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TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=13812 |
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作成者: | ホンジュラス [ 2013年1月29日(火) 10:57 ] |
記事の件名: | TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
TOに自身のメールアドレス、CCにメーリングリストがあるメールを着信した場合、2通メールが届きますが、 自分宛のフォルダとメーリングリスト宛のフォルダにフィルタリングしたい場合、どのように設定すればよいのでしょうか。 よろしくお願いいたします。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2013年1月30日(水) 08:18 ] |
記事の件名: | Re: TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
※質問するときは、 ・フォーラムの利用に関するご案内 faq.php?mode=forum に目を通し、OS の種類や Thunderbird のバージョンといった使用環境についての最低限の情報を書き添えることをお勧めします。 何をどこまでご存知で、どの部分で行き詰まっておられるのか、ご質問の文面からではよくわかりませんから、ざっと全体像を書いてみます。 ご承知のことまで書いている部分があるかもしれませんがご容赦を...。 ご質問の出発点になる「TOに自身のメールアドレス、CCにメーリングリストがあるメール」は、元は 1 通のメールです。 メッセージフィルタの条件対象によく利用される一般的なヘッダを例示します。 【オリジナル】の例 Subject: About Thunderbird …… 普通そのつど変わる From: sender@xxx.co.jp …… 特定の相手なら常に一定? To: honduras@aaa.com …… 自身のメールアドレス Cc: hoge@mailinglist.net …… メーリングリストのアドレス ご質問の中で指摘されているように、このメールは To と Cc の宛先で 2 つに分岐します。 To のほうは、そのまま「自身のメールアドレス」宛のメッセージとして、ごく普通に受信されます【A】。 【A】のヘッダ例 Subject: About Thunderbird From: sender@xxx.co.jp To: honduras@aaa.com Cc: hoge@mailinglist.net Cc のほうは、メーリングリストを経由し、そのメーリングリストのルールに従ったヘッダを持って受信されます【B】。 【B】のヘッダ例 Subject: [ML Name : 00xx] About Thunderbird From: sender@xxx.co.jp To: hoge@mailinglist.net Reply-To: hoge@mailinglist.net 基本的には、【A】【B】それぞれ固有の特徴をフィルタ条件にし、希望する移動先フォルダを指定した「フィルタ A」と「フィルタ B」の 2 つを設定すればよいことがわかります。が...... 【A】は簡単ですが、問題は【B】です。(ぼくの深読みかもれませんけど...。) 【B】で受信したメールは、元が「TOに自身のメールアドレス、CCにメーリングリストがあるメール」であったかどうかを判断する上で必要な要素(オリジナルの To)が、メーリングリストを経由することでなくなっているため、同じ差出人が「To にメーリングリストを指定しただけのメール」【C】などと区別できません。 【 C のオリジナル】の例 Subject: About Thunderbird From: sender@xxx.co.jp To: hoge@mailinglist.net ↓ 【C】のヘッダ例 Subject: [ML Name : 00xx] About Thunderbird From: sender@xxx.co.jp To: hoge@mailinglist.net Reply-To: hoge@mailinglist.net 受信した【C】のヘッダは【B】と同じです。現実には Subject の一部が異なると思いますが、異なる部分は基本的に常時変動するためフィルタ条件にしにくいですし、なにより【A】との同一性を判別する材料がありません。 「TOに自身のメールアドレス、CCにメーリングリストがあるメール」が件名や本文などに、他にはない不変的な要素を必ず持っているのなら、やりようはあるかもしれません。 けれどもそのような要素が期待できないなら、メッセージフィルタだけで【B】と【C】を区別するのは困難だと思います。 