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プロファイルマネジャが捜せません。 https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=15591 |
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作成者: | shirouto [ 2015年8月16日(日) 21:51 ] |
記事の件名: | プロファイルマネジャが捜せません。 |
パソコンが壊れまして、新しくHPの64ビット・windows8.1を購入しました。 他にもノートパソコンを持っていて(windows7 ・64ビット)、そこから、サンダーバードのProfilesの中にあるフォルダを新しいパソコンにコピーしました。 新しいパソコンに、サンダーバードをインストールして、Profilesの中にフォルダをコピーしました。 今まで、数回同様の作業をしたことがあるのですが、今回は、プロファイルマネージャを捜すことができません。 検索をしてもありませんという結果が出ます。 thunderbird.exe -ProfileManager で検索してももっと長い指定でも出てきません。検索先のフォルダにもProfileManagerの文字がありません。 サンダーバードを起動しようとすると、下記の文言がでてくるだけです。 「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」 3回プログラムを削除して入れなおしたのですが、改善しません。 プロファイルが読み込めませんでした。とのことでの質問が何点かあるようですが、理解できませんでした。 ロートルの素人なのでやさしく教えていただければありがたいです。 助けてください。よろしくお願いいたします。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2015年8月18日(火) 08:21 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
【はじめに】 内容的には、Thunderbird のお話のようですが、本トピックは [掲示板トップ ≫ その他の話題 ≫ MozillaZine.jp について] のカテゴリに投稿されています。 [MozillaZine.jp について] カテゴリは、 -------------------------------------------------------------- サイトに関するご意見、ご提案、ご指摘、問合せなどは、 こちらへお願いいたします。 -------------------------------------------------------------- という、MozillaZine サイトそのものに関するコーナーです。 カテゴリ違い(=場違いなコーナー)に投稿すると、ほとんどスルーされるので有効な回答が寄せられなくなり、質問者にとって不利になります。 今回は、管理者の方が移動してくださると思いますが、今後はお気をつけください。 【Thunderbird の標準的な動作】 まず、標準的な動作について書きます。ここを理解した上で、shirouto さんの環境条件がどうなっているのか、どんな操作をしてきたのかを考えてください。 Thunderbird のプロファイルの標準的な配置場所は、Windows 7 でも Windows 8 / 8.1 でも違いはありません。以下の話はそれが前提です。 C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\xxxxxxxx.default xxxxxxxx は、アルファベットと数字のランダムな 8 桁の文字列です。(以下、y や z も同様) xxxxxxxx.default フォルダの中に、送受信したメッセージデータや、アカウント設定、メールサーバのパスワード情報、アドオンなど各種のデータが含まれています。 Thunderbird フォルダの中身をさらに細分化すると次のようになっています。 ~ Thunderbird ├ profiles.ini └ Profiles └ xxxxxxxx.defaul 重要なのは、profiles.ini の存在です。 Thunderbird を起動すると、Thunderbird は最初に profiles.ini を読みにいき、そこに記述された情報から xxxxxxxx.default フォルダの中身を読み込みます。 プロファイルマネージャが読み込むのは profiles.ini であり、実際のプロファイルの作成、削除に際しては profiles.ini も書き換えられます。いわば、プロファイルを管理する上での "かなめ" のファイルです。 もし、profiles.ini 内の記述と、実際のプロファイルフォルダの情報が一致しないと、ご質問にあるようなエラーメッセージが出ます。 一方、profiles.ini 自身が存在しないときは、まったく新規にインストールしたときと同様に、最初のプロファイルとその情報を記述した profiles.ini が自動的に生成され、アカウント設定のウィザードが起動するはずです。 【各論1】 shirouto さんが書きました: パソコンが壊れまして、新しくHPの64ビット・windows8.1を購入しました。 他にもノートパソコンを持っていて(windows7 ・64ビット)、そこから、サンダーバードのProfilesの中にあるフォルダを新しいパソコンにコピーしました。 新しいパソコンに、サンダーバードをインストールして、Profilesの中にフォルダをコピーしました。 