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[解決済み] ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=14711 |
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作成者: | mozibur [ 2014年4月11日(金) 23:56 ] |
記事の件名: | [解決済み] ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
今般、XPで使っていたOEをThunderbirdに移行してその後、 XPのThunderbirdwpをwin7に移行しようとしているのですが、 下記の状況で上手くいきませんので対応方法を教えていただけると 助かります。(OEからThunderbirdは移行完了しています) ちなみにメールの保存先は外付けHDにしています。 やった手順は以下の通りです。 1.xpのプロファイルの入ったcドライブのThunderbirdフォルダをそのままwin7のThunderbirdフォルダに置き換え。 xpのThunderbirdフォルダの場所。 C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data 中身は、Profilesフォルダ、Crash Reportsフォルダ、profiles.ini です。 win7のThunderbirdフォルダの場所。 C:\ユーザー\ユーザー名\appdata\roming\です。 profiles.iniの指定された英数字の羅列はprofilesの中のdefault名と一致しています。 メール保存先は各アカウントともF:Thunderbird\profiles\英数字default \MAIL\~です。(ローカルフォルダを含む) ただアカウント設定を見ると、メールの保存先が何故か全てC:¥F:Thunderbird\profiles~となっていたので画面からF:Thunderbird\profiles~に修正をしました。 <起きている現象> win7でThunderbirdを起動したところ、フォルダ構成は再現したのですが、 なぜかメッセージが表示できません(ずっと待機の状態になります) 試しに新規メッセージを作成して保存しようとしたところ 「メッセージの下書きフォルダの保存時にエラーが発生しました」と 出て保存もできません。 ちなみにwin7のCドタイブのプロファイルデータの中身だけ (英数字defaultフォルダの配下のデータを全て選択でコピー)しても 同じ現象です。 それでためにし「ローカルフォルダ」だけCドライブのプロファイルフォルダ 配下の\Mail\Local Foldersに変更したところ正常にメッセージが表示 され新規メッセージも書込みできましたが、今度は受信メールが 同じメールが何通も(おそらくアカントの数だけ)受信されてしまいます。 xpのときにこのようなことはなかったですので上記設定で 「ローカルフォルダ」だけをCドライブのプロファイルフォルダ配下の \Mail\Local Foldersにしたからかもしれません。 いずれにしても全て外付けHDでないと困るので何とか解決策を 教えていただければ幸いです。よろしくお願いします。 |
作成者: | kiki [ 2014年4月12日(土) 00:21 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
*質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して 該当項目、同類・類似事例がないか、確認してみましょう。 また、広くインターネット上でも、同類・類似事例がないか、調べてみましょう。 *質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境として、正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは 書き添えましょう。 *質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように しましょう。ここは、ユーザ同士で、各種情報・事例を、シェアする場です。 Outlook Express から Thunderbird への移行が完了しているのならば、何も問題ないのでは ありませんか? 明らかに、移行手順の誤りです。 Thunderbird のプロファイルを置く場所と、メッセージの保存先をどこにしたいかで移行手順 が異なってきます。 次の同類事例を、参照してみましょう。 [参照:同類事例の過去トピック] MozillaZine.jp フォーラム - メールデータ保存先フォルダの変更について MozillaZine.jp フォーラム - 起動できない |
作成者: | mozibur [ 2014年4月12日(土) 00:49 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
