Macで、まだEudora6.2を使ってますが、いよいよThunderbirdに移行しようと Version 10.0.1をダウンロードして「ツール」の「設定とデータを読み込む．．」でメールボックスを読もうとしたのですが、どうも固まってしまいます。
　読み込みの進行を示す横バーその他が全部消えて、読み込みの状態を示すウィンドウが真っ白になって、何も表示されなくなります。
　それで「キャンセル」で作業を止めると、ローカルフォルダの下に「Eudora 読み込み」という項目ができて、その中に「Mail Folder」ができていて、中に読み込もうとするメールボックスの名前がズラッと並んでいるのですが、、、どれを選択しても、中身は空白で何も変換されていない様です。
　この、Eudora6.2 → Thunderbird 10.0.1の移行でメールボックスを変換する時、コツがあるのでしょうか。。。。
　なお、メールボックスの名前にスラッシュなどの記号があると、新しいMail Folderがうまく作成されず変換作業が停止する、という不具合がありましたので、Eudoraのメールボックスの名前から、スラッシュは削除するかアンダーバーに変える作業は行いました。
　どうぞ、よろしくお願い致します。

Thunderbird のインポート機能では不可能と思ったほうが良いようです。
このフォーラムでも同様の質問が幾つかありましたが、残念ながらフォーラム内では解決に至った報告はありません。が、参考になるとしたら：tetjuthさんが移行に関しての問題を書いてくださっている MozillaZine.jp :: トピックを表示 - Eudora 5jからの移行 でしょうか。

一方、ウェブで検索すると移行成功例を拾うことができます。

• Mac・EudoraからThunderbirdに移行しました｜ギザギザブログ
• Eudora からの移行調査をしてみる：トイレのうず／ぼやき

Lion (Mac OS X 10.7) での作業と問題点を書かれているのは ◆Mac 版 Eudora 6.2J から Thunderbird 7 への移行: 空と旅と風景と です。

リンク先で書かれているように、Eudora Mailbox Cleaner を利用して移行すれば良いようです。ただし、Eudora Mailbox Cleaner は PowerPC アプリケーションのため Rosetta が使える Mac OS X 10.6 か以前の OS または PowerPC Mac 環境が必要です。
ご老公さんがお使いの OS バージョンが分かりませんが、

• Lion プリインストール Mac であれば利用不可
• Snow Leopard から Lion へ移行されたのであれば一旦 Snow Leopard へ戻して移行作業を行う
• Snow Leopard または Leopard 環境であれば、Eudora フォルダをバックアップ後に成功した作業例を参考に Eudora Mailbox Cleaner を使用して移行する

質問の際に OS バージョンを書いていただくとスムーズに話を進められますので、次回よりアプリケーションバージョンと共に OS のバージョンも書き添えるようお願いします。

Eudora Mailbox Cleaner を利用できる環境で実行されるのでしたら、その結果も報告ください。後から同様の問題で検索される方の参考事例になりますので是非お願いします。

Hide様、早速、情報をお送り下さり、ありがとうございました。
非常に心強い内容で（試すのはこれからですが）少し安心しました。

いただきました情報のうち、成功した方法を後日、レポート致します。

私のMacはOS10.6.8、Eudoraは6.2J rev.4.0、マシンはMacPro5,1です。

なお、これは余計な情報と思いますが、
　実は、Mac Mailでもメールボックスを読み込んでみたのですが、須く文字化けして全く読めませんでした。日常のメールのやり取りでもMac Mailのユーザーからのメールでは、添付ファイルのタイトルが文字化けするなどの不具合がありましたので、Mac Mailを使う意図はなく、Eudora→Mail→Thunderbird が可能かと考えて試みたのですが、残念でした。　それでも、その誤変換に30分以上もかかり、「がっかり」が倍増しました。

Hide様

移行作業は業務の通信がない連休を利用してトライし、
　Eudora Mailbox Cleaner Ver.4.9 を用いて、
全てのMailBoxを首尾良くThunderbirdへ変換できました。

今後、トライされる方のために経験談をお送りします。

なお、MacOSは10.6.8 ですが、今回 Eudora 6.2J を泣く泣くやめることにした理由は、Lionに移行することになったためで、MS Office等と同じ様に、いきなり使えなくなる可能性を心配したためでした。（自宅で経験済み、自宅でははじめからThunderbirdを使っています)

Hideさんにご紹介いただきました中で、
特に、空と旅と風景と　さんの解説と、
　リンクされている解説中の
　http://67.org/uk/2009/01/mac_eudorathunderbird_eudora_m.html
に記載されているダイアログボックスの選択肢の選び方の例が参考になりました。

マニュアル(英文)に従い、準備として、
１．Mail Box のサイズは2GB以下にしておくこと
２．消したり移動したメールなどによる専有部分は、整理や最適化しておくこと
　（「ゴミ箱」も、中身を消去しました）
３．Mail Boxの名前が、最後にブランクのあるもの、ピリオドがあるもの、途中に半角スラッシュがあるものはうまく参照できないので、全部修正しておくこと
４．変換作業中は、EudoraもFirefoxも、関連するソフトは全てQuitしておくこと
５．MailFolderなど、読み込むだけの筈でも、念のためにバックアップしておくこと
６．作業に際しては、「Eudora Mailbox Cleaner」のフォルダーをFinderなどにコピーしておくこと（Snow Leopardの場合、disk image上へのドロップ操作ができない）
を行ってから、実行しました。

なお、Eudora Mailbox Cleaner Ver.4.9 は非常に強力なソフトで、各メールに添付のファイルも、
Eudora Folderに含まれている「Attachments Folder」ヘ、添付されていたファイルを残してあれば、Thunderbirdなどの専用フォルダへコピーされるらしい(?)、とマニュアルに記載されています。
このため試したのですが、これのおかげで特定の位置で何度もフリーズするため、あきらめ、「Attachments Folder」を空にして変換させたところ、約380件のメールフォルダーを約30分で変換しました。　添付ファイルは、メールの最後に
　"ファイル名" (missing attachment)
として表示されており、必要に応じて名称で探せるため、特に問題ないようでした。

これで Lionヘ移行できますが、念のためEudoraは、off-lineで使っているMacBookにコピーし、今後も参照できるようにしておく予定です。　Eudoraは20年くらい使っており、全く残念ですが仕方ありません。

Hideさんには大変お世話になり、ありがとうございました。
成功経験をWebで掲載されていらっしゃる方にも、心より感謝致します。

最後に、Eudoraを Leopardで使ったときに検索ができなくなるなどの不具合を述べている方がいらっしゃいましたが、たぶんそれは「ことえり」とコンフリクトしているからではと思います。このため ATOKを使うようにしたところ、Snow Leopard迄は問題なく使えました。