profiles.ini の存在とその中に記述されている情報を度外視して、旧 PC にあった「Profilesの中にあるフォルダ」だけを、新 PC の「Profilesの中に」コピーしても、正常な移行にはなりません。操作手順や配置場所によっては、おっしゃるようなエラーメッセージが出る可能性はあるでしょう。 新 PC で一度でも Thunderbird を起動していると、普通はデフォルトのプロファイルフォルダ(yyyyyyyy.defaul)が生成され、同時にそのプロファイルフォルダ(yyyyyyyy.defaul)の情報を記した profiles.ini が生成されているはずです。 ここに、旧 PC にある xxxxxxxx.default フォルダを Profiles フォルダ内にコピーしても、profiles.ini 内に xxxxxxxx.default の情報が存在しなければ、決して読み込まれることはありません。 新旧の PC 間でごく単純に Thunderbird のプロファイルを引っ越す場合、旧 PC で使っていたプロファイルが正常なら、次の方法が一番簡単でしょう。 新旧どちらの環境でも標準的な場所に標準的な状態でプロファイルを配置する場合、上記に示したうち、旧 PCにある Thunderbird フォルダを、配下のファイル/フォルダを含めて丸ごと、新 PC の同じ場所に配置するのが一番簡単です。つまり、上記の Roaming 内に、旧 PC の Thunderbird フォルダを丸ごコピーするわけです。 通常、標準の場所にプロファイルを配置してあるなら、profiles.ini 内には相対パスでプロファイルの場所が記述されています。ですから、Thunderbird フォルダを丸ごとコピーすることで、profiles.ini と Profiles\xxxxxxxx.default が矛盾なく一体で移行され、旧 PC で使っていた条件をそのまま 新 PC に移行できることになります。 この移行方法なら、わざわざプロファイルマネージャを使う必要はありません。 ただし、移行したプロファイルフォルダのユーザー権限には注意してください。ここに制限がかかっていると、profiles.ini その他に問題がなくても、Thunderbird が正常に動作しない場合がありえます。 【各論2】 shirouto さんが書きました: 今まで、数回同様の作業をしたことがあるのですが、今回は、プロファイルマネージャを捜すことができません。 検索をしてもありませんという結果が出ます。 thunderbird.exe -ProfileManager で検索してももっと長い指定でも出てきません。検索先のフォルダにもProfileManagerの文字がありません。 プロファイルマネージャというファイルが存在するわけではありませんから、ファイル検索をかけても見つかりません。 Thunderbird の実行ファイルにコマンドラインオプション(-ProfileManager または -P)を付けて起動すると、プロファイルマネージャという特別なウィンドウが起動し、プロファイルの新規作成、削除、複数存在する場合に起動時の選択などができます。 次の Microsoft のサポート記事を参考に、キーボードショートカットから「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、[名前] 欄に thunderbird.exe -P または thunderbird.exe -ProfileManager と記述して [OK] を押せば、Thunderbird が正常にインストールされている限り、プロファイルマネージャが起動します。 (参考)・Windows 8 で使える便利なキーボード ショートカット集 | Microsoft atLife >> 5-2: 「ファイル名を指定して実行」の呼び出し https://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/ ... 8/018/#5-2 Thunderbird の実行ファイル名とコマンドラインオプションだけで実行が可能なのは、Thunderbird の実行ファイルがシステムに登録されているからです。 もし、「ファイル名を指定して実行」に間違いなく thunderbird.exe -P を入力・実行してもプロファイルマネージャが起動しない場合、Thunderbird が正常にインストールされていない可能性が考えられます。 【各論3】 プロファイルマネージャを使った移行方法は次のようになります。 旧 PC からプロファイルを持ち込む前に(重要)、新 PC 上にインストールした Thunderbird でプロファイルマネージャを起動し、新しいプロファイル(zzzzzzzz.newprofile)を作っただけでプロファイルマネージャを終了します。すると、 C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\zzzzzzzz.newprofile というプロファイルフォルダだけができるはずです。 (すでに旧 PC から何らかのデータを持ち込んでいる場合は、注意してください。) Thunderbird フォルダ直下、つまり Profiles フォルダと同階層には profiles.ini も生成されます。 この zzzzzzzz.newprofile フォルダ内には、アカウント情報をはじめ必要なデータは何もありません。この中に、旧 PC にある xxxxxxxx.default フォルダの中身を一括してコピーすれば、旧 PC で使っていた Thunderbird のユーザー情報が丸ごと移行されます。 xxxxxxxx.default フォルダごとコピーしても成功しません。