回答ありがとうございます。 >明らかに、移行手順の誤りです。Thunderbird のプロファイルを置く場所と、 >メッセージの保存先をどこにしたいかで移行手順が異なってきます。 はい、いろいろな事例を参考にして上記手順で大丈夫だと思ってやっている のですが、もし誤った部分があれば教えてください。xpではメール保存先を 外付けHDに設定して問題なく使えていましたので何故win7でできないか わからない状況です。 もしかしてXPの時にメール保存先をCドライブの保存先にした状態で再度 プロファイルデータをコピーしてもし正常に稼働したらそれから保存先を 外付けHDにしたほうがいいでしょうか・・・それても上記方法に問題があった でしょうか。教えていただけると助かります。 |
作成者: | kiki [ 2014年4月12日(土) 08:20 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirdのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
*質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境として、正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは 書き添えましょう。 kiki さんが書きました: Thunderbird のプロファイルを置く場所と、メッセージの保存先をどこにしたいかで移行手順 が異なってきます。 と書いたんですけど・・・・。 通じていないようなので、次のように表現を書き換えますね。 Thunderbird のプロファイルは、移行先の Windows 7 の標準の場所でいいのでしょうか? 例:C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\<profile folder> そして、「メッセージの保存先」のみを F:\Thunderbird\profiles\英数字default\MAIL に したいのですか? それとも、「メッセージの保存先」も含むプロファイルを、まるごと外付 HDD (F ドライブ) に移行されたいのですか? [とりあえず気が付いた点] 注:パスは、正確に記述してください。 例:F:Thunderbird じゃなくて F:\Thunderbird ではないですか? C:\ユーザー\ユーザー名\appdata\roming じゃなくて C:\ユーザー\ユーザー名\AppData\Roaming ではないですか? 【お勧め】 この機会に、以下のヘルプガイドを、しっかり通読しましょう。 知って、理解して、損することはありません。 必要に応じて、何度でも読み返して、正しい理解を身に付けるのをお勧めします。 [参照] プロファイル TB | Thunderbird ヘルプ 複数のプロファイルを使用する | Thunderbird ヘルプ |
作成者: | WADA [ 2014年4月12日(土) 09:32 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
mozibur さんが書きました: xpではメール保存先を外付けHDに設定して問題なく使えていましたので 何故win7でできないかわからない状況です。 メールの保存先:の設定は、prefs.jsの中では、プロファイルディレクトリーからの相対パスになっています(.directory-rel)。 プロファイルディレクトリーの場所が、XPとWin7で異なり、しかもWin7の方が1階層深い、ということにお気づきですか? メール保存先:がプロファイルディレクトリーの外、で、プロファイルディレクトリーの階層の深さやドライブレターを変えた・変わった、という場合には、 プロファイルディレクトリーを移動したあと、メールディレクトリーの場所の移動、も必要になります。 「メールディレクトリーの場所の移動」は、 メールディレクトリーの場所が、Win7での外付けHDDのドライブをXとして、Win7ではX:\hogehoge\Mail\pop3.domain.comになったのならば、 サーバー設定のメッセージの保存先:を、そこに変えるだけの話。 |
作成者: | WADA [ 2014年4月12日(土) 10:30 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
