お返事ありがとうございます。「ある程度」自己解決しました。
kiki さんが書きました:
1.念のためですが、管理者権限でインストールされましたか?
はい、管理者権限でThunderbirdをインストールし、管理者権限で使用しています。
kiki さんが書きました:
2.プロファイル内の各種フォルダおよびファイルのアクセス権限は正常ですか?
はい、Profilesのみならず、Thunderbirdフォルダ内のフォルダ(下層を含む)及びファイル全てに自分(=管理者)の読み&書き権限が設定されています。
kiki さんが書きました:
3.過去トピックの事例で次のものがあります。試してみてはどうでしょうか。
[参照] MozillaZine.jp フォーラム - [解決済み] 最適化してもINBOXの容量が変わらない
ありがとうございます。この事例も拝見し、すべて試してみましたが改善がありません。
「Thunderbirdフォルダをすべて削除→最新Thunderbirdインストール→メールアカウント設定(POP)→『受信トレイが満杯』と言われる」という状態ですので、こうなるともう問題は「Thunderbirdではなくメールアカウント側の状態」と考えられます。そこで「今回何度も試してうまくいかないメールアカウント」ではない、別のメールアカウントを設定してみました(プロトコルはPOPです)。すると何の問題もなく受信も送信もできました(なお、問題のあるメールアカウントは「送信は」できます)。その後、問題のあるメールアカウントをThunderbirdに新規アカウントとしてPOPで再設定してみましたが、現象は変わりません。
では、「問題のあるメールアカウント」と「うまくいったメールアカウント」の違いは何か。いずれも同じメールサービスであり、受信サーバー設定も送信サーバー設定も同一です。そこでリモートサーバ上の「使用容量」を調べてみると、「問題のあるメールアカウント」は5GB、「うまくいったメールアカウント」は550KBでした。
とうことはつまり……私が利用しているメールサービスのリモートサーバのメールボックス領域が4GB(あるいは特定の数値)を超えているが故に、Thunderbirdはデータをダウンロードしようとしない、ということでしょうか? となると、リモートのメールボックスからデータをある程度削除する以外に、このメールアカウントのデータをThunderbirdを使用してPOPを介してダウンロードし、かつ、今後もPOPによってThunderbirdで送受信をする方法はない、ということでしょうか?
そこで……IMAPの使用は想定していませんでしたが、POP設定ではなくIMAP設定してみたところ……受信が始まりました! メッセージヘッダのダウンロードが15分、その後、メールデータ本体をダウンロードし始めました(デフォルトでローカルコピーが設定されていますので)。約2万件あるので1時間経っても終わらず、また、4GBまでダウンロードしたところで停止するのではないかと推測し、途中で中止しました(Thunderbirdも終了)。その後「同期とディスク領域」の設定を「最近30日」に制限したところ、とりあえず作業は完了しました。この時点でサーバ設定をPOPに戻すと、せっかくダウンロードした受信メールに影響があるかもしれず、POPには戻しませんでした。
この後、全メールデータをダウンロードしようとすれば、4GBを超えることになると予想されます。したがって、「小分け」にダウンロードし、ローカルの受信トレイが4GB以下になるようフォルダを整理し、その後、ダウンロードを行えば、リモートサーバ上のメールデータ5GBも最終的にはローカルに受信できるのではないかと考えられます(すべてをローカルにダウンロードする目的の一つは全文検索です)。
──ということで、自分なりの結論は:
①完全に新規インストールしたにもかかわらず、「受信トレイフォルダが満杯のため、これ以上メッセージを保存できません」と警告される理由は、ローカルの受信フォルダが問題なのではなく、リモートのメールボックスが大きすぎる(閾値は恐らく4GB)であるためと考えられる。アラート文章を解釈するならば、「(このままダウンロードすると)受信トレイフォルダが満杯になってしまうため、これからメッセージの受信を開始することができません」ということかと思います。
②その場合の対処としては、IMAPでヘッダダウンロード、and/or (条件を設定して)ローカルへコピー。その後、受信トレイを整理しながらローカルへのコピーを継続。これで全データがダウンロードできる。
ということです。この作業が必要になるのは、Thunderbirdを新規に利用する方で、リモートメールボックスの蓄積量が大きい方、ということでしょうか。
反省点:これまで(webブラウザによるwebメールサービスを除くと)POPしか使ってこなかったので、IMAPの利用を思い付かなかった。
以上です。