JTuser さんが書きました:
具体的に言いますと、AさんもBさんもCさんも、全てサンダーバードのメールを利用していて
それらの個人のメールアカウントとは別に
info@abc.comというような別のアカウントも、サンダーバードで取得しています。
そして、
info@abc.comに届くメールの確認ならびに返信の作業を
Aさん、Bさん、Cさんの全員ができるようにしたいということになります。
基本的には、私が提示した「共有Gmail IMAPアカウント」に似た環境が、すでにあるんですね。
で、Aさん、Bさん、Cさん専用のメールアドレスあてに届く、Aさん、Bさん、Cさん専用のアカウント・メールボックスのメールは、他の人が、なりすまして、もとい、なり代わって見る必要はなくて、
共通の、info@abc.com宛てのメールだけでいい。
それなら、話は簡単。
(1)
info@abc.com宛てのメールを、全員が見る。
info@abc.comという「サーバーのアカウント」を、各人のThundebirdに定義し、各人が必要な時に、サーバーのMboxに取りに行く。
POP3ならば、「サーバーに残す」設定にし、誰も、絶対に、サーバーのMboxから消さない。
IMAPならば、誰もサーバーのMboxから消さない。
どちらの場合も、サーバーのMboxから消すのは、決めてある一人の管理者のみ。
(2) 全員が、info@abc.comとして発信するメールを送る。
メールアドレスがinfo@abc.comの「差出人情報」を、全員のThunderbirdに定義し、それを使ってメール送信するだけのこと。
で、問題は、既に他の人が対応して回答しているかどうかをタイムリーに知ることが、POP3の場合には困難なこと。
POP3の場合には、各人のHDDのファイルにサーバーにある(あった)メールのコピーを置き、そのコピーに対してローカルのHDD上で何かをするわけで、送信メールのコピーも各人のローカルのHDDに書かれるだけだから、別のThunderbirdを使っている他の人は、自分の手元にあるメールデータだけから他の人が行った作業を把握することが、できない。
この問題に対する解答の一つが、IMAPです。
IMAPならば、メールのデータは常に全てサーバーにおかれ、各メールの、既読・未読とかメールに付けられたタグなどの「状態」も、全てサーバーにあるメールの「メタデータ」として、サーバーに保管されます。
「Inbox」以外のMboxもサポートされていますから、「済んだものは対応済みフォルダに移動」というような運用も、簡単にできます。
送信メールのコピーも、サーバーの「送信済みトレイ」に置けますから、他の人が送った送信メールも読めます。
Niftyとかの日本の大手のプロバイダーは、大抵、Webメール、IMAP、POP3、をセットでサポートしているのですが、IMAPは使えないのですか?
単なる複合体のKDDIの中で、KDDの方じゃなくてDDI(Au)の方がやっているDIONのエンジニアは、未だにIMAPのことを知らないみたいなんですけどね(^^)