> ただアカウント設定を見ると、メールの保存先が何故か全てC:¥F:Thunderbird\profiles~となっていたので > 画面からF:Thunderbird\profiles~に修正をしました。 「画面から」「修正」とは、どこで、どのようなことを行った、ということを指すのですか? 「アカウント設定を見ると」の後だから、アカウント設定・サーバー設定のはず、と思いこんでいたのだが... でも、それなら、ディレクトリーピッカー経由だから、操作は「選択」であり、「変えた」とか「変更」とか書くことの方が多く、普通は「修正」とは書かないはず... それに、サーバー設定でメッセージの保存先:を変更すれば、その後、再起動させられるし、 それも、一つのアカウントの設定を変える度に再起動させられるから、文句の一つくらいは書いてあっても、不思議はない... 設定エディターで、文字列を「修正」したのですか? しかも、身に覚えのあるF:ドライブの入ったフルパスらしき文字列があるからと、変更が必要な方の mail.server.server#.directory-rel ではなくて、mail.server.server#.directory の方を。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2014年4月12日(土) 12:03 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
横から失礼します。 いちおう別の角度から説明するよう心がけますが、kiki さん、WADA さんのアドバイスと内容の重複する部分があります。その点は話の流れとしてご容赦いただければ...。 mozibur さんが書きました: それでためにし「ローカルフォルダ」だけCドライブのプロファイルフォルダ 配下の\Mail\Local Foldersに変更したところ正常にメッセージが表示 され新規メッセージも書込みできましたが、今度は受信メールが 同じメールが何通も(おそらくアカントの数だけ)受信されてしまいます。 xpのときにこのようなことはなかったですので上記設定で 「ローカルフォルダ」だけをCドライブのプロファイルフォルダ配下の \Mail\Local Foldersにしたからかもしれません。 「ローカルフォルダ」をお使いということは、メールアカウントは POP ですね。 POP の場合、ローカルフォルダに統合しても、元のアカウント設定とそのフォルダは独立して維持されます(維持しないとダメです)。 POP サーバの情報は、プロファイルフォルダ内(xxxxxxxx.default\)の prefs.js に登録されていますが、個々のメッセージの受信結果の情報は該当するアカウントフォルダ内(xxxxxxxx.default\Mail\<AccountName>\)の popstate.dat に記録されています。 プロファイルそのものは標準の C ドライブに置き、「メール保存先を外付けHD」にしているということは、受信にかかわる POP サーバの情報がある場所と、そこから受信したメッセージ類の保管場所が、分離されているということです。 POP アカウントを「ローカルフォルダ」に統合していて、外付けの F ドライブに指定したメッセージの保存先を C ドライブの標準の場所に戻したら、おっしゃるような動作になったということは、次のように解釈できます。 まず、C ドライブに置いたプロファイルの情報から POP サーバにはアクセスでき、ローカルフォルダを C ドライブの標準の場所に置いたことでメッセージデータの保存も可能になった、といえます。 しかし、その POP サーバからの受信結果を記録する popstate.dat は外付けの F ドライブに置かれたままになっていて、そこへのアクセスが不可能になっている状態では popstate.dat の更新ができないため、受信操作をするごとにサーバ上に存在する「同じメールが何通も(おそらくアカントの数だけ)受信されてしまいます」の状態がくり返されている、といえます。 このことは逆に、次の事情を示唆してもいます。 C ドライブの標準の場所にコピーして 7 環境にもってきた XP のプロファイルは、適正に移行できていると考えられます。 一方、そのプロファイル内の prefs.js に XP 環境下で登録されていた [メッセージの保存先] のパス情報は、Windows 7 環境での実際の状態を反映しておらず、F ドライブに置いた [メッセージの保存先](F:\ ~ \xxxxxxxx.default\Mail\<AccountName>)にアクセスできない状態に陥っている可能性が考えられます。 この状態を修復するには、Windows XP 環境で生成された prefs.js の情報を、Windows 7 環境での実際の状態に合わせて書き換えなければなりません。 その方法はいくつか考えられます。 手っ取り早いのは、prefs.js をテキストエディタで開いて当該箇所を書き換えることです。しかし、この作業の敷居が高い場合、次のような手順でも修正ができます。 mozibur さんのところの実情がわかりませんから一般化して書きます。うまく汲み取っていただけると幸いです。 (1)Windows 7 上の Thunderbird を起動し、[オプション] -> [詳細] -> [高度な設定] -> [設定エディタ] を開きます。 様ざまな設定項目がありますが、WADA さんからご説明があるように、メッセージの保存先に関する項目は次の2点です。(# はアカウントのナンバー) mail.server.server#.directory mail.server.server#.directory-rel (2)これらの項目をリセットして Thunderbird を再起動します。 