遅ればせですが横から失礼します。
ご質問のような事例で一番多いのは、ユーザー環境(クライアント)に導入されているウィルス対策ソフトとその設定によって、[NO Virus Scanned] のような文字列がメールの件名(Subject)に挿入されるケースです。なので、
WAKAO さんが書きました:
■セキュリティソフトの影響かと思い、使っているESET Smart Security 9の
サポート問い合わせて、1時間くらい対応してもらいましたが、
というのは妥当な判断だと思います。
しかし、すでに何人もの方から指摘されていることですが、Thunderbird 単体にはウィルス・スキャンの機能はありませんし、[NO Virus Scanned] という文字列を件名に挿入する機能もありません。ですから、
WAKAO さんが書きました:
thunderbird側の問題
という結論でした。
というのは、その後の原因究明に誤った予断をもたらす短絡的な結論だと感じました。
WAKAO さんが書きました:
C)でした。
事実、本件については Thunderbird に原因があったわけではないことがわかりました。
WAKAO さんが書きました:
Esetを疑っていないのは、MACにはEsetを入れてないのに、
同じことをすると、やはり付くからです。
ちなみに、MACにはSOPHOSを入れています。
このことから、ひとまず ESET のウィルス対策を除外するのは妥当な判断ですが、メールの件名に [NO Virus Scanned] のような文字列が挿入されるはクライアント側だけで実施されるものではありません。
これもすでにご指摘があることですが、メールサーバー側のウィルス対策によって挿入されているケースがあります。
この場合、送信サーバー(SMTP)で実施される対策と、受信サーバー(IMAP / POP)で実施される対策があります。
(一例)
・セキュリティサービス おまかせウイルスチェック|プロバイダ ASAHIネット
http://asahi-net.jp/service/option/security/viruscheck/(補足)
法人内ネットワークから外部への送受信ですと、ゲートウェイ型のウィルス対策サービスが影響しているケースがあるかもしれません。
WAKAO さんが書きました:
サンダーバードで送信したものをサンバードで受信も、
やってみましたが、結果、付きます。
自分で自分宛に送受信した結果であれば、WAKAO さんがお使いの送信メールサーバーか受信メールサーバーが付けている可能性が視野に入ってきます。
Thunderbird に原因があるか否かを確認したいのなら、opanchi_1963 さんが仰っているように、異なるメールクライアントを使って同一条件で送受信をおこなうなどのテストをして比較・検討しない限り、適切な判断はできないでしょう。
WAKAO さんが書きました:
もしかしたら、最近、プロバイダを変えたことが影響しているかもしれません。
ASAHIネットを使っています。
メールサーバー側で、ウィルス対策の仕様が変更されたような場合、これまでと違った結果を生むことは十分考えられます。
しかし、iCloud でこのようなウィルス対策が新たに実施されたとしたら、maji さんが仰っているようにもっと大騒ぎになっているようにも思います。
状況証拠からの推測ですが、むしろ ASAHIネット の送信サーバーを使っている場合のほうが、本件の説明がつくような気がします。(WAKAO さんの送信・受信の諸条件が具体的にはわからないので、第三者に正確な判断はつけられません。あくまで「気がします」です。)
(補足)
パスワード付きのファイルをメールに添付した場合、クライアントにおいてはもちろん、メールサーバーやゲートウェイでのウィルスチェックは基本的に機能しませんから、ウィルス対策の設定条件によっては [NO Virus Scanned] のような文字列が件名に挿入されることは十分ありえます。
本件では送信者が気づいたのが最近であったとしても、個々の受信者の環境条件によっては、以前から(そして今も)そのような文字列が挿入されている受信者がいる可能性は十分考えられます。ただしこの場合は受信側(受信サーバー、受信側ゲートウェイ、受信クライアント)の指定条件によるため、送信側でどうにかできることではありません。
(補足の補足)
前向きに考えるなら、[NO Virus Scanned] が挿入されることで、ウィルス・スキャンで中身を展開できない程度には、パスワードによるロックが効いていることの傍証にはなるでしょう。
いずれにしても、本件の事案については Thunderbird に原因がないことが明らかになったので、本フォーラムでこれ以上サーバー側の事情に深入りするのもどうかとは思いますから、ぼくからのコメントはこれで終わります。
お邪魔しました。