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パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=14982 |
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作成者: | こまった人 [ 2014年9月16日(火) 22:22 ] |
記事の件名: | パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
古いバージョンのファイルを退避しておいたのですが、パスワードを忘れてしまい、復元できなくなりました。 とても大事な情報が入っており、公的機関に提出する必要があるのですがこれを復元できる、もしくは 可読可能な状態にすることは出来ないでしょうか。 ファイル(メールが入っていたフォルダ)のサイズが数百KBのものは、 テキストで開けば暗号化された状態で開くのですが、最大で700MB程度のものもあり、確認できない状態です。 何か良いお知恵があればご教示ください。 どのような情報をお伝えしたらよいのか解りませんので、情報が不足していればご指摘ください。 退避しているフォルダは下記Profiles以下のフォルダです。 C:\Thunderbird\Profiles\文字列.default\Mail\Local Folders |
作成者: | kiki [ 2014年9月16日(火) 22:59 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
*質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して 該当項目、同類・類似事例がないか、確認してみましょう。 また、広くインターネット上でも、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。 *質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境と正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは書き添 えましょう。 *質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように しましょう。 *ここは、相互ユーザサポートを通じて、各種情報・事例を、ユーザ同士でシェアする 場でもあります。 まず、落ち着いて、冷静になってください。 Thunderbird には、メッセージデータそのものを暗号化する機能はありません。 そして、暗号化したファイルに、パスワードを設定する機能もありません。 あるのは、マスターパスワードという機能です。 [参照] マスターパスワード TB | Thunderbird ヘルプ https://support.mozilla.org/ja/kb/master-password もし、暗号化もパスワードも、Thunderbird 以外でおこなったものならば、関係ありません。 よって、話がよくわからないので、次の点について、具体的に、正確な情報を提示してください。 何のパスワードを忘れたのですか? 暗号化をおこなう際に、パスワードを設定されたのですか? Thunderbird のメッセージデータのファイルを、別の場所にバックアップ保存されて、それを 暗号化されていたのですか? それとも、バックアップする前に、Thunderbird 上で暗号化されたのですか? その暗号化は、何かのツールを利用されたのですか? それとも、Thunderbird 上で、アドオンを利用されておこなったのですか? それとも OS の機能で、暗号化されたのですか? |
作成者: | こまった人 [ 2014年9月17日(水) 08:24 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
はっ、確かに色々焦って混乱しておりました。 ご指摘ありがとうございます。 まず、ここで言われるThunderbirdのマスターパスワードは作成しておりません。 Thunderbirdに入る時に、メールアドレスとパスワードを入力してくださいと言われますが、 その時のパスワードが不明になっています。現在そのメールアドレスは使っていません。 暗号化と言ったのは、退避したファイルのmailフォルダの中身をnotepadやwordなどで 可読出来ないか確認した時に、メールアドレスの一部以外は文字化けしていたためです。 必要なデータは送受信の年月日、メールの宛先、内容(一部でも良い)になります。 質問の回答となっておりますでしょうか。 よろしくお願い致します。 |
作成者: | kiki [ 2014年9月17日(水) 20:14 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