すると、標準の場所(C ドライブのプロファイル配下)に新しいアカウントフォルダが生成されます。つまり、[メッセージの保存先] が初期状態にリセットされたわけです。 (お使いのプロファイルの状態によっては、既存のアカウントフォルダと同名で末尾に -n が付いたフォルダが生成されます <n は整数>。移行の完了が確認できたら、このフォルダは削除してもかまいません。残しておいても実害はありませんが...。) (3)この状態から、[アカウント設定] -> [<AccountName>] -> [サーバ設定] -> [メッセージの保存] -> [メッセージの保存先:] で F ドライブにある目的のフォルダを選択します。 [OK] で閉じると再起動を促されるので、必ず再起動してください。 再起動後に、当該アカウントのフォルダを開き、F ドライブに置いたデータを読み込んでいたら成功です。 この作業で何がおこなわれたかというと、Windows 7 環境下に置かれたプロファイルを起点にして、[メッセージの保存先] をいったんリセットした後に再設定し直すという作業を、Thunderbird の標準 UI からやったわけです。単純に(3)だけでもいいのかもしれませんが、この間プロファイルをいろいろ操作されてきた可能性もあるため、念のため一度リセットする工程を置いてみました。 複数のアカウントをお持ちなら、まずはどれか1つのアカウントでお試しになるといいでしょう。そこで確信が持てたら、残りのアカウントも同様に処理してください。 (補足) このあたり、Bugzilla にもこの種のレポートをされている WADA さんならもっと詳しくアドバイスしていただけると思いますが、一方的にお任せするのも気が引けるので、ぼくなりに知っているやり方を書き込んでみました。いたらぬ点がありましたら忌憚のないツッコミを入れていただけるとありがたいです。ぼくも勉強になりますから。 とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。 【注意】うるさいことを言うようで申し訳ありません。mozibur さんのことだけでなく、ぼくの周囲にもそういう人がしばしば現れるので、広い意味での注意喚起として(やや遠慮がちに)書き留めさせていただきます。 Thunderbird のプロファイルおよびメールデータの保存先の配置は、かなり自由に扱えます。 実際、C ドライブ以外にプロファイルを置くことを推奨しているようなサイトもみかけます。そうすることのメリットがあるのもわかります。 特殊な運用方法ですが、profiles.ini を無視して任意の場所に置いたプロファイルを直接指定して Thunderbird を起動させることもできます。 それはそうなのですが、この自由度の高さを活かすためには、ひと回り広い視野に立ったスキルが求められます。 標準のシステムドライブ以外にプロファイルを置くことにメリットとデメリットがあることを理解した上で、メリットが大幅に上回るようユーザーが Thunderbird を管理できるか否かがカギになる、ということです。 厳しい言い方になってしまいますが、ネット上の断片的な(いいとこ取りの?)情報をなぞるだけの安易さでそれをやると、目先の狭い部分ではうまくいっても、見通せなかった部分で後のち深刻なトラブルを呼び込んでしまうことがしばしば起こります。 そういう意味では、標準の方法で運用するのが(長期的にメリットとデメリットの差し引で見れば)最も安定して使えると思います。(十分なスキルを持ったユーザーが、全体像を正しく理解して自力で変則的な運用をするのは、この限りではありません。) もし標準外の運用をするなら、管理のための労力や学習をいとわない覚悟が求められると思います。本件がその糧となることを期待します。 |
作成者: | kiki [ 2014年4月12日(土) 14:04 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirdのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
本題の内容に直結しているわけではありませんが、重要な観点かと思いますので、まずは、 そのことについて触れておきます。 先の 偶然的通行人 さんのコメント内で書かれている【注意】について、同感です。 移行に関する質問をされる方々の多くが、Thunderbird とプロファイルの関係と、プロフ ァイルのしくみを、基本的に、正しく理解されておらず、断片的な理解と知識の状態です。 そのために、うまく移行作業ができずにつまづき、ここで質問をされます。 およそ、文面の内容から、それらを推察して、読み取る努力をしています。 しかしながら、ほとんどが限られた情報なので、理解と知識だけではなく、お持ちのスキル も想像の域を出ません。 ヘルプガイドや過去事例も紹介していますが、その場で、すぐに理解を習得するのは、困難 さを伴うのかも知れません。 そのような事情背景から、お勧めとして、各 OS の標準の場所に、プロファイルを移行する 手順をアドバイスしています。 