横から失礼します。
kiki さんから寄せられている観点が比較的知られたパターンですが、ご質問に
dontec さんが書きました:
POP3環境で
とあるので、別の角度から述べてみます。
【メールソフトの標準的な挙動】
「ゴミ箱フォルダに入っていた過去の受信メールの添付ファイル」が、新規であれ返信であれ、いま現在作成・編集しているメッセージに勝手に添付されることはありません。
送信者と受信者の環境の違いによっては、HTML 形式で作成・送信した添付ファイルをつけないメールが、受信者側で HTML パートが添付ファイルとして表示されるケースなどはありますが、ユーザーが作成・編集している中身とはまったく無縁な「ゴミ箱フォルダに入っていた過去の受信メールの添付ファイル」が勝手に添付されることはありえない、ということです。
暴露型のマルウェアなどに感染し、感染者の環境にある情報をランダムに外部に送り出すようなことにでもなっていたらわかりませんが、通常では考えられない動作です。
【本件のもうひとつの可能性】
セキュリティ対策ツールが送受信する電子メールをチェックし、その情報をメールに付加するケースがあります。
一般的にはヘッダ情報として付加され、ユーザーがメールのソースを表示して見ない限り、通常の画面では認識できないことが多いと思いますが、状況によってはこれが「Part n.n」のような添付ファイルとして認識(誤認識?)されてしまうことがあるようです。
[送信済みトレイ] に残っている当該メールの『「Par 1.2.2」という添付ファイル』をテキストエディタで開いてみると、そこに手がかりになる情報があるかもしれません。
同様に、その添付ファイルを含む送信済みメールのソースを表示し、『「Par 1.2.2」という添付ファイル』に該当する箇所を調べてみると、それが何で、何者が添付するよう働いたかが見えてくるかもしれません。
もうひとつ、「ゴミ箱フォルダに入っていた過去の受信メールの添付ファイル」という情報から推測すれば、元の受信メールに本件と同様何らかのデータが含まれていて、受信時はそれが添付ファイルとしては表示されなかったが、返信操作の過程で何らかの変化があり、添付ファイルとして認識されるようになってしまった ―― といったシナリオが考えらるかもしれません。
「ゴミ箱フォルダに入っていた過去の受信メール」の差出人は、今回の [全員に返信] の中に含まれている人でしょうか。
[ごみ箱] にあったというメールとその添付ファイルも調べて、比較できればさらに原因を絞り込めたかもしれませんが、残念ながら [ごみ箱] を空にしたとのことなので、こちらは期待できません。
【補足】
本件の流れとしては、次のようになっているのだろうと推測します。
~ (A: 差出人 X)→(B: dontec さん受信)→(C: dontec さん返信)→(D: 受信者 Y から指摘)
不可解な添付ファイルが現れたのは、いまわかっている範囲では B から C の間のようですが、その萌芽がすでに A ~ B の段階で存在した可能性も否定できません。
今回、dontec さんが返信なさったメールは、差出人 X さんが書いたオリジナルでしょうか、それとも同報でメールのやり取りをしている中での返信として送られてきたものでしょうか。その経過によっては、A より上流に最初のきっかけが生み出されていて、今回の dontec さんの返信に際して顕在化した、という見方もできますね。
タイトルにあるような現象は初めて耳にするので、本当のところはわかりませんが、とりあえずご質問の文面から推測できる事柄を書かせていただきました。
的外れな話になっていたらすみません。