なぜなら、新 PC の profiles.ini には zzzzzzzz.newprofile の情報は記述されていますが、xxxxxxxx.default の情報はないからです。必ず「中味」をコピーしてください。 逆の方法もあります。 要は、profiles.ini の中身が、実際に存在するプロファイルフォルダと整合性を保っていればいいので、実際に存在するプロファイルフォルダに合わせて、profiles.ini の中身を手動で書き換えるという方法があります。 旧 PC にある xxxxxxxx.default フォルダを、「中味」だけではなくフォルダごと所定の場所にコピーし、それに合わせて profiles.ini の中身を書き換えるわけです。 ただし、この方法は熟練ユーザー以外には推奨しません。 Thunderbird のプロファイルが持っている、あるいはプロファイルを管理しているファイル構成を理解しないまま、部分的にコピーして移行しようとすると、予想もしないトラブルを呼び込んでしまうことがあります。各ファイルは密接に関連し合っているものがありますし、バージョンアップによって構成が変わる場合もあります。 プロファイルを直接操作するときは、そうした基礎知識と最新の仕様変更などへの理解を深めてからおこなうことをお勧めします。 【補足】 新しく購入なさった「HPの64ビット・windows8.1」にインストールした Thunderbird と、「他にもノートパソコンを持っていて(windows7 ・64ビット)」にインストールしていた Thunderbird のバージョンが異なる場合は、注意してください。 「他にもノートパソコンを持っていて(windows7 ・64ビット)」のほうが新しいバージョンということはないと思いますが、異なるバージョンでひとつのプロファイルを使い回すと、思わぬ動作不良を誘発してしまうことがあります。 長くなりましたが、 shirouto さんが書きました: ロートルの素人なのでやさしく教えていただければありがたいです。 とのことなので、"くわしく" 書いてみました。"やさしく" にはなっていないかもしれませんが......。とりあえず以上です。聞きなれない言葉があるかもしれませんが、理屈はそう難しくなく「全体の筋を通す」という話なので、じっくり順を追って内容を咀嚼し、作業してみてください。 |
作成者: | kiki [ 2015年8月18日(火) 16:39 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
*質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して 該当項目、同類・類似事例がないか、確認してみましょう。 また、広くインターネット上でも、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。 *質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境として、正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは 書き添えましょう。 *質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように しましょう。 *ここは、相互ユーザサポートを通じて、各種情報・事例を、ユーザ同士でシェアする 場でもあります。 やりたいことは、別 PC の Thunderbird のプロファイルを、目的の PC の Thunderbird に移行 したいということですね。 つまり、目的の PC に Thunderbird を移行して、継続して使用したいということですね。 (Windows 7 PC から Windows 8.1 PC への Thunderbird の移行) shirouto さんが書きました: 他にもノートパソコンを持っていて(windows7 ・64ビット)、そこから、サンダーバードのProfilesの中にあるフォルダを新しいパソコンにコピーしました。 新しいパソコンに、サンダーバードをインストールして、Profilesの中にフォルダをコピーしました。 その手順だけを読めば、コピー手順に誤りがあると思われます。 単純に「Profilesの中にフォルダをコピー」では、正しいコピー手順ではありません。 ですので、エラーメッセージが出て、そこから先にすすまないと思われます。 shirouto さんが書きました: 今まで、数回同様の作業をしたことがあるのですが、今回は、プロファイルマネージャを捜すことができません。 検索をしてもありませんという結果が出ます。 thunderbird.exe -ProfileManager で検索してももっと長い指定でも出てきません。検索先のフォルダにもProfileManagerの文字がありません。 同様の作業をした経験があっても、正しく理解されていない自己流なので、作業手順のどこかに 誤りがあると思われます。 プロファイルマネージャは、探すものでも、検索するものもありません。 プロファイルマネージャは、ひとつのプログラムでもファイルでもありません。 ですので、いくら探しても見つかりません。 プロファイルマネージャは、Thunderbird 起動オプション機能のひとつです。 [参照] 複数のプロファイルを使用する | Thunderbird ヘルプ shirouto さんが書きました: サンダーバードを起動しようとすると、下記の文言がでてくるだけです。 「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」 そのエラーメッセージに書いてあるとおりです。 