その理由は、まずは標準の仕様で、安定利用をおこなっていただくのが、最良と判断するか らです。 この出発点を確保できれば、自信も得られ、次のレベルにステップアップすることも、見通 しやすくなると考えるからです。 前置きが長くなりました。 mozibur さんには、PC 環境を移行される機会でもありますので、まずは標準的な移行を目指 していただくのをお勧めします。 #仕様上の標準の場所に、Thunderbird をインストールし、同じく標準の場所に プロファイルを作成・移行するということです。 具体的には、再度、最初から、プロファイルの移行手順をやり直すことです。 メッセージの保存先や、プロファイルの標準外の場所への移行は、後回しにしましょう。 #やろうと思えば、いつでも後からできます。 その内容は、先にも紹介した参照過去トピック内にあります。 以下に、そのポイント先をリンクしておきますので、再度、参考にされてください。 [参照リンク] "Windows XP の Thunderbird から、Windows 7 の Thunderbird への移行方法をご紹介します。" MozillaZine.jp フォーラム - XPから7への移行時に起こる様々な不思議な出来事 |
作成者: | mozibur [ 2014年4月12日(土) 16:40 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
皆様、いろいろなご意見、ご回答、ご指導ありがとうございました! 再度xpのThunderbirdを外付けHDにせずに通常のプロファイルに再設定して からそのプロファイルデータをwin7にコピーしてその後、アカウント設定画面か ら外付けに変更 しprofile.iniを絶対パスに書き換えたところ無事正常に起動しました。 (プロファイルもメールデータも外付けHDで管理できました) 今回、xpのサポート終了に伴い長年使っていたoeから他のメーラーへの乗り換えを へを検討した結果Thunderbirdを選びました。それでこの掲示板もはじめて利用した わけですが大変勉強になりました。これからもthunderbirdを使用するにあたって いくつか操作の疑問も出てくるかと思いますがその節はまたよろしくお願いいたします。 |
作成者: | WADA [ 2014年4月13日(日) 12:23 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
偶然的通行人 さんが書きました: 標準のシステムドライブ以外にプロファイルを置くことにメリットとデメリットがあることを理解した上で、メリットが大幅に上回るようユーザーが Thunderbird を管理できるか否かがカギになる、ということです。 そうかなぁ。 ご存知のように、設計からして、プロファイルディレクトリーの場所は自由度が高く、極端に言えば、どこにおいたっていいのだから、 プロファイルディレクトリーは、自分の好きなところにおけばいい、 でも、事前に定義されている「既定の場所」にすると、こんなにいいことがあるよ、 メールデータの保存場所も、プロファイルディレクトリーの中にしておくと、こんなにいいことがあるよ、 Thunderbirdは、普通に設定すると、「既定の場所」にプロファイルディレクトリーを作ってくれるし、 普通にアカウントを定義すれば、メールデータの保存場所をプロファイルディレクトリーの中にしてくれるし、 Thunderbirdって、なんて親切なんだろう、 という具合に説明した方が、いいと思うんだけど。 mozibur さんの場合は、「メールデータの保存場所を外付けHDDに」というふうに書いていたので、ちょっと判別しにくかったのですが、 プロファイルディレクトリー自体を外付けHDDにおきたい、というケースだったようですから、 上のように説明してあれば、Win7で外付けドライブをF:ドライブにマウントしてWin7で新規プロファイルを作ってその時に「フォルダを選択」だけで済む、ということが、最初から理解できたはずで、余計な問題に遭遇して悩むことはなかったはずだと思います。 Win-XPからVista/Win7への移行で、プロファイルディレクトリーを、Win-XPの標準の場所から、Vista/Win7の標準の場所にコピーしたが、 XPで使用している時の設定のミスで、メッセージの保存先:が、プロファイルディレクトリーの外になってしまっていて、 (他の、以前使っていて今は使っていないプロファイルの下のディレクトリーを、いくつかのアカウントのメッセージの保存先:にしていた) 「標準の場所」の階層が、Vista/Win7の方が一階層深いので、 コピー後の実際のメッセージの保存先:の、コピー後のプロファイルディレクトリーからの相対パスが変わってしまい、 コピーしたprefs.js内の、mail.server.server#.directory-relだと、正しい場所をポイントしなくなってしまう という現象に遭遇したユーザーがいて、bugzilla.mozilla.orgにバグを開いたことがあります。 