*質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して 該当項目、同類・類似事例がないか、確認してみましょう。 また、広くインターネット上でも、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。 *質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境と正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは書き添 えましょう。 こまった人 さんが書きました: まず、ここで言われるThunderbirdのマスターパスワードは作成しておりません。 了解しました。 こまった人 さんが書きました: Thunderbirdに入る時に、メールアドレスとパスワードを入力してくださいと言われますが、 その時のパスワードが不明になっています。 そのパスワードは、そのアカウントのサーバにアクセスして、送受信をおこなう際に必要と なるものです。 つまり、サーバとやりとりする際に、必要なパスワードです。 ご利用されていたプロバイダ(ISP)のメールアカウント用のものです。 送受信されたメッセージに、パスワードを付けるものではありません。 こまった人 さんが書きました: 暗号化と言ったのは、退避したファイルのmailフォルダの中身をnotepadやwordなどで 可読出来ないか確認した時に、メールアドレスの一部以外は文字化けしていたためです。 了解しました。 それは、「暗号化」とは云いません。 また、「暗号化」もされていません。 そして、「文字化け」でもありません。 もちろん、パスワードもありません。 以下、ご説明します。 メールメッセージは、いろいろな文字コードで書かれています。 (例)Shift-JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP(JIS)、UTF-8(Unicode) など [参照] 文字コード - Wikipedia 日本語文字コード Thunderbird をはじめとするメールソフトは、それらの文字コードを、自動的に判別して、 正しく読めるように表示します。 Notepad や Word などで読むときは、それらの文字コードが混在しているメッセージファ イルを、個々のメッセージ毎に、自動的に判別して、表示する機能がないので、文字コード がマッチしていない場合は、文字化けしたかのようになるのです。 ですから、そのメールメッセージの文字コードに合った設定状態にしてやれば、正しく読め るように表示されます。 メールメッセージの文字コードの種類は、メッセージヘッダの以下の箇所に明記されていま す。 (例)Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp [コンテンツの形式はプレーンテキストで、文字コードは iso-2022-jp] メールアドレスなどのヘッダ情報部分は、半角英数字のみで記述されていますので、問題な く読めますが、本文部分は、文字コードを一致させないと、文字化けしたかのようになりま す。 Notepad や Word で読むときは、単一の文字コードならば、選択・指定できるかと思いま すので、そうやってメッセージを表示させて、読んでください。 注: Thunderbird のメッセージデータファイルは、メッセージ毎にファイルとして保存されて いません。 1 メッセージ=1 ファイル ではなく、複数のメッセージをひとまとめにして、1 ファイル にしている仕様です。(MBOX 形式と云います) ですので、テキストエディタで読むときは、文字コードをメッセージ単位で、その都度正 しく合わせる必要があり、少々手間がかかります。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2014年9月18日(木) 09:24 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
横から失礼します。 kiki さんのご説明と重複する部分もあるのですが、ちょっと別解を書いておきます こまった人 さんが書きました: まず、ここで言われるThunderbirdのマスターパスワードは作成しておりません。 Thunderbirdに入る時に、メールアドレスとパスワードを入力してくださいと言われますが、 その時のパスワードが不明になっています。現在そのメールアドレスは使っていません。 暗号化と言ったのは、退避したファイルのmailフォルダの中身をnotepadやwordなどで 可読出来ないか確認した時に、メールアドレスの一部以外は文字化けしていたためです。 次のような措置をユーザーが取らない限り、Thunderbird が送受信したメッセージ本体を暗号化するようなことはありません。 (参考 ―― Thunderbird ヘルプ) ・メッセージのデジタル署名と暗号化 https://support.mozilla.org/ja/kb/digit ... g-messages お書きになっているように、ユーザーが何らかの手段で意図的に暗号化を施しているのでないなら、メールを復元できる可能性はあるでしょう。 復元にあたっての予備知識として、次の2点を理解しておくことが重要です。 (A)電子メールの規格としてのデータの在り様、(B)Thunderbird のメッセージデータの構造と配置、この2点です。 どちらも kiki さんが概要を紹介されているので、深くは述べません。 ただ、ここを理解しないままインスタントな解決を求めて「退避したファイル」を安易に操作すると、最悪の場合データを破壊してしまうことがあります。 合わせて、ややこしいですが、Thunderbird 上でのフォルダと個々のメッセージ、システム上でのフォルダとファイルをきちんと区別して取り扱うことが大切です。 【本番】 こまった人 さんが書きました: 退避しているフォルダは下記Profiles以下のフォルダです。 