risonaseven2 さんが書きました:
「同期」の意味について誤解がありそうなので確認させてください。
自分の期待しているのは、複数のPCにインストールしたThunderbird間でのPC上の送受信フォルダの同期です。
(略)
また、Thunderbirdの機能として、GmailのようなWEB上に送受信フォルダを置くタイプ(WEBメールと呼ぶらしい)のメールを、
PC上のメールフォルダに取り込むことができるようです。
この機能は、OutlookExpressには無かったと思われます。
また、WEBメールの中でもYahoo!メールは転送を許可するためには別途広告メールの受信が条件であったかと思います。
したがって、ThunderbirdとGmailの組み合わせであれば、容易にWEBメールをPC上のフォルダに取り込めることを
説明していることにすぎないのではないだろうかと思うのです。
そうではなく、やはり複数のPC上のThunderbirdのフォルダの間で
オンラインストレージのような動作で同期がとれるのであれば、
Gmailのサーバに対するThunderbird側の送信設定の解説をいただきたいのでお願いします。
IMAPについてもGmailについてもGmail IMAPについても、全然理解していなさそう...
また、Gmail IMAPを経由して、PC1のTb1でPCにダウンロードしてサーバーのMboxからは消したPOP3アカウントAのメールデータを、PC2のTb2のメールフォルダー1にコピーして、PC2のTb2でPOP3アカウントAを継続使用する時の、「2PC/2Tb間でのメールデータの移動・移行」という意味での「同期」についても、理解できていないように見える...
MSがタダではPOP3を使わせてくれなくてタダでメールを使うにはWebメールしかないので、誰かがThunderbird用のアドオンを作ってくれて、Tb上はPOP3アカウントに見えるが裏ではアドオンがWebメールにアクセスしてメールデータを持ってくる、ということ、Webメール一般についても、混同しているように思える...
一言で言うと、IMAPを使えば、mitsuimizuho=risonaseven=risonaseven2さんがおっしゃる「同期」は、一切不要。
最近の、大手のプロバイダーのWebメールもIMAPもPOP3をサポートしているシステムでもそうですが、Gmailも、イメージ的には、
(A) サーバーに巨大な各ユーザー用のメールDBを用意しておき、そのDBの中のメールデータを、
(B) ブラウザーを使ったWebメール経由でも、
(C) IMAPをサポートするメーラーを使ったIMAP経由でも、見せてくれて、
(D) そのうちの「Inbox(受信トレイ)」に対応する「フォルダー」の中のものについては、POP3をサポートするメーラーを使ったPOP3経由でもダウンロードさせてくれて、
(E) IMAPをサポートするメーラーを使ったIMAP経由だと、IMAPだからメールデータのアップロードも可能、
というようになっているだけの話です。
(A) が、オンラインストレージみたいなもので、
(B) だと、外見は同じサーバーのデータを見ているし、ブラウザー経由だから、「同期」ってな感じはしないですが、
(C) だと、Gmail IMAPとIMAPをサポートするメーラー==Thunderbirdが、接続ができている間は常に勝手にオンラインストレージと「同期」してくれる、という感じになります。
POP3の場合だと、複数のPC・複数のメーラーで同じメールデータを見たい場合は「サーバーに残す」設定にしておかないといけないのですが、
IMAPにおいては、全てのデータは常にサーバーにあってそれをメーラー経由で見る、というようになっているので、
「サーバーに残す」以外の設定はできない、と言えて、
意図的に消さない限りは、どのPC・メーラーからでも常に同じメールデータを見られることになります。
そして、「Gmail IMAPを経由しての2PC間でのメールデータの移動・移行」というのは、PC1で(E)を行い、PC2で(C)を行って、PC2で、IMAPのメールフォルダーからPOP3アカウント用のローカルのメールフォルダーのファイルにメールをコピーする、というだけの話です。
POP3の場合の、メールフォルダー用のファイルは、各PCに独立して存在する完全に別のファイルであって、
どのメーラーも、ローカルのメールフォルダー用のファイルの共有は許していないから、
「Sent(送信済みフォルダー)」の内容をどのPC・メーラーでも同じにしておきたいのならば、
なんらかの手段で別のPC・メーラーにメールのデータをコピーする必要がある、という意味での「同期」や、
Gmailで、POP3サーバー名・ユーザー名を登録しておくと、定期的にPOP3サーバーにアクセスしてメールをダウンロードしてGmailのメールフォルダーに入れてくれる、という「同期」や、
オンラインストレージとかを利用しての擬似ファイル共有やFirefox Syncなどにおける「(バックグラウンドでの自動)同期」などを、
ごっちゃにしないようにしましょう。
また、Thunderbirdの場合、IMAPでも、POP3のように、全部のメールの全部のメールデータを常にローカルのファイルにダウンロードする、というオプションがあって、これも「同期」(Automatic Synchronization, Auto-Sync、自動同期?)と呼ばれています。
混同しないようにしてください。