あまり専門的なことは存じませんが...。
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Content-Type: text/plain;charset=UTF-8
Content-Transfer-Encoding: 8bit
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の組み合わせが不正だということはなかったと思います。
一般的な話として、古典的な電子メールシステムの制約から、ネットワークに通せるデータは 7bit と言われてきました。
そのため日本語メールでは、
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Content-Type: text/plain;charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit
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の組み合わせが主流で、その傾向は現在も生きています。
一方、国際化や Unicode の普及にともない、ISO-2022-JP にかわって UTF-8 が利用される場面が増えています。
メールサーバーもメールクライアントも、新しいネットワークの規格やそれらの普及に対応してきており、日本語は ISO-2022-JP + 7bit でなければならない、という制約は大幅に緩和されつつあります。実際、絵文字など Unicode で定義された本文を持つメールは UTF-8 が使われているはずです。
なので、サーバー側のメールフォームなどの処理で発生した電子メールを、特定の人が受け取るという条件で、その際のクライアントが Thunderbird であるのなら、
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Content-Type: text/plain;charset=UTF-8
Content-Transfer-Encoding: 8bit
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の組み合わせでマズイことはないと思います。
実際、標準状態の Thunderbird から UTF-8 のメールを送信する場合は、この組み合わせが使われます。
しかしながら、こうしたメールを不特定多数の人が受け取る場合、個々のユーザー環境(とくに古めの環境)によっては、その組み合わせでは適正に処理できないケースがあるかもしれません。
現在でも、日本語メールで ISO-2022-JP + 7bit がよく利用されるのは、長年の習慣ということもありますが、受け手側の多様な条件に対して、いまでも不都合が最も発生しにくく、確実性が高い組み合わせだからでしょう。
とりあえず自分が経験的に解釈していることを書かせていただきました。
規格上の典拠を改めて確認しているわけではありませんから、もしも間違ったことを書いていたらすみません。そのときは遠慮なくツッコミを入れてください。
(補足)
tetsuwata さんが書きました:
Thunderbird Version:24.8.0 及び 31.7
承知の上でお使いなら余計なお世話になってしまいますが、ご提示のバージョンはどちらもサポートが終了しています。
現時点での最新バージョンは、Thunderbird 38.5.1 です。
Thunderbird 38.x 系の変更点(*) もありますので、31.x 系から乗り換えていないユーザーがおられるのは承知していますが、当然ながら古いバ―ジョンにはその後のセキュリティ修正や新しい通信規格への対応等は適用されていませんから、この先別種の問題が起こる可能性があることにご留意ください。
(*) 受信メッセージのメールヘッダ内に存在する件名や差出人名の日本語(非 ASCII)部分は、エンコーディングされていることが前提になっており、生のままの ISO-2022-JP で書かれたものなどは文字化けするようになりました。Thunderbird から送信する場合は、同じくヘッダ内の日本語(非 ASCII)部分などは UTF-8 でのエンコーディングが使われるようになっています。
受信側の Thunderbird のバージョンと、メッセージフィルタの条件設定によっては、受信メッセージのどの部分を対象にするかで若干注意が必要になるかもしれません。以上です。的外れな話だったらすみません。