏があったような気がします。 検索してみると、秀丸メールにそういう設定があるようです。 meeyar さんが書きました: 本来的にはRe: を正しく使うのが望ましいとは思いますが、返信時の件名で[ ]内の文字が無視されるのはThunderbirdのBugっぽい印象です。 RFC等の根拠は見つけられませんでしたが、ソースを読むと意図的に無視しているので少なくともThunderbirdの仕様だと思います。 (ちなみに、Mewというメーラーでも同様の動きをします。) RE:test → Re: test RE[12345]:test → Re: test RE(12345):test → Re: test キーワード「RE」の部分は「mailnews.localizedRe」(about:config)で追加できるようですが、書式自体の変更は標準ではできません。 comm-central/mailnews/base/util/nsMsgUtils.cpp コード: //check if the beginning of s is the actual token
if (tokenLength && !strncmp(s, tokPtr - tokenLength, tokenLength)) { if (s[tokenLength] == ':') { s = s + tokenLength + 1; /* Skip over "Re:" */ result = true; /* Yes, we stripped it. */ goto AGAIN; /* Skip whitespace and try again. */ } else if (s[tokenLength] == '[' || s[tokenLength] == '(') { const char *s2 = s + tokenLength + 1; /* Skip over "Re[" */ /* Skip forward over digits after the "[". */ while (s2 < (s_end - 2) && isdigit((unsigned char)*s2)) s2++; /* Now ensure that the following thing is "]:" Only if it is do we alter `s'. */ if ((s2[0] == ']' || s2[0] == ')') && s2[1] == ':') { s = s2 + 2; /* Skip over "]:" */ result = true; /* Yes, we stripped it. */ goto AGAIN; /* Skip whitespace and try again. */ } } } |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2016年11月26日(土) 08:57 ] |
記事の件名: | Re: 返信時に件名のが自動的に変更されるのを止めたい |
※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョン、アカウントの種類(IMAP か POP か)といった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。 横から失礼します。 本件の条件となっている文字列が件名(Subject)に使われているメッセージを扱ったとき、 (a)返信コマンドで開いたメッセージ作成ウィンドウの件名(Subject)欄への文字列の入り方と、 (b)スレッドペインに表示される件名と、その下(メッセージペインの上部)にあるヘッダビューで表示される件名が異なることは、 ひとまず区別して考えた方がいいと思います。 (b)は、おそらく Thunderbird 固有の問題で、メッセージ本体とその要約ファイルの取り扱いに関するバグだと思われます。 一方(a)は、電子メールの標準規格を Thunderbird なりに反映させた、現時点での仕様だと思われます。ただし、その動作に不十分なところが含まれているかもしれません。 ここでは、(a)の観点について書かせていただきます。 Thunderbird で、ある受信メッセージに対して返信コマンドを実行した場合、開かれたメッセージ作成ウィンドウの [件名](Subject)欄には、元のメッセージの件名がそのまま引用され、先頭に "Re: " が挿入されます。 たぶん、このあたりの仕様は RFC 2822 / RFC 5322 が根拠になっていると思います。 (参考)・RFC 5322 >> 3.6.5. Informational Fields When used in a reply, the field body MAY start with the string "Re: " (an abbreviation of the Latin "in re", meaning "in the matter of") followed by the contents of the "Subject:" field body of the original message. If this is done, only one instance of the literal string "Re: " ought to be used since use of other strings or more than one instance can lead to undesirable consequences. あくまで、「Subject フィールドを "Re: " で始めてもよい(MAY)」ということなので、"Re: " 以外の返信用接頭辞が明確に否定されているわけではありません。特定言語に固有の接頭辞(例:ドイツ語圏における "AW: " など)が使われることもあります。 しかし同時に、"Re: " という返接頭辞は「アール」「イー」「コロン」「半角スペース」であることが明示されています。そして、返信時の Subject フィールドに返信接頭辞を適用するとき、これらが2つ以上重なって使われるのは望ましくないので、文字どおり "Re: " の文字列(を1つ)だけを使うべき (the literal string "Re: " ought to be used) だと書かれています。 Thunderbird は返信をおこなうとき、元メッセージの Subject フィールドにある文字列に "Re: " のような接頭辞がある場合、これを削除してつけ直すような動作をします。 例えば、元のメッセージの件名が rE: TEST のとき、これに返信コマンドを実行して開いたメッセージ作成ウィンドウの件名欄には、 Re: TEST の文字列が挿入されます。決して rE: TEST Re: rE: TEST にはなりません。重複を避けるため、元メッセージの返信接頭辞を削除して、文字どおり "Re: " だけをつけ直している動作に見えます。 Re: Re: Re: TEST という件名のメッセージに Thunderbird で返信したとき、 Re: TEST となり、決して Re: Re: Re: Re: TEST とはなりません。 返信時、元メッセージに含まれる件名の接頭辞を判定するにあたり、Thunderbird は若干のバリエーションを考慮しているようです。例えば、"Re[12345]: " や "Res: " のようなものを、"Re: " に準じる返信接頭辞として判断しているみたいです。 つまり、"Re[12345]: " から "[12345]" の文字列が欠落したのではなく、接頭辞と判断した "Re[12345]: " を丸ごと削除し、"Re: " をつけ直しているといいましょうか...。したがって、 Re: Re[12345]:test Re[12346]: Re[12345]:test みたいなつけ方にはならない(できない/しない)のだと思います。 ただ、現状の Thunderbird のこの動作も完璧ではなく、念のために試してみたところ、ブラケット("[" と "]")の間に数字以外のアルファベットや記号が含まれるケースでは、返信接頭辞とは判定されなくなるようです。例えば、 Re[a1234]: test Re[/1234]: sample の件名を持つメッセージに返信したとき、開いたメッセージ作成ウィンドウの件名欄には、次のような文字列が入ってきました。 Re: Re[a1234]: test Re: Re[/1234]: sample "Re[12345]:" のような変則的な文字列を、yam0000 さんがどこまでコントロールできるかによりますが、数字以外のアルファベットを含めるように変更できるなら、ご要望に対する一定の回避策にはなるかもしれません。 とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。 RFC については、他の RFC を含めて網羅的に読み込んでいるのではありませんから、RFC 5322 の記述に偏った解釈になっているかもしれません。お気づきの点があれば、遠慮なく突っ込んでください。 |
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