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フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=15777 |
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作成者: | awayuki [ 2015年11月17日(火) 23:34 ] |
記事の件名: | フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
最近Windown10にアップグレードしました。 Thundervirdは、38.3.0です。 POPで使っています。 受信フォルダ内に、サブフォルダを沢山作っています。最近、サブフォルダの名前を変更しました。文字ではなく、絵文字(ハートマークなど)を入れて、一目で区別できるようにしたのですが、気がついたら文字化けを起こしており、そのフォルダの中身が0件となっています。 名前を元に戻そうとして、再び、「名前を変更」しようとすると、そのフォルダは既に存在します、と出て、変更が出来ません。 また、ファイルの修復や、最適化でも直せません。何度か再起動もしてみましたが、だめです。どのようにしたらよいでしょうか。 宜しくお願い致します。 ---- 環境 ---- 使用しているThunderbird: Thunderbird 38.3.0 使用している拡張機能・テーマ: 特にありません。 使用しているOS,環境: Windows 10 メモリ 不明 使用しているセキュリティツール ESET ネットワーク環境: ADSLか光 ---- 質問内容 ---- 起きている現象: サブフォルダが数個、フォルダ名に文字化けが起こっており、フォルダの中身が空です。 現象が起きる前にやったこと: サブフォルダの名前の変更。文字でなく、記号(ハートマークなど)を使いました。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2015年11月19日(木) 07:52 ] |
記事の件名: | Re: フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
awayuki さんが書きました: 受信フォルダ内に、サブフォルダを沢山作っています。最近、サブフォルダの名前を変更しました。文字ではなく、絵文字(ハートマークなど)を入れて、一目で区別できるようにしたのですが、気がついたら文字化けを起こしており、そのフォルダの中身が0件となっています。 awayuki さんが書きました: サブフォルダが数個、フォルダ名に文字化けが起こっており、フォルダの中身が空です。 名前を変更したサブフォルダのすべてが同じ症状に陥っているということですか。それとも、名前を変更したうち、一部のフォルダだけで発生しているという意味でしょうか。 サブフォルダの名称変更は、どのような手順でおこないましたか。 「絵文字(ハートマークなど)を入れて」というだけでなく、ファイル名とした文字列全体の実例と、そのフォルダをどのような操作で作成したのか、差し障りのない範囲で示していただけると、フォーラムを見ている人に awayuki さんのところの実情が今よりは伝わると思います。 POP の場合、メールサーバとの同期でフォルダ名が影響することはないので、Thunderbird とそれが載っているシステムの関係に注目すればいいでしょう。その上で、Windows 10 ということは Unicode 対応も相応に進んでいるはずですから、ひとまずは Thunderbird 内部の問題として、原因を探っていくことになろうかと思います。 すでにご承知かもしれませんが、次の公式サポート記事を読み、プロファイル内に保存されているメールデータの実体ファイルがどうなっているか確認してください。 (参考)・Thunderbird のプロファイル | Thunderbird ヘルプ https://support.mozilla.org/ja/kb/profiles-thunderbird 【重要】Thunderbird 上の「フォルダ」は、プロファイル内ではひとつの「ファイル」として存在します。 %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\Mail\<AccountName>\ 上記のパスには複数のファイル/フォルダがあるはずです。大きく分けると次のようになります。 (a)拡張子のないファイル …………… Thunderbird 上のフォルダの実体。最重要。 (b)拡張子 msf が付いたファイル ……(a)の要約情報(インデックス)。 (c)拡張子 sbd が付いたフォルダ …… サブフォルダを配置するためのフォルダ。(a)とセットで働く。 (d)popstate.dat ……………………… 受信済みメッセージの情報。本件では関係なし。 (e)msgFilterRules.dat ……………… メッセージフィルタの条件設定。本件では関係なし。 (a)は、Thunderbird が既定で持っているフォルダについては、固定した名称のファイルになっています。 例えば、[受信トレイ] というフォルダの実体は、Inbox というファイルが対応します。同様に、[ごみ箱] = Trash 、[送信済みトレイ] = Sent 、[下書き] = Drafts などとなっています。 