プロファイルが存在しないか、プロファイルを指定している profiles.ini と不整合があるために 正常にアクセス(読み込み)できないと思われます。 あるいは、コピーした Thunderbird のプロファイルが正常でなかった場合も、同様です。 shirouto さんが書きました: 3回プログラムを削除して入れなおしたのですが、改善しません。 Thunderbird のアンインストールとインストールを繰り返したら直るものではありません。 shirouto さんが書きました: プロファイルが読み込めませんでした。とのことでの質問が何点かあるようですが、理解できませんでした。 「理解できませんでした」と書かれても、読んでる側はさっぱりわかりません。 理解できないのは、具体的に、どこが、どのように理解できないのですか? どの過去トピックを読まれたのか不明ですが、次の過去トピックを参照しても理解できませんか? [参照] MozillaZine.jp フォーラム - 再インストール後 profileを認識しません MozillaZine.jp フォーラム - Thunderbirdプロファイルが読み込みできません 同類事例の過去トピックを読んでも理解できないとなると、ここで改めて説明しても困難かと思 われます。 注意して点検してみるポイントを挙げておきますので、今一度、ご自分で確認してみてください。 1.バックアップしたプロファイルは正常なものだったか? バックアップするプロファイルの場所や対象フォルダに誤りがないか確認されましたか? バックアップコピーは、Thunderbird を終了した状態でおこないましたか? 2.バックアップコピーしたものを、別 PC 内に戻す際もアクセス権限や属性などの変化はあり ませんでしたか? 3.目的の PC の Windows 8.1 に Thunderbird を新規インストールされた後、一度だけ起動 して、何もせずに終了する必要があります。 これは、新規にデフォルトのプロファイルを作成させるためです。 この手順はおこないましたか? 4.通常は、profiles.ini を編集する必要はありません。 C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\********.default の「********.default」フォルダの中味だけを入れ替えるだけで済みます。 注:念のため、上書きではなく、きちんとすべてを入れ替えです。 【モデレータの方にお願い】 このトピックは、投稿先フォーラムの間違いですので、すみやかにトピックの移動処置をお願い します。 |
作成者: | Cai [ 2015年8月18日(火) 18:40 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
管理人の Cai です。 当トピックを Thunderbird 相互サポート カテゴリに移動しました。 |
作成者: | shirouto [ 2015年8月22日(土) 13:47 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
偶然的通行人さん 質問の投稿先も解らない様な素人に、大変ご丁寧な回答をいただき、心より感謝しております。 返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。 本日、まず各論1のとおりThunderbirdをフォルダごとコピーして上書きしてみましたが、 「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」という表示が出ました。 そこで、各論2の「ファイル名を指定して実行」を試してみたら、何とプロファイルマネージャが起動しました。そこで表示されている「Default User」をプロファイル名に変更して Thunderbird を起動したら、無事開きました。 Thunderbird を終了してC:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profilesの中を見ると、起動できたことによってできた新しいファイルとコピーしてできたファイルが表示されていますが、何故かプロファイルマネージャを開いても、どちらのファイルも表示されません。そこで、プロファイルマネージャにコピーしてできたファイル名を入力して、ファイル名を変更にしましたが、起動できませんでした。 過去の経過を補足します。 ①新パソコンにThunderbirdをダウンロードして起動・終了。 ②新パソコンのC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profilesの中のdefaultフォルダを削除して、旧パソコンのdefaultフォルダをコピーしてきて貼り付け。 ③ Thunderbirdを起動しようとしても「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」となり、プロファイルマネ-ジャも捜せなかったので、Thunderbirdそのものを削除して再インストール。 ④最初から起動できなかったので、再度再インストール。またも起動せず。 ということで、質問させていただきました。 こんなに苦戦するとは・・・。 申し訳ありませんが、再度 知恵をお貸しください。 宜しくお願いします。shirouto |
作成者: | shirouto [ 2015年8月22日(土) 17:45 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