C:\Thunderbird\Profiles\文字列.default\Mail\Local Folders (総論)この Local Folders フォルダ内にある「退避したファイル」群を、現在使っている Thunderbird に移植します。 (各論)手順は次の通りです。 (1)まず、現在使っている Thunderbird 上の任意アカウントまたは [ローカルフォルダ] の [受信トレイ] 配下に、新しいフォルダを作ります。 仮に [ローカルフォルダ] の [受信トレイ] の配下に [dummy] という名称のフォルダを作ったとすると、次のような構成になります。 [ローカルフォルダ] └ [受信トレイ] └ [dummy] (2)Thunderbird の [ヘルプ] -> [トラブルシューティング情報] の [アプリケーション基本情報] -> [プロファイルフォルダ] から [フォルダを開く] を押し、プロファイルフォルダを開きます。 (3)このフォルダを開いたまま、Thunderbird を終了します。Thunderbird を起動させたままプロファイル内を操作するとトラブルを発生させることがあるからです。 (4)開いたプロファイル内の [Mail] -> [Local Folders] の中に、[Inbox.sbd] というフォルダができていて、その中に [dummy] と [dummy.msf] というファイルができていることを確認します。[Inbox.sbd] というのは、[受信トレイ] のサブディレクトリであることを意味しています。 (5)この [Inbox.sbd] フォルダ内、つまり[dummy] と [dummy.msf] の2つのファイルと同階層に、「退避しているフォルダ」内のファイル群をコピーしてください。 (6)Thunderbird を起動し、[ローカルフォルダ] -> [受信トレイ] の配下に [dummy] フォルダと並んで、「退避しているフォルダ」からコピーしたファイル群に対応する新しいフォルダ群が生成されていることを確認してください。そして、これらのフォルダを選択して、その中にある各メッセージが再現されているかどうか確認します。 正常に表示されていれば、復元は成功です。メールに含まれている添付ファイルも保存可能になっているはずです。 (7)あとは必要に応じて、目的のメッセージを現在使っている Thunderbird の中で希望するフォルダに移すなどして整理してください。 整理後、Thunderbird 上に表示されている [dummy]フォルダをはじめ移植したフォルダ群は、不要なら削除してかまいません。プロファイルにある [Inbox.sbd] フォルダを丸ごと消すのが簡単です(← Thunderbird を終了させた状態でおこなうこと)。 【補足】 既存の Thunderbird のプロファイル内に存在するメッセージデータのファイルと、「退避しているフォルダ」内のファイルの名称が競合する場合、既存プロファイルの不用意な場所に退避したファイルを書き戻すと上書きされてしまい、現存データが消えます。 取り扱うファイルの数が不明だったので、このような同一ディレクトリ内でのファイル名の競合を避けるため、意識的に別フォルダを作り、その中に「退避しているフォルダ」内にあるファイル群を単純にコピーする手順を紹介しました。 しかし、要は同一ディレクトリ内でファイル名が重複しなければいいだけなので、復元したいメールを含んでいる「退避したファイル」が特定できているのなら、そのファイルの名称を変更して既存ファイルと競合しないようにすれば、わざわざ新しいフォルダを作らなくても同じ結果を得られます。 例えば、Inbox-old などの名称に変更した「退避したファイル」を、上記(4)の [Mail] -> [Local Folders] 直下にコピーするやり方でも大丈夫です。 上記の手順で目的のメッセージを復元できないなら、操作に誤りがあったか、バックアップしたデータが破損していたか、そういった理由が考えられます。 例えば、 こまった人 さんが書きました: 暗号化と言ったのは、退避したファイルのmailフォルダの中身をnotepadやwordなどで といった操作をしたとき、誤って内容を書き換えてしまうとか、不用意に上書き保存とかしていたら、文字コードなどの情報が崩れて正常に復元できなくなるケースが起こりうるからです。可読出来ないか確認した時に、メールアドレスの一部以外は文字化けしていたためです。 とりあえず以上です。横から口を挟んでしまいましたが、kiki さんから補足があればよろしくお願いします。 |
作成者: | こまった人 [ 2014年9月18日(木) 12:44 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
kiki様、偶然的通行人様 当方の舌足らずな説明にも関わらず、的確にご回答いただき ありがとうございます。 いただいた内容を確認しつつ、復旧に取り掛かってみます。 (また行き詰った時には、お知恵を拝借するかもしれません。) 取り急ぎご報告まで。 |
作成者: | こまった人 [ 2014年9月20日(土) 00:10 ] |
記事の件名: | Re: パスワードが判らなくなったメールファイルの復元について |
Kiki様、偶然的通行人様 ご報告です。ご指導いただいた方法で、無事すべてのメールが復元できました! 非常に助かりました!ありがとうございます。 |
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