これらのファイルの中に、対応する Thunderbird 上のフォルダのメッセージがまとめて保存されています。 このファイルを失うことは、送受信したメッセージを失うことと同じです。(a)のファイル群を最優先してください。 (b)は、(a)の名称に拡張子が付いたものです。Inbox に対応するのは Inbox.msf となります。 スレッドペイン列(カラム)の表示に関する情報などを保持していますが、基本的に(a)を元に生成されますので、仮に msf ファイルを失っても、(a)が健在ならそこから自動生成されます。逆はありえません。 (c)は、サブフォルダを配置するためのフォルダです。[受信トレイ] の配下にサブフォルダを作った場合、Inbox.sbd というフォルダが生成され、その中に作ったフォルダの名称の(a)(b)が置かれます。 「受信フォルダ内に、サブフォルダを沢山作っています」とのことなので、「サブフォルダの名前を変更」したファイルは、Inbox.sbd フォルダ内にあるはずです。 ユーザーが追加したフォルダは、標準的な文字を使った場合はユーザーが指定したとおりの名前のファイルが、プロファイル内に作られます。 例えば、[受信トレイ] の配下に [保留案件] という名前のフォルダを作ると、Inbox.sbd フォルダ内に、 ・保留案件 ・保留案件.msf という2つのファイルが作られます。 これらを模式化して示すと次のようになります。([ごみ箱] 、[送信済みトレイ] など他のフォルダは省略) 【Thunderbird 上のフォルダ構造】 [アカウント名] └ [受信トレイ] ├ [保留案件] └ [サブフォルダ2] └ [サブフォルダ3] これに対するプロファイル内の構造は次のようになります。 【プロファイル内の構造】 Inbox.msf Inbox Inbox.sbd ├ 保留案件.msf ├ 保留案件 ├ サブフォルダ2.msf ├ サブフォルダ2 ……… *1 └ サブフォルダ2.sbd … *2 ├ サブフォルダ3.msf └ サブフォルダ3 (注)仮に *1 が存在しないと、*2 だけあっても Thunderbird 上ではフォルダとしては認識されず、*1 とその配下のサブフォルダは表示されません。 以上が一般的な内容です。 本件にように、特殊な文字や記号をフォルダ名に付けた場合、プロファイル内の実体ファイルの名称は、ある種の符号化された文字列で置き換えられるはずです。おそらく、絵文字などを使うと、そのようなファイル名になるだろうと思います。 そのあたりが実際にどのようになっているのかを調べてみると、もしかしたら回復する手掛かりがつかめるかもしれません。 ユーザーが絵文字を使った名前に変更したフォルダに相当する(a)のファイルに、それなりの容量があるなら、「そのフォルダの中身が0件となっています」を回復できる望みはあると思います。しかし、もしゼロバイトとかなら、その(a)ファイル(= Thunderbird で名前を変更したフォルダ)にあったメッセージは、失われてしまった可能性が高いと思います。 (補足) Unicode の規格に携帯電話の絵文字が採り入れられるご時世であり、昔は使えなかった文字種が気軽に使えるようになってきていますが、異なる環境にある他者とのやりとり、サーバとのやりとりなどが前提となっているメールクライアントでは、それらの文字や記号の安易な利用は、障害の引き金になることがあります。自分のところで問題が起こるというだけでなく、相手のあることなので、相手側の環境条件によっては先方に迷惑をかけるケースもあります。 ビジネスの場面などではとくに、電子メールの安定・堅実な運用を望むならオーソドックスな文字を使うほうが安全だ、といわれています。 長くなりましたが以上です。的外れな話になっていたらすみません。 |
作成者: | kiki [ 2015年11月19日(木) 12:42 ] |
記事の件名: | Re: フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
*質問・投稿する前に、製品のヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して該当項目、 同類・類似事例がないか、確認してみましょう。 また、広くインターネット上でも、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。 *質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように しましょう。 *ここは、相互ユーザサポートを通じて、各種情報・事例を、ユーザ同士でシェアする 場でもあります。 偶然的通行人 さんと重複しますが、ご容赦ください。 awayuki さんが書きました: 現象が起きる前にやったこと: サブフォルダの名前の変更。文字でなく、記号(ハートマークなど)を使いました。 サブフォルダ名を変更した後に、Thunderbird を再起動されましたか? 再起動後に問題が起きたということでしょうか? Thunderbird では、フォルダ名に特殊な文字や記号を使用すると正常に認識・処理できずに問題を 起こすことがあります。 以下のように、いくつかの特殊な文字の使用に関連するバグがあります。 今後は、絵文字や記号などは避けて、他のフォルダ名と重複しないノーマルな文字にされるのがい いでしょう。 [参照] Bug 124287 – [Meta] Problems with folders having names with illegal(or special) characters or special name Bug 366789 – folders "lost" after restart if named or renamed to a name ending in .msf or .sbd Bug 550032 – Mail folders with names ending in a dot (".") can't be deleted, don't show contents. 【対処方法と手順】 回復・修復の対処方法としては、サブフォルダ名を変更したファイルが消失・破損していないこと が前提となります。 手順は、Thunderbird を終了させた状態で、該当サブフォルダ名のファイルを探し出して、それを リネームすることになります。併せて、該当サブフォルダ名の .msf ファイルを削除します。 補足:Thunderbird では、フォルダはひとつのファイルとして保管されています [1] 問題のサブフォルダに該当するファイルを探し出す POP アカウントの受信トレイのサブフォルダならば、プロファイル内の Mail フォルダ内にアカウ ント名別にファイルがあります。 その中から該当サブフォルダ名のファイルを見つけてください。 標準の場合は、次の場所です。 C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\Mail\アカウント名\Inbox.sbd 注:Inbox.sbd は、受信トレイ(Inbox)のサブフォルダです。 [参照] Thunderbird のプロファイル | Thunderbird ヘルプ 見つけたら、ファイルのサイズを確認しましょう。 サイズがゼロ(0KB)ならば、すでにメッセージデータは消失してありません。 回復・修復不可能です。 同様に、該当ファイルがなければ回復・修復不可能です。 [2] リネームする 該当サブフォルダのファイルを見つけたら、それをリネームします。 無難な名前として、半角英数字にしておきましょう。 (例)abcde そして、同名の拡張子 msf があるファイルを削除します。 [3] 回復・修復を確認する Thunderbird を起動します。 該当サブフォルダ名がリネームされていて、その中のメッセージが正常に読めたら成功です。 後は、必要ならば無難なフォルダ名に変更してください。 注:変更後は、必ず Thunderbird を再起動して、正常であることを確認しましょう。 |
作成者: | awayuki [ 2015年11月19日(木) 23:50 ] |
記事の件名: | Re: フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
偶然的通行人様 kiki 様 ありがとうございます。お返事が遅くなって申し訳ありません。 偶然的通行人様より頂いていたご指摘について、 名前を変更したサブフォルダのすべてが同じ症状に陥っているということですか。それとも、名前を変更したうち、一部のフォルダだけで発生しているという意味でしょうか。 →変更したものの一部のみに発生しています。 サブフォルダの名称変更は、どのような手順でおこないましたか。 →フォルダを右クリックし、「名前を変更」しました。 例えば、「企画/手紙」 といった名前を、「企画ハートマーク手紙」※ハートマークは絵文字 というように変えました。 文字列の冒頭に「星マーク企画/手紙」のようにしたものもあります。 こうして絵文字を入れたもののうち、一部が、その途端に中身が全部消えました(見えなくなりました)。 「名前を変更」で、元の名前に戻そうとしましたが、戻せず、もう諦めてフォルダごと削除しましたが、再起動するとまた復活して(現れて)います。 フォルダのプロパティから名前を変更(戻す)をやってみましたが、元に戻せたものもありましたが、中身は復活せず、再起動すると元に戻っています。 名前を変更すると、変更した回数だけフォルダが増えています。しかも、名前(文字列)が微妙に違っていたりします。 また、絵文字を入れたもののうち、中身は見えるものの、数字の羅列(文字化け)が、フォルダ名に起きているものもあります。 素人考えですが、こういう変則的な不具合があると、何か、スパイウェアとか、何かウィルスに感染したとかではないかと、非常に不安になっています。 いずれにせよ、頂いたお答えにそって、修復を試みてみます。 有難うございます。 |
作成者: | awayuki [ 2015年11月23日(月) 17:30 ] |
記事の件名: | Re: フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
お返事遅くなり申し訳ありませんでした。 文字化けしたフォルダをinbox.sbdから見つけ出し、名前を変更することで、何とか復活することが出来ました。 しかしながら、文字化けしたフォルダのデータがまだ残っているせいか、再起動すると文字化けフォルダが復活しており、この削除がまだ完了していません。 ですが、大事なフォルダの中身は復活できたので、一安心です。ありがとうございました。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2015年11月27日(金) 19:29 ] |
