[解決済み] 起動後30秒くらいで固まってしまう

[sadamori]

使用バージョン：Thunderbird 10.0
　　　　使用ＯＳ：Windows7 Pro

バージョン10.0を常用して安定していましたが、
昨日10.0.1へバージョンアップ後、タイトルのように起動後30秒程度で固まってしまう現象が発生しています（固まってしまうと、ソフトを強制終了するしかありません）

10.0.1の問題かとも思い、10.0に戻してみましたが、変わりませんでした。
（プロファイルはそのままです）

インデックスファイルの損傷かとも思い、
global-messages-db.sqlite-journal
を削除してみましたが、
変わりませんでした。


何かほかに試すことはありますでしょうか。
ご教示お願いします。

[kiki]

　
以下の定石的な基本トラブルシューティングでも再現しますか？
１．Thunderbird のセーフモード起動
２．新規プロファイルの適用
３．Thunderbird の再インストール
　

上記でも改善しない場合（再現する場合）、起動しておよそ 30 秒後に何かが起きていることにな
るかと思われます。
その何かですが、タスクマネージャでプロセスの動きで目立つものはないでしょうか。

また、グラフィックドライバ関連が影響しているかも知れません。
ハードウェアアクセラレーションを一時的に無効にしてみるなどして確認してみる方法があります。
[参照]
Thunderbird5以降　メッセージの表示が遅い

ハードウェアアクセラレーションを一時的に無効にしてみても影響があるかも知れませんので以下
を参照して、念のため更新も確認してみてください。
グラフィックドライバを更新する方法 | 操作方法 | Firefox ヘルプ
　

【補足】　
global-messages-db.sqlite-journal はグローバル検索用のジャーナルファイルです。
Thunderbird が起動中の更新時に出現します。
起動中に削除するものではありません。
データベースファイル（global-messages-db.sqlite）ではありません。
　

[sadamori]

kikiさま

早速の返信、ありがとうございました。

　
以下の定石的な基本トラブルシューティングでも再現しますか？
１．Thunderbird のセーフモード起動
２．新規プロファイルの適用
３．Thunderbird の再インストール
　　

上記試してみました。
１．セーフモード　→　アドオンの無効化で再起動、セーフモードのままで起動
　　　　　　　　　　　　　　ともにNG
２．新規プロファイルの適用　→　OK。問題なく動作しました。

症状をもう少し記載すると、
メールを受信中に固まってしまっているようです。

新規のプロファイルで使用してもいいのですが、
メールや設定をインポートする方法はありますでしょうか。

フォルダを丸ごとコピーしてはまた同じことが起こりそうに思いますので・・・

　
【補足】　
global-messages-db.sqlite-journal はグローバル検索用のジャーナルファイルです。
Thunderbird が起動中の更新時に出現します。
起動中に削除するものではありません。
データベースファイル（global-messages-db.sqlite）ではありません。

大変失礼いたしました。
削除していたのはデータベースファイルのほうです。
ファイル名を記載し間違えました。

[kiki]

　
新規プロファイルの適用で問題なく正常に動作するということは、プロファイルに何らかの問
題があるということになるでしょう。

受信中にフリーズする際に何かエラーメッセージは表示されませんか？
（ステータスバーにも）

念のため、「受信トレイ」（Inbox ファイル）の容量サイズが制限を超えていないか確認して
みてください。
　＃Windows なら、容量制限はおそらく 4GB です。
[参照]
プロファイル | 操作方法 | Thunderbird ヘルプ

制限を超えていない場合は、「最適化」や「フォルダを修復」をおこなって改善されるか確認
してみてください。
　＃「受信トレイ」の右クリックメニュー及びプロパティを開いたメニューにあります。

新規のプロファイルで使用してもいいのですが、
メールや設定をインポートする方法はありますでしょうか。

Thunderbird にはプロファイル同士のエクスポート・インポート機能はありません。
アカウント設定情報の同じくエクスポート・インポート機能もありません。
ですので手動ファイル操作でおこなうことになります。
メッセージデータのエクスポート・インポートはアドオンを利用すれば可能です。
　

[sadamori]

　
受信中にフリーズする際に何かエラーメッセージは表示されませんか？
（ステータスバーにも）
　

特にエラーは表示されませんでした。

　
念のため、「受信トレイ」（Inbox ファイル）の容量サイズが制限を超えていないか確認して
みてください。
　

どのフォルダも4GBを超えていることはなさそうです。

　
制限を超えていない場合は、「最適化」や「フォルダを修復」をおこなって改善されるか確認
してみてください。
　

通常に起動すると自動受信が走って固まってしまうため、
-pオプションで起動し、オフライン作業にした上で最適化を行ってみました。
オフライン作業で起動するとまったく問題なく動作しています。
疑わしい受信トレイを最適化後、オンラインに切り替えたらまた固まってしまいました。

もう少し他のフォルダについても最適化をかけてみます。

[kiki]

　
自動受信はアカウント設定でそのように設定しているからです。
一旦、解除すれば起動時の自動受信はおこないません。

「フォルダを修復」はおこなってみましたか？
結果はどうでしたか？

オフライン作業で起動するとまったく問題なく動作しています。

オンラインで受信時（サーバにアクセスするとき）にフリーズする場合、セキュリティ対策ソフト
が何らかの動作（ポートスキャンなど）をしていることも考えられます。
あるいは他のアプリケーションなどの影響もあるかも知れません。

がしかし、まっさらな新規プロファイルでは正常なことを考えるとこればかりが原因ではなさそう
です。

また、セーフモード起動でも改善が見られなかったようですが、アドオンは無効化していても問題
を起こす場合もありますので、そこに原因があるかも知れません。
そのあたりも探ってみてください。
　
とりあえずは新規プロファイルに移行するのが現状では最善かと思います。

各種データの移行については別の話題となりますので新たに質問投稿されるか、フォーラム内の過
去トピックを検索するなどしてください。
　＃移行に関する同類事例はたくさんあります。
　

[sadamori]

解決しました。

原因は各フォルダのインデックスファイル（*.msf）の異常でした。
プロファイルフォルダ以下にある*.msfファイルを一括して削除したところ、
オンラインで起動しても固まらないようになりました。

kikiさん、色々と教えていただき、ありがとうございました。
一時はメールソフトの乗り換えも考えましたが、
これでまだthunderbirdで過ごせそうです。

[kiki]

　
解決されて何よりです。

「フォルダを修復」は *.msf ファイルを再構築する機能なのですが、それでも改善しなかった
となるとかなり損傷していたと思われます。


【補足】
いくつかメンテナンス的な留意事項を以下に列挙しておきます。
今後の参考にしてください。

・特に複数アカウントのある場合や送受信メッセージ数の多い場合は、受信間隔を最低でも
　10 分以上にしておく。
・「受信トレイ」も含めて各フォルダに大量にメッセージを溜め込まない。
・「受信トレイ」直下には、できるだけサブフォルダを作らない。
・「最適化」の半自動化の設定をしておく。
・失って困る重要なメッセージを扱う場合は、適時バックアップを取っておく。
・OS や HDD などが不安定にならないように、常時適切なメンテナンスをおこなう。
　
【大きなお世話】　
製品名は thunderbird ではなく Thunderbird です。