Tochi さんが書きました:
この場合、送信したメールを確認することはできないでしょうか?
どこか保存されていることはないでしょうか?
[メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する] は、Thunderbird のデフォルトで有効化されている機能です。そのため、新規にメールアカウントを追加したときにも、必ず初期状態でチェックが付きます。
既存のアカウントで、ユーザーが意図的にこれを無効(チェックなし)にした場合、そのアカウントでは Thunderbird が送信メッセージの控えを自動的に保存する機能は完全に停止されます。
ご期待にそえず残念ですが、それ以外には、どこかへ送信控えをコピーしておくような補助的・保険的な動作はおこなわれません。
Tochi さんご自身が仰っているように、[メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する] を無効にした場合は、Bcc でそのメールを自分宛に飛ばしておくなどの対処をすることが多いと思います。なぜなら、そうしないと控えが取れないからです。
[メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する] を無効にし、なおかつ自分宛 Bcc も無指定で送信してしまったメールは、それ以外の宛先(To 、Cc)に届いたものが唯一の存在で、送信者の手元に控えは残りません。
そのメールの内容を確認したい場合、比較的確かな方法としては、そのメールを送った相手に頼んで当該メールを転送してもらうことぐらいしか思いつきません。
しかし控えがなければ、その相手が誰だったかとか、いつごろ送ったかなどがハッキリしないかもしれません。相手によってはそのような転送作業を依頼し難いケースもあるかと思います。相手がそのメールを削除していたら終わりです。
わずかな希望にすがるなら、そのメールを作成する過程で一度「下書き」に保存していれば、保存した時点での内容が不可視状態(X-Mozilla-Status: 0009)で [下書き] フォルダに残っているかもしれません。
もしそういう条件にあてはまるなら、[下書き] フォルダの実体ファイルを手動で編集することにより、そのメールを可視化(X-Mozilla-Status: 0001)できる可能性は残っています。(確実に復元できるとはいえませんし、下書き保存後に再編集して送信していれば、書き直された内容は保存されていません。)
ただし、いっさい下書き保存せずメッセージ作成ウィンドウで書いた内容をそのまま送信していた場合は、[下書き] フォルダにそのメールのデータが残っていることはありません。下書き保存はしたが送信後の時間経過の中で [下書き] フォルダに対して [最適化] が実行されていれば、そのデータは消去されているはずです。
Tochi さんが書きました:
プロバイダはOCNを利用しています
もし、このメールサービスが IMAP であり、送信サーバーとセットで同一ユーザーの IMAP サーバーにも送信控えを自動保存するような機能を持っていれば、サーバー上に保存されているかもしれません。
しかし、そのような機能がはじめからない、機能はあるがそういう設定では使っていなかったとかなら、IMAP サーバー側への保存は期待できません。
(参考)
そのような機能を持つメールサーバーを使った場合、条件によっては次のようなことが起こるケースがあるようですが、Thunderbird の送信控え機能を無効にしても、メールサーバー側の類似機能でカバーできる、ということはありそうです。
(事例)
・送信済みメール 欄 の不可解な表示について
forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=3&t=17050
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。