TimeOut さんが書きました:
ところが、Windows10のパソコンを新しく購入して、新しく設定してみたところ
購入なさったのが Windows 10 搭載のメーカー製 PC だという想定でいえば、例えば有名どころではノートンとか、マカフィーとか、ウィルスバスターとかの総合セキュリティ対策ソフトがインストールされていることがよくあります。そして、そういったセキュリティ対策ソフトの機能の中に、送信メールの添付ファイルをチェックする機能があるなら、Thunderbird から添付ファイル付のメールを送信するときに何かしらの影響を与えているかもしれない、という意味で前便の話をしました。
TimeOut さんが書きました:
使用している、Windows Defenderを停止させたり、Thunderbirdを除外して送信してみたのですが
結果変わらず…。
当方、Windows 10 は持っていませんので、詳しいことはわかりませんが、Windows 10 の Windows Defender には送信メールの添付ファイルの安全性チェックをする機能がついているのですか?
要するに、ご提示のようなことをきちんと実行して確認なさっていることを前提に、その他に考えられることとして、送信メールの添付ファイルをチェックする類の機能に問題が起こっている可能性を疑ったのですが、その種の機能がお使いの PC にまったく搭載されていないのなら、本件には関係ないのかもしれません。
「Windows10のパソコンを新しく購入」する前の PC では、Thunderbird + Gmail の組み合わせで問題なく動作していたのですよね。
Windows 10 PC の購入に合わせてインターネット回線も根本的に変えたという話でもないとすると、Windows 10 の PC に固有の何かがあるように思われます。
これについては、後述するプロファイルまわりをまっさらにして比較・点検してみることぐらいしか思いつきません。
通信回線まわりではエンドユーザーが手を出せることは限られていると思いますが、ルーターやモデムなどの機器を再起動して Windows 10 の自動的なネットワーク設定を更新させてみるぐらいしか思いつきません。
(補足)
最初に仰っていた「いろいろ調べて」「などやってみた」という事項について、あらためて補足をいくつか......。
TimeOut さんが書きました:
・network.tcp.sendbuffer、mailnews.tcptimeoutの数値変更
network.tcp.sendbuffer については、やや古い記事ですがこのフォーラムの次のトピック(とくに2ページ目)にいろいろ実例が述べられています。
(参考)・[解決済み] 添付ファイルを送信するとタイムアウトになって送信できません
viewtopic.php?f=3&t=9854これは、ネットワーク環境に影響される項目です。つまり、比較的古い、または貧弱なネットワーク環境、あるいはそのようなネットワーク機器が介在している場合、network.tcp.sendbuffer の値を小さくすることで問題が改善されるケースがあるという話です。
荒っぽい言い方ですが、狭い通路に大量のデータが一気に流れると、渋滞を引き起こして流れが止まってしまいます。データの流通を少しずつにしてやれば渋滞は発生せず、遅いながらもデータの流れそのものは継続できる、といえばいいでしょうか。
mailnews.tcptimeout については、同じくこのフォーラムに次のようなトピックがあります。
(参考)・送信サーバーの設定について
viewtopic.php?f=3&t=10404こちらは、サーバーとの通信において応答がない場合、Thunderbird が時間切れと判断して処理を中断するまでの時間が定義されています。デフォルトで 100 秒(1 分 40 秒)となっています。
通信が完全には途切れておらず、遅くはあっても処理が進んでいるのなら、mailnews.tcptimeout の値を大きくすることで、強制的な中断をおこなうまでの時間を延ばすことで、処理を完了させられる可能性があります。
しかし、何かの原因で通信が完全に途切れてしまうのなら、タイムアウト値を大きくしたところで改善は望めないと思います。
TimeOut さんが書きました:
・プロファイルやパスワードの削除
そもそもの前提が「Windows10のパソコンを新しく購入して、新しく設定してみたところ」というお話でしたので、新しいプロファイルを作成なさったのだと理解していましたが、旧 PC で使っていたプロファイルを移行させたのでしょうか。
既存のプロファイルを削除したということは、新しいプロファイルを作成なさったということだと理解したのですが、既存のプロファイルにあるデータを持ち込むと、まっさらなプロファイルではなくなります。
あくまで比較テストのために、まっさらなプロファイルを使い、アカウント設定もネイティブな手順で一からおこなった素の状態での動作を比較してみることに、意味があります。もしそのような手順をとっておられなかったのなら、完全にまっさらなプロファイルでの動作を確認なさることをお勧めします。
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。