sadasan さんが書きました:
XP Pro 32bit -> 7 home 32bit にThunderbirdを移行しようとしていますが、かつてのOS変更では経験したことのないような様々な不思議な事が発生して、移行できません。
3時間ほとネットで調べましたが、どうしても原因と解決方法を見つけることができませんでしたので質問させていただきます。
解決のためのお知恵をいただければと思います。
後先が逆になりましたが、問い合わせ質問に沿って、コメントを書き加えます。
Windows XP の Thunderbird から、Windows 7 の Thunderbird への移行方法をご紹介します。
念のため、これは「不思議な現象」とされた、一連の誤解を解くための説明内容にもなりうるもの
です。
移行方法には、いくつかあります。
その中でも、比較的簡単と思われる方法と手順を、説明します。
参考にされてください。
[事前準備]Windows XP の Thunderbird のプロファイルをバックアップコピーします。
 理由:
 後から、何度でも、移行ができるようにするためです。
 もし、移行コピーが失敗しても、やり直すことができるからです。
バックアップコピーは、USB メモリなどの、異なる PC でも利用しやすいメディアを選ぶのが、い
いでしょう。
利用するメディアの容量は、プロファイルの容量に合わせて選びましょう。
Thunderbird のプロファイルの場所は、以下です。 
C:\Documents and Settings\<ユーザ名>\Application Data\Thunderbird\Profiles\<profile folder>  注1:上記の <profile folder> に該当するフォルダをバックアップコピーです。
  注2:上記の場所は、Windows XP の場合です。
     OS の種類によって、上記場所は異なりますので、ご注意ください。[移行手順]1.[Windows 7] Thunderbird を新規にインストールします
  インストール後に、初回起動のみおこないます。
  一切、何もせずに、Thunderbird を終了させます。
   理由:
   標準の場所に、新規にプロファイルを生成させるためと、正常に Thunderbird が、
   起動することを確認しておくためです。
2.[Windows XP] プロファイルの「中身だけ」をコピーします
  事前準備でバックアップした Windows XP のプロファイルフォルダの、「中身だけ」
  をコピーします。
  上記で云えば、<profile folder> に該当するフォルダの「中身」になります。
  「フォルダをまるごと」コピーではありませんので、間違わないようにしてください。
   理由:
   profiles.ini の書き換えや、profiles.ini を含む移行だと、間違いを起こしやすいため
   です。
3.[Windows 7] 2.でコピーしたものを、Windows 7 の Thunderbird のプロファイル
  フォルダの中に、コピー(上書き)移行します
  下記で云えば、<profile folder> に該当するフォルダの「中」になります。
  Windows 7 の Thunderbird のプロファイルの場所は、以下です。   
C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\<profile folder>
これで、移行作業は完了です。
移行先の Windows 7 の Thunderbird を起動します。
以前と同じ状態で起動できたら、移行成功です。
念のため、問題なく、正常であるかどうか、きちんと確かめておきましょう。
もし、正常に起動しないとか、移行できていない場合は、作業手順のどこかに誤りがあります。
落ち着いて、最初から、やり直してみましょう。
[参照]
プロファイル TB | Thunderbird ヘルプ[補足]注1:<profile folder> は標準なら xxxxxxxx.default という 8 桁のランダム英数字名
   と .default の拡張子名を組み合わせたフォルダ名になっています。
注2:Windows XP の "Application Data" フォルダ、および Windows Vista/7/8 の 
   "AppData" フォルダは、 [隠し属性] です。
   以下の方法で、[隠し属性] が解除されて、エクスプローラ上で、表示可能になり
   ます。
   [Windows XP]
   エクスプローラーの「ツール」→「フォルダー オプション」→「表示」→「詳細
   設定」から「システムフォルダの内容を表示する」にチェックし、「保護された
   オペレーティング システム ファイルを表示しない(推奨)」のチェックをはずす。
   [Windows Vista/7]
   エクスプローラーの「ツール」→「フォルダー オプション」→「表示」→「詳細
   設定」から「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」
   にチェックを入れ、「保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しな
   い(推奨)」のチェックをはずす。
   [Windows 8]
   エクスプローラーのメニューの「表示」をクリックし、「隠しファイル」にチェ
   ックを入れる。
注3:以下の方法で、すべての拡張子が、表示可能になります。
   [Windows XP/Vista/7]
   エクスプローラの「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」→「詳細設定」
   の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずす。
    [参照]     
Windows エクスプローラーでファイル名拡張子を表示または非表示にする方法   [Windows 8]
   エクスプローラーのメニューの「表示」をクリックし、「ファイル名拡張子」を
   チェックする。
   これで、エクスプローラ上で、すべての拡張子が、表示可能になります。 
   [Mac OS X]
   画面上部メニューバーの Finder の [環境設定] → [詳細] タブの「この中にある
   すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックを入れる。
    [参照]     
OS X Mountain Lion: ファイル名拡張子を表示する/隠す