横から失礼します。
質問者はもうご覧になっておられないかもしれませんが、気になった点を補足的に書かせていただきす。
dan106 さんが書きました:
ご指摘の通り、MS Office互換パックはアプリケーションではなく、
アドオンになるので、一覧から選択はできませんでした。
「MS Office 互換機能パック」が MS Office 2003 に組み込まれる追加機能(アドオン)であり、デスクトップなどに置かれた *.xlsx や *.docx のファイルをダブルクリックすると MS Office 2003 が起動し、それらのファイルを自動変換して開いてくれるのであれば、ご質問の動作を実現できる可能性はあるんじゃないでしょうか。――
(N)【Thunderbird で受信した添付ファイルをダブルクリックで開く条件】
特定の添付ファイルをダブルクリックで開けるようにするためには、kiki さんが画像付きでご説明くださっているように、その種類のファイルを開くためのプログラムをユーザーが指定しなければなりません。
(a)通常、添付ファイルの取り扱いについて、Thunderbird はメッセージに記述された Content-Type とシステムに登録されたファイル情報(*) を参照して、それを扱う「プログラム」の候補を提示して、ユーザーの判断を仰ぎます。
(*) Windows 環境なら、レジストリに登録された情報です。
(b)「プログラムで開く」から適切なプログラムを選択し、「今後この種類のファイルは同様に処理する」にチェックを入れて [OK] ボタンを押すと、以後は同じ種類の添付ファイルをダブルクリックするだけで、そのとき選択したプログラムが起動して開いてくれるようになります。
(セキュリティ上は、そういう扱いに慣れてしまうのは危ないのですけど...。)
(c)dan106 さんの環境での動作が上記の
(N)に当てはまるなら、「プログラムで開く」で「MS Office 互換機能パック」ではなく、Word や Excel の実行プログラムを選択し、あとは上述(b)の手順を進めればいいのではないでしょうか?
しかし、Word や Excel の実行プログラムを選択できない状態なら、もっと別の問題が起こっているのかもしれません。この場合、Thunderbird 側だけでなくシステム側に問題が起こっていることも視野に入れて、点検したほうがいいと思います。
【重要な例外】
同時に、ひとつ注意しておくべき例外があります。
添付ファイルが、
Content-Type: application/octet-stream;
で定義されてきた場合は、「今後この種類のファイルは同様に処理する」がグレーアウト状態になりチェックできません。
そのため、添付ファイルを扱う際、毎回ダイアログが開いて処理の判断を求められることになります。
なぜなら、application/octet-stream はバイナリ形式のファイルに対する非常に汎用的な Content-Type で、例えば *.exe のような実行ファイルをはじめ、その他の特定できない多様なバイナリ形式のファイルが application/octet-stream で定義されうる可能性を持っています。
そのため、application/octet-stream に特定のプログラムを関連付けて固定してしまうと、指定されたプログラムが扱えない様々な形式のファイルを無理やり開かせるような状態が起こりやすくなり、予期せぬトラブルを誘発する危険性が高まるからです。
例えば *.docx であれば、正しい Content-Type は、
application/vnd.openxmlformats-officedocument.wordprocessingml.document
―― です。あるいは、
application/msword
application/vnd.ms-word.document
―― などとなっていれば、そのファイルを開くプログラムはおおむね MS Office であると Thunderbird は判断してくれるはずで、少なくとも「今後この種類のファイルは同様に処理する」にチェックはできるようになると思います。
可能性は低いかもしれませんが、もし *.docx や *.xlsx の添付ファイルが application/octet-stream の Content-Type で送られてきた結果として「今後この種類のファイルは同様に処理する」へのチェックができず、ダブルクリックでのファイルオープンが実現できないのであれば、正しい Content-Type を指定していない送信側に根本的な問題があると思います。
気になった点だけですが以上です。的外れだったらすみません。