この時には、mail.server.server#.directory の方に、XPの時の絶対パスも書いてあるものだから、 それに引きずられて、闇雲に設定エディターなどで設定をいじったり、ディレクトリーを移動してみたり、などをしてしまって、状況を更に悪化させ、 そのために、特殊な条件が発生してしまって、訳がわからない余計なTbのバグに遭遇、 ということが起こっていました。 そして、プロファイルディレクトリーのXPからVista/Win7への移動に、MozBackupでバックアップ・リストアー、を行っていたので、 今、Vista/Win7上にある、どのディレクトリーが、本来使われるべきメッセージの保存先:なのか、 ご本人が答えられない、ということもありました。 最初の状態が保存されていればいいのだが、途中で変えてしまっているので、最初の状態が不明。 本人が、どこからどこにディレクトリーをコピーしたか、なんて、意識してないから、 どのディレクトリーが使われるべきか、なんてわかるはずもなく、 従って、「本来あるべき設定」が、わからない。 mail.server.server#.directory-rel の内容について聞いても、 どうしても、目になじんだフルパスが書いてある mail.server.server#.directoryに引きずられ、 設定は正しいのにTbがちゃんとアクセスしない!、という答えが返ってくる。 こういったバグ報告に対する反省の上にまとめてみたのが、以下のページです。 「Thunderbirdの、プロファイルディレクトリ、および、メールディレクトリ(メッセージの保存先:)の、場所の移動」 偶然的通行人 さん、一度読んでみてください。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2014年4月13日(日) 19:46 ] |
記事の件名: | Re: ThunderbirのXPからwin7の移行が上手くいきません。 |
質問者が解決を宣言された後ですが、関連する話題で意見交換を続けさせていただきます。 WADA さん、ご教示ありがとうございます。 WADA さんが書きました: こういったバグ報告に対する反省の上にまとめてみたのが、以下のページです。 「Thunderbirdの、プロファイルディレクトリ、および、メールディレクトリ(メッセージの保存先:)の、場所の移動」 偶然的通行人 さん、一度読んでみてください。 拝見いたしました。とてもよくわかります。 プロファイルフォルダやメール保存先フォルダの配置に関して、ユーザー環境の個別事情やユーザー個人のスキルなどに惑わされず純粋に Thunderbird の仕様から要点をすくい上げれば、おっしゃるように2点に集約されますね。 -------------------------------------------------------------------------------- ・profiles.iniというファイルの中のエントリーが、プロファイルディレクトリーをポイントしている。 ・プロファイルディレクトリーの中の、prefs.jsというファイルの中の、 mail.server.server#.directory-relが、プロファイルディレクトリーからの相対パスによって、 このサーバー(アカウント)用のメールディレクトリーをポイントしている。 -------------------------------------------------------------------------------- このことを理解できれば、あとはユーザーの応用次第なのは明白です。自分の環境条件やニーズに合わせてプロファイルフォルダやメール保存先フォルダの置き場所をコントロールすればいいわけですし、その後のメンテナンスもどうすればいいか見当がつくと思います。 このフォーラムのような場でも、同様の質問があるごとにユーザー環境を確認して個別に説明するより、こういう基本を理解してもらうようサポートするほうがずっと原理的だと感じました。 結論として書かれている以下の4点は、個々には知っていても、こういう具合に整理して考えたことはありませんでした。 ・「正しい場所」なんてなものは、無いのだ、の法則 ・「正しい手順」なんてなものは、無いのだ、の法則 ・「全部プロファイルディレクトリーの下」は、お得、の法則 ・「プロファイルディレクトリーは全部標準の場所」は、お得、の法則 ぼく自身、系統的に知識や技術を習得したというより、エンドユーザーとしての実際の使用体験から必要に迫られて学んだくちなので、あらためて頭の中を整理するのに役立ちました。 ただ、こういう法則性を理解して自力で応用していけるユーザーばかりではないのが、悩ましいところです。 ぼくの周囲にも、原理を説明すればそれを吸収して自分でどんどん応用していく人もいますが、具体的な作業手順を含めて手とり足とりサポートしないと何もできない人もいます。 それでも、基本的なことを土台に話を進めることは大切だと思います。 本トピックでは、ぼくもあらためて復習することができました。ありがとうございました。 |
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