どうしてもこの区別をつけたい場合、そのつど【A】との照合をおこなって件名や本文の一致で判断するといった別の方法を作り出し、メッセージフィルタの動作に組み込んでやるような工夫が必要になると思われます。 しかし、元がどうだったかを区別する必要はなく、単純にそのメーリングリストのメッセージとして、決まったフォルダに振り分けられれば十分という話なら、オーソドックスにメーリングリストの特徴でフィルタ条件を設定すればいいだけでしょう。 とりあえず以上です。勘違いして的外れなことを書いていたらすみません。 -- [参考] メッセージフィルタの設定例 ---------------------------- 【フィルタ A】の例 [すべての条件に一致] + [宛先] -- [に次を含む] -- [honduras@aaa.com(自分のメールアドレス)] + [Cc] -- [に次を含む] -- [hoge@mailinglist.net(メーリングリストのアドレス)] ↓ 以下の動作を実行する [メッセージを移動する] -- [(希望する移動先フォルダ A)] 【フィルタ B】の例 ― メーリングリストとしての単純な振り分け ― [すべての条件に一致] (状況に応じて [いずれかの条件に一致]) + [件名] -- [に次を含む] -- [ML Name(メーリングリスト固有の文字列)] + [宛先] -- [に次を含む] -- [hoge@mailinglist.net(メーリングリストのアドレス)] + [Reply-To] (*) -- [に次を含む] -- [hoge@mailinglist.net(メーリングリストのアドレス)] ↓ 以下の動作を実行する [メッセージを移動する] -- [(希望する移動先フォルダ B)] (*) メッセージフィルタの標準では指定条件に Reply-To はないので、[カスタムヘッダ...] から新しく追加します。 件名、宛先、Reply-To の 3 つを一括指定する必要は、かならずしもありません。どれか 1 つだけでも問題なく動作するならそれで十分ですし、どれか 2 つを組み合わせる方法でもかまいません。 使えそうな条件をまとめて例示しただけですので、実際の設定は ホンジュラス さんのところの実情(既存のフィルタとの兼ね合い、受信メールの正確な中身...など)に合わせてアレンジしてください。 |
作成者: | kiki [ 2013年1月30日(水) 11:36 ] |
記事の件名: | Re: TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
*質問・投稿する前に、サポートサイトやヘルプ、このフォーラム内を検索・閲覧して 確認してみましょう。 *質問・投稿する前に フォーラムの利用について をしっかり読んで、その内容を理解 した上で、それに沿って投稿しましょう。 *ご自分の利用環境として、正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは 書き添えましょう。 *質問した後やアドバイスをもらった後は、放置せずに、結果や経緯を必ず書くように しましょう。 宛先用と Cc 用に、それぞれフィルタを作成し、ご希望のフォルダにコピーまたは移動する 動作(振り分け)条件にすればいいのでは? メッセージフィルタは、手動でも実行できますので、まずはご自分で試行錯誤も兼ねてやっ てみることです。 手動ならば、メッセージフィルタは「受信トレイ」以外のフォルダに対しても実行できます。 該当メッセージをサンプルとして、テスト用のフォルダに保存してから、テスト用のフィル タを作成して、試してみることです。 [すべての条件に一致]、[いずれかの条件に一致]、[条件なし] と、 [に次を含む]、[に次を含まない]、[が次と一致する]、[が次と異なる] などの組み合わせを、 宛先と CC 別に、メーリングリストの特徴に合わせて、やってみましょう。 注1:メーリングリストの場合は、メッセージヘッダ内に独自のヘッダがあります。 そのヘッダを利用すれば、メーリングリストのメッセージだけを対象にフィルタ 可能になります。 注2:もし、独自ヘッダがフィルタの標準ヘッダ項目にない場合は、カスタマイズで追 加すれば、独自ヘッダも利用可能になります。 そうやって、ご自分の希望の振り分け動作になるように、近づけていけばいいでしょう。 そうすることで、メッセージフィルタの条件内容や動作の結果から、理解がすすみます。 フィルタの作成作業と手動テストを、何度か繰り返せば、きっと完成できるでしょう。 [参照] 受信したメッセージを条件によって振り分けるには | Thunderbird サポート メッセージを自動で振り分ける - メッセージの整理 | 使い方ガイド | Thunderbird サポート |
作成者: | ホンジュラス [ 2013年1月30日(水) 13:53 ] |
記事の件名: | Re: TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
