※質問するときは、「フォーラムの利用に関するご案内」、とりわけ「質問するときは」に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。お急ぎだったようですが、時間が経ってしまいました。もう別のところで解決されているかもしれませんが、いちおう応答しておきます。
ただし、ご利用の環境条件や状況説明が具体的に書かれていないので、推測できる範囲での一般論になります。
柏木 翔太 さんが書きました:
①作成ボタンを押し、文字を入れ、下書きフォルダーに保存した表示が、文字の間にスペースが入ったり、文字の位置や、色が違う表示になります。
HTML 形式のメッセージ作成に関するお話ですか?
[下書き] フォルダに保存したあと、Thunderbird の表示形式はどのような状態で閲覧されていますか?
アプリメニューまたはメニューバーの [表示] -> [メッセージの表示形式] を確認してみてください。もし、HTML 形式で作成したメッセージを、ありのままの HTML 形式として表示状態を確認したいのなら、[オリジナル HTML] を選択するといいでしょう。
メッセージの文字間に半角スペースが入ってしまう問題は、電子メールの送信システムや HTML などの規格上の制約、それらを度外視したユーザーの誤った運用、Thunderbird が抱える問題 ―― などが影響してくるため、一口には説明できません。
このフォーラムにおける近年のトピックでは、次のようなものがあります。
(参考)
・本文中に半角スペースが挿入される
viewtopic.php?p=49653とくに後半の 通行人 さんの記事が、技術的に詳しい説明になっています。(ぼく=偶然的通行人とは別人です。)
柏木 翔太 さんが書きました:
②Thunderbirdのメール全部または一部をMicrosoft Office 2010 Outlook エクスポート・インポートの方法。
使っているのが IMAP アカウントなら、サーバ上のメッセージを読みに行くクライアントを変えるだけなので、Thunderbird から Outlook への移行はそれほど難しくないと思います。理屈としては、そのアカウントの設定を Outlook に適切に施せば、IMAP サーバに置かれたメールを読み込めるはずなので...。
POP アカウントで使っていた場合、異なるメールソフト間でのデータ移行は、一方の側だけでどうこうできるものではなく、双方の兼ね合いが重要になります。
Thunderbird は、Outlook からのインポートには(いちおう)対応していますが、Outlook のデータ形式(pst)への直接的なエクスポートには対応していません。
Outlook は、Thunderbird からのインポートには対応していませんし、Thunderbird のデータ形式(mbox)へのエクスポートにも対応していません。
こうしたケースでは、汎用的な形式を経由してデータを移す方法がしばしば使われます。
電子メールの最も汎用的なフォーマットのひとつである Eml 形式でメッセージデータを扱うことで、ある程度の手間(と場合によってはコスト)をかけて、Thunderbird で送受信したメールを、Outlook に移行することはできるようです。(ぼくは Outlook を使っていないので、実際に試したことはありません。)
Thunderbird から、メッセージの全部または一部を Eml 形式で書き出すことは簡単です。メッセージ(1つまたは複数)を選択し、[名前を付けて保存] -> [ファイル] で、任意の場所に保存できます。
選択したメッセージが 100 通なら、保存先には 100 個の Eml ファイルが生成されます。(メール1通につき1ファイルです。)
これらを Outlook にインポートする方法と手順は Outlook 側の役割になるわけですが、問題は、Outlook が Eml 形式を開いて閲覧することはできても、メールとしてストレートには取り込めないらしいことです。
Windows Live メールを経由する方法がよく紹介されているみたいです。専用のツール(有償/無償)を使う方法もあるようです。
"Outlook" "eml形式" "インポート" などのキーワードで、Google や Bing などの Web 検索を実行してみてください。多くの事例を知ることができると思います。
柏木 翔太 さんが書きました:
③作成ボタンを押し、下書きに残すために、テキスト形式、HML形式での変換方法
Thunderbird のメイン画面にある [作成] ボタンを押して開くメッセージ作成ウィンドウで、作成中のメッセージの形式を切り替えることはできません。
HTML 形式は、画像や表などを挿入でき、文字列に対しての装飾も可能です。しかしプレーンテキスト形式は、純粋に文字を扱うだけの機能しかありません。性格の異なる両者のフォーマットを、完全に内容を保ったまま相互変換する術はありません。
どちらの形式で編集するかを決めてから、それに応じたメッセージ作成ウィンドウを開く必要があります。
作成するメッセージの形式は、アカウント設定の [編集とアドレス入力] -> [編集] -> [HTML 形式でメッセージを編集する] にチェックを入れていると HTML 形式が、チェックを外しているとプレーンテキスト形式が、それぞれ標準形式になります。
そして、メッセージ作成ウィンドウを開く段階で、簡単に形式を切り替えることができます。
普通に [作成] ボタンを押すと、ユーザーが設定した標準形式のメッセージ作成ウィンドウが開きます。
キーボードの [Shift] キーを押しながら [作成] ボタンを押すと、標準形式とは逆の形式でメッセージ作成ウィンドウが開きます。
この方法を覚えておくと、いちいちアカウント設定を操作しなくても、必要に応じて HTML 形式とプレーンテキスト形式を使い分けてメッセージを作成することができます。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(余談)
柏木 翔太 さんが書きました:
上記、①~③の改善策を教えて下さい。出来ましたら至急にてお願い致します。
ご承知とは思いますが、ここはユーザーコミュニティです。専業的なサポート窓口ではないので、質問が寄せられるのを待機していて仕事として即時対応するような人はいません。みなさん、本業の合間に、ユーザー同士の助け合いとして質問に答えています。たまたまタイミングよく解決策が寄せられるときもありますが、いつもそれが期待できるわけではありません。
トラブルが起こったり疑問点が出てきたとき、解決を急がれるお気持ちはわかりますが、「至急」を望まれても対応できない場面が多いことをご理解いただければと思います。