記事の件名: | Re: フォルダ名を変更したら文字化けし、中身のメールが消えた |
結果報告、ありがとうございます。主題部分は解決されたようですね。 awayuki さんが書きました: しかしながら、文字化けしたフォルダのデータがまだ残っているせいか、再起動すると文字化けフォルダが復活しており、この削除がまだ完了していません。 awayuki さんのところで起こった問題、およびその修復のためにとられた操作手順などを、具体的に経過観察できないので、断定的なことは申し上げられませんが、いくつか気がついたことを補足的にコメントさせていただきます。 Mail\<AccountName>\Inbox.sbd 内に不測の事態が発生し、ファイルの名称を手動で変更するなどした場合、経過によってはファイル構造に狂いが生じることがあります。 例えば、ある名称の「ファイル」ではなく「フォルダ」が勝手に作られてしまうようなケースが起こりえます。 Mail\<AccountName> 内に存在する「フォルダ」は、Inbox.sbd のように拡張子 sbd が付いているのが正解です。拡張子のない「フォルダ」は Thunderbird 的には不正なものです。サブフォルダ内に存在するフォルダも同様です。 もし、Mail\<AccountName>\Inbox.sbd 内に拡張子のない「フォルダ」ができてしまっていると、それはThunderbird 上でフォルダとして認識されてしまいます。 しかも、実体が「フォルダ」なのでデータをいっさい書き込めず、Thunderbird 上でフォルダとして表示されるだけで中身が空の、いわば "幽霊フォルダ" とでもいうべき存在になります。 この場合、拡張子 sbd の付かない「フォルダ」は無用の長物なので、削除してください。 Thunderbird 上からも削除できるはずですが、プロファイル内を手動操作しても削除できます。 (注)念を入れるなら、その拡張子 sbd の付かない「フォルダ」内に別のファイル群が存在しないことを確認してから、削除してください。 「フォルダ」ではなく、Thunderbird 上で文字化けした状態で表示される「ファイル」が再生されてしまっているのかもしれませんが、そのあたりの事情は実際にそのプロファイルを見ることができないので、なんとも申し上げることはできません。 ただ原理的には、Thunderbird 上のフォルダ構造と、プロファイル内の当該箇所に存在するファイルやフォルダの構造は、必ず対応関係にあります。 Thunderbird 上のフォルダ構造と、プロファイル内にあるファイルやフォルダの対応状態を照合していけば、Thunderbird 上で必要なフォルダとその対応関係が洗い出せます。そして、その対応関係から外れたファイルやフォルダがあるなら、それが怪しいことになります。 合わせて、プロファイル内にある、Thunderbird のフォルダペインの構造をキャッシュしたデータファイルにも注意してください。 %APPDATA%\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default\panacea.dat この panacea.dat は Thunderbird 上のフォルダ構造の変化に応じて自動的に更新されますが、何かの事情でこのキャッシュデータに狂いが生じると、Thunderbird のフォルダ表示にも予期しない影響を与えることがあります。 このようなとき、いったん panacea.dat を削除してから Thunderbird を起動すると、そのとき実在する Mail フォルダ以下の構造を読み込んで、新しい panacea.dat が自動的に生成されます。つまり、panacea.dat のリフレッシュがおこなわれます。 Mail\<AccountName> 、あるいは Mail\<AccountName>\Inbox.sbd 内のファイル/フォルダを適切に整えたあと、panacea.dat をリフレッシュしておくと、懸念要素は大幅に減ると思います。 【重要】プロファイル内を操作するときは、必ず Thunderbird を終了した状態でおこなってください。 Thunderbird が起動したままだと、名称変更や削除・移動などが正常に完了しないケースがありますし、不用意な操作することでプロファイル内の整合性を壊してしまうことがあります。 例えば、"復活した文字化けフォルダ" が起動中の Thunderbird に表示された状態のまま、プロファイル内を操作して該当ファイルを削除しても、Thunderbird を終了するとき表示中の "復活した文字化けフォルダ" の情報も保存され、次に Thunderbird を起動したとき、削除したはずのフォルダが再び復活する ―― といったことが起こりえます。 操作に不安があるなら、既存のプロファイルを外付けハードディスクなどの別媒体にバックアップしてから、上記の操作を試してみてください。万一、操作ミスなどが起こっても、バックアップを書き戻せば、以前の状態には復元できるはずです。 (その他) awayuki さんは、アドオンはとくに使っていないとのことですが、Thunderbird のフォルダペインに作用するアドオンを使ってる場合は、そのアドオンの機能としてのキャッシュなどが影響してくる可能性も考えられます。そういうアドオンを使っている人は注意してください。 以上です。 |
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