大変丁寧なご回答ありがとうございます。 偶然的通行人さんが おっしゃられるようにメーリングリスト固有の、subjectに[ML Name : 00xx]といった文字列などがあれば振り分けられたのですが、 このメーリングリストのメールは表面上To経由のメールとなんら変わらないため、振り分けに困っておりました。 もし、メールソース的に振り分けられるか、そもそもメールソースで振り分けられるのかだろうかと思い、ご質問させていただきました。 しかしながら、やはり難しいようですので、メーリングリストのメールのsubjectに付加できないか、そちらで検討したいと思います。 ありがとうございました。 |
作成者: | kiki [ 2013年1月30日(水) 19:53 ] |
記事の件名: | Re: TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
*ご自分の利用環境として、正確な OS の種類と Thunderbird のバージョンぐらいは 書き添えましょう。 ホンジュラス さんが書きました: このメーリングリストのメールは表面上To経由のメールとなんら変わらないため、振り分けに困っておりました。 表面上だけではなくて、メッセージをソース表示で見ても、他の一般的なメッセージと変わ りはありませんか? ヘッダ項目(情報)も同じですか? ホンジュラス さんが書きました: もし、メールソース的に振り分けられるか、そもそもメールソースで振り分けられるのかだろうかと思い、ご質問させていただきました。 Subject: に特徴的な記述がなくても、他のヘッダ情報の利用で、フィルタできませんか? Cc: にメーリングリスト用のアドレスがあるのならば、それで他の一般的なメッセージとは 区別できますよね。 通常のメッセージには、以下のヘッダがあります。 コード: From: To: Subject: Cc: Reply-To: 一方、一般的なメーリングリストには、以下のようなヘッダがあります。 #メッセージをソース表示で見ても、これらのヘッダがないのであれば、話は別ですが。 コード: List-Id: List-Software: List-Post: List-Owner: List-Help: List-Unsubscribe: List-Subscribe: これらのヘッダ項目とその内容情報を利用すれば、メーリングリストのメッセージだけを特 定できるでしょう。 |
作成者: | 偶然的通行人 [ 2013年1月31日(木) 08:13 ] |
記事の件名: | Re: TOとCCの両方で2通来た場合、別々にフィルタリングしたい |
ホンジュラス さんが書きました: このメーリングリストのメールは表面上To経由のメールとなんら変わらないため、振り分けに困っておりました。 そういう特殊な事情があるなら、最初に書いておいていただければよかったです。 | もしかして、俗に「グループアドレス」などと呼ばれるものなのでしょうか? | 代表アドレス宛にメールを送ると、グループに登録された全員に通常のメール | として配信(リダイレクト)されるとかいう。 | メーリングリスト管理プログラムの設定によっては、 | ごく一般的な意味での「メーリングリスト」とは異なる、 | このような形態での運用も可能ですから、 | 広義では「メーリングリスト」と呼べるのかもしれませんが...。 ぼくは、文字通りごく一般的な意味での「メーリングリスト」と解釈していて、それなら必ず Reply-To にメーリングリストのアドレスがあり To 経由のメールとは区別できるはずだと思っていました。 そして、「自分宛のフォルダ」と「メーリングリスト宛のフォルダ」に振り分けたいとお考えなのは、返信の動作がまったく違ってくるからだろうと想像していたのですが......。 でも、「表面上To経由のメールとなんら変わらない」のであれば、その前提が崩れますね。 そういうことなら、前便で例示した一般的なヘッダでの振り分けは難しいと思います。 「表面上」ではない部分としては、kiki さんがおっしゃっているとおりだと、ぼくも思います。 (この独自ヘッダは、メーリングリスト管理プログラムやメーリングリスト・サービス(有料・無料)の種類や設定内容によって差があると思いますので、ご利用環境に即して調べてみてください。) また、メーリングリストのサーバーを経由してきたメールなら、その情報がメールヘッダの Received にあるはずです。これが確実に特定できるのであれば、フィルタリングの手がかりになると思います。 もうご覧になっておられないかもしれませんが、補足的なコメントとして。 (補足) kiki さんやぼくがやったようにヘッダを例示するなど、できるだけ具体的な状況説明を心がけていただくと、フォーラムの読者に質問者の事情が伝わり、行き違いも軽減でき、的確なアドバイスが寄せられやすくなると思います。 しかし、このあたりの具体的な説明がないのなら、実際の状況を把握できない第三者の立場では、残念ながらこれ以上はアドバイスのしようがありません。 |
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