kikiさん 返信ありがとうございました。 バージョンやアクセス権限等気にしていませんでした。 全て同一になっているか再度確認してみます。 shirouto |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2015年8月22日(土) 20:02 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
お返事いただいた内容に対する返答の順番が前後しますが、「何が起こったか」をまず追跡してみます。 過去におこなった作業のどこで間違った操作をしてしまったかを、きちんと把握していただければと思います。 shirouto さんが書きました: ①新パソコンにThunderbirdをダウンロードして起動・終了。 インストール後に Thunderbird が自動的に立ち上がったとき、そのまま何もしないで終了したのなら、移行手順としては間違っていません。 このとき、新パソコンの C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird には、 ~ Thunderbird ├ profiles.ini └ Profiles └ xxxxxxxx.defaul のようなファイルとフォルダが生成されているはずです。 xxxxxxxx.defaul 内には、何もないか、起動したことを示すごく一部のファイルだけが存在するはずです。 shirouto さんが書きました: ②新パソコンのC:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profilesの中のdefaultフォルダを削除して、旧パソコンのdefaultフォルダをコピーしてきて貼り付け。 つまり、①でいうところの xxxxxxxx.defaul フォルダを削除して、旧パソコンの yyyyyyyy.default フォルダを、フォルダごとコピーしたわけですよね。 これは誤った手順です。 この場合、xxxxxxxx.defaul と同時に生成された profiles.ini には、xxxxxxxx.defaul の情報が書かれています。 しかし実際は、xxxxxxxx.defaul はユーザーの手で削除されているので存在しません。逆に、コピーした yyyyyyyy.default フォルダは存在しますが、既存の profiles.ini には情報が書かれていないので、読み込むべきプロファイルとは認識されません。 つまりこの段階で、profiles.ini とプロファイルフォルダの正常な関係が崩れてしまっています。 shirouto さんが書きました: ③ Thunderbirdを起動しようとしても「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」となり、プロファイルマネ-ジャも捜せなかったので、Thunderbirdそのものを削除して再インストール。 ②の状態になっていたのなら、おっしゃっているエラーメッセージが出て当然です。 Thunderbird は起動時の最初に、profiles.ini の情報をチェックしますが、そこに記された xxxxxxxx.defaul が存在しないので、「プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません」となるわけです。 「プロファイルマネ-ジャも捜せなかった」というのがよくわかりませんが、前便でも書いたように、プロファイルマネージャは独立した専用のファイル(profilemanager.exe のような...)があるわけではなく、Thunderbird の起動オプションのひとつです。(それとも、"プロファイルマネージャの起動手順がわからなかった" という意味でしょうか?) shirouto さんが書きました: ④最初から起動できなかったので、再度再インストール。またも起動せず。 ケース・バイ・ケースではありますが、Thunderbird のプロファイルに問題が起こっているとき、Thunderbird の再インストールを何度やっても有効な解決にはつながりません。 再インストールでリフレッシュされるのは通常、プログラムフォルダであって、プロファイルフォルダではないからです。 逆に、そうする根拠がないまま「とりあえず」的にアンインストール・再インストールを何度もくり返すと、その過程でデータの整合性に狂いが生じ、別の不具合を誘発する可能性が高まります。 以上、ご提示のあった過去の操作を、その流れに従って分析してみました。 次いで、当方のアドバイスをもとに試されたことについて書きます。 shirouto さんが書きました: 本日、まず各論1のとおりThunderbirdをフォルダごとコピーして上書きしてみましたが、 「あなたの Thunderbird プロファイルを読み込めませんでした。プロファイルが存在しないかアクセスできません。」という表示が出ました。 新パソコンにすでに Thunderbird がインストールされ、プロファイルフォルダが作られているところに、旧パソコンの Thunderbird フォルダを上書きコピーしたのなら、新旧のファイル/フォルダが混在し、何かしらの不整合を生じる可能性があります。 Thunderbird フォルダを丸ごと移行する方法を使うなら、新パソコンに Thunderbird フォルダがない状態のとき、つまり Thunderbird のインストール前におこなうのが普通で、この場合、インストールした Thunderbird が初回起動した時点から、以前の状態で使えることがメリットになります。 あるいは、インストール後に自動生成された Thunderbird フォルダをごっそり削除してから、旧パソコンの Thunderbird フォルダ を丸ごとコピーすることになります。 (注)旧パソコンの Thunderbird フォルダ以下が破損している場合は、移行先の新パソコンで正常に起動できないケースがあります。 shirouto さんが書きました: そこで、各論2の「ファイル名を指定して実行」を試してみたら、何とプロファイルマネージャが起動しました。そこで表示されている「Default User」をプロファイル名に変更して Thunderbird を起動したら、無事開きました。 「ファイル名を指定して実行」で起動できたのなら、新パソコンの Thunderbird はシステムに正常にインストールされています。 以後、特別な問題が起こらない限り、再インストールする必要はないと思います。プロファイルまわりの問題解決に集中することをお勧めします。 shirouto さんが書きました: Thunderbird を終了してC:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profilesの中を見ると、起動できたことによってできた新しいファイルとコピーしてできたファイルが表示されていますが、何故かプロファイルマネージャを開いても、どちらのファイルも表示されません。そこで、プロファイルマネージャにコピーしてできたファイル名を入力して、ファイル名を変更にしましたが、起動できませんでした。 プロファイルマネージャが起動したときに読み込むのは、profiles.ini の内容です。この中のデータが実際に存在するプロファイルと食い違っていたら、おっしゃるようなことは起こりえます。 文面だけでは断言できませんが、どうもやらなくていい余計なことをなさっているように見受けられます。その結果、自ら問題を複雑になさっているように思えます。 まずは確実な移行手順を実行して、正常に移行できたことが確認されてから、必要に応じてプロファイル名を変更するなどの操作をおこなってください。移行途中にそのような操作を挟むと、ファイル間の整合性が崩れやすくなり、移行の失敗につながりかねません。 熟練ユーザーが意識的に特殊な環境を構築するのでない限り、できるだけシンプルな方法を用い、その手順を確実に実行するほうが、プロファイル移行の失敗は起こりにくいです。 【仕切り直し】 この際、現状をいったん白紙に戻し、最初から適切な手順で移行操作を実行させることをお勧めします。 (重要な前提) A. 旧パソコンにある Thunderbird のプロファイルが正常であることが大前提です。万一これが破損していると、いくら新パソコンにコピーしても新パソコンの Thunderbird は正常に動作しません。 B. 新旧のパソコンで使っている Thunderbird のバージョンが一致していることが望ましいですが、新パソコンにインストールした Thunderbird が現状で最新の 38.2.0 だとしても、旧パソコンで使っていたのはそれより古いバージョン(例:31.7.0 など)かもしれません。 バージョンの違いで、プロファイル内の構成が仕様変更されることもあります。通常は、新バージョンで旧仕様を引き継いでくれますが、ユーザーが施してきたカスタマイズの条件にやバージョン間の落差の大きさによっては、不都合をもたらすケースがあることに留意してください。 (実際の手順) 上述の A. B. をふまえ、新パソコンにインストールした Thunderbird のプロファイルを、まったく最初から作り直し、そこに旧パソコンのプロファイルのデータをコピーし直す手順です。 過去におこなわれた手順と、今後のことを考え、新パソコンで最初に生成されるプロファイルを利用したやり方を紹介します。(Thunderbird フォルダを丸ごと移行する手順は割愛します。) (1) ます、"現状を白紙に戻す" 操作をおこないます。Thunderbird 本体(プログラム)は現状のままでかまいません。アンインストール・再インストールの必要はありません。 Thunderbird が終了していることを確かめた上で、新パソコンにある C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\Thunderbird を、Thunderbird フォルダごと削除します。不安なら、Thunderbird フォルダごと別の場所に移動・退避してください。 つまり、既定の場所である C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming に、Thunderbird フォルダ以下が存在しない状態を作ります。 (2) この白紙の戻った状態で Thunderbird を通常起動すると、profiles.ini もプロファイルフォルダもないので、Thunderbird は最初のプロファイルとその情報を記した profiles.ini を自動生成し、ユーザーにアカウント設定を促します。 ここで、何も操作しないで Thunderbird を終了します。<-【重要】 (3) エクスプローラなどのファイルマネージャからプロファイルの場所を見ると、(1)で削除した Thunderbird フォルダ以下の内容 ~ Thunderbird ├ profiles.ini └ Profiles └ xxxxxxxx.defaul が、 C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming の中に生成されているはずです。 【重要】ここで、xxxxxxxx.defaul を削除してはいけませんし、フォルダ名を変更してもいけません。profiles.ini に記された情報との整合性を崩してしまうからです。shirouto さんは、上記②で誤った操作を実行しておられます。 (4) 旧パソコンにあるプロファイルの yyyyyyyy.defaul(あるいは移行元としたい他のプロファイルフォルダ)の中身一式を、(3)で生成された xxxxxxxx.defaul フォルダの中にコピーします。 厳密さを期すなら、xxxxxxxx.defaul の中身を削除して完全な空白状態にしてから、そこに yyyyyyyy.defaul の中身をコピーしてください。 (5) ここまでの作業が完了したら、Thunderbird を起動してみてください。 旧パソコンのプロファイルに異常がなく、ここまでの操作手順に誤りがなければ、Thunderbird は正常に起動するはずです。 (6) もし複数のプロファイルを使っておられたのなら、新パソコンのプロファイルマネージャから新しいプロファイルを作り、そこに旧パソコンのプロファイルの中身をコピーする手順を、各プロファイルごとにきちんと照合させながら実行してください。 (注意) 新パソコンにおけるユーザー権限/アクセス権限にも注意を払ってください。これは、Thunderbird ではなく OS そのものの機能です。 Thunderbird を正常にインストールできていて、その機能でプロファイルを生成したのなら、新しく作られたプロファイルフォルダのアクセス権限なども自動的に設定されているはずですが、ユーザーが手動であれこれ操作していると、思わぬところで問題が起こることがあります。 (補足) お使いの Thunderbird のバージョンが明記されていませんので、そのあたりの事情に左右される事柄は一般論として解釈し、汎用的な話にしてあります。 とくに新旧のパソコンで使っている Thunderbird のバージョンが大幅に離れているとかの特殊事情がある場合、プロファイルの移行で特別に注意すべきことがあるかもしれませんが、バージョン情報の明記がない以上、そのあたりのことは何も説明していません。そのことも念頭に置いてください。 新パソコンで Thunderbird が起動できないならバージョンをチェックできないかもしれませんが、Thunderbird のインストーラにはバージョンが書かれていますから、インストールできているのであれば、そのとき使ったインストーラからバージョンを判断できます。 とりあえず以上です。 |
作成者: | shirouto [ 2015年8月23日(日) 14:59 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
偶然的通行人さん お忙しいでしょうに、またも懇切丁寧なアドバイスを頂き ありがとうございました。 まず、ダウンロードした、新パソコンのThunderbirdのバージョンが古かったので、最新のものにしました。 旧パソコンからyyyyyyyy.defaul を新パソコンの別の場所に新たにコピーしました。 C:\Users\<UserName>\AppData\Roaming\ThunderbirdのThunderbirdをフォルダごと削除しました。 アドバイスに従いyyyyyyyy.defaul の中身だけをxxxxxxxx.defaul の中身を削除して完全な空白状態にしてから、コピーしました。 そしてThunderbirdを起動したら、無事にメール等が移行された状態で開きました。 本当にありがとうございました。 このフォーラムの利用は初めてなので、お礼の方法も解りません。 どうやってお礼をしたらよろしいのでしょうか。 とにかく とても感謝しております。 ありがとうございました。shirouto |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2015年8月23日(日) 19:50 ] |
記事の件名: | Re: プロファイルマネジャが捜せません。 |
shirouto さんが書きました: このフォーラムの利用は初めてなので、お礼の方法も解りません。 どうやってお礼をしたらよろしいのでしょうか。 ここはユーザーコミュニティですから、ユーザー同士の相互扶助(助け合い)も役割のひとつです。 結果報告をしてくださっただけで十分です。 (質問するだけして、解決したのか、しなかったのか、いっさい結果報告をしない人もおられるので......。) もし今後、shirouto さんの回りで困ってる人がいて、shirouto さんが手助けできる立場にあるのなら、今度は shirouto さんがその人を助けていただくことが、"お礼" につながります。 ま、常識的な範囲で "Give and Take" あるいは "持ちつ持たれつ" を意識していただければ、ってことで。 (余談) 強いていえば、お使いの Thunderbird のバージョンは、「最新」とかではなく具体的なナンバー(例:38.2.0 とか)でお示しいただくとありがたいです。 わずかなバージョンの違いで動作が変わることもありますし、不具合が修正されていることもあります。バージョンナンバーなど些細なことと考える方も多いのですが、バージョン情報はアドバイスをする上ではけっこう重要な情報なのですよ。 バージョンの明記がなく、いちおうその時点での現役最新バージョンをお使いだという仮定で話をすすめていると、あとから随分以前のサポートが終了しているバージョンでの話だとわかるようなこともあります。この場合、それまでにしてきた話が全部崩れてしまうことがあり、費やしたお互いの時間と労力が無駄になってしまいます。 本フォーラムの [フォーラムの利用について >> 質問するときは] に赤字で書いてあるのは、それだけ重要なことだからです。 faq.php?mode=forum#f0r2 このフォーラムに限らず、多くの質問サイトや他製品のフォーラムを利用する際にも通じることです。今後の参考にしてください。 |
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