件名に対する答えとしては、「エンコードされ、本文といっしょに Sent ファイルの中に保存されている」となりましょうか。
送受信した電子メールの保存方式は、代表的な方式がいくつかありますが、細部は個々のメールクライアントにより微妙に異なります。
Thunderbird は、mbox 形式(のバリエーション)を採用しているようです。
(参考)
http://ja.wikipedia.org/wiki/Mbox
どのような方式にも一長一短ありますが、Thunderbird の方式のデメリットとしては、個々のメッセージを削除・移動したときの実体ファイルの処理に“くせ”があり、ファイルの定期的なメンテナンス(「最適化」)が必要になるという点でしょうか。
この点については、えむもじら さんの記事がわかりやすいので参考にしてください。
(参考)
http://level.s69.xrea.com/mozilla/index ... sageDelete
hoyajit さんが書きました:
以前Eudora Proを使用していた時はメッセージ数が2万通を超えていたにもかかわらずフォルダサイズは30MB程度でしたが、Thunderbirdでは2千通強のメッセージ数に対して800MBを超えるサイズとなっていることが今回分かりました。
思うに、これは送信メッセージに添付ファイルがあった場合、元ファイルのコピーを包含したままの形で保管されているのではないかと。
概ねそのとおりですが、「元ファイルのコピーを包含したままの形」ではありません。規格に従いエンコードされた形で包含されていますから、単純にファイルサイズを比較すれば元ファイルより大きくなっているでしょう。
一方、常に添付ファイルを分離して保管するメールクライアントなら、フォルダのサイズは本文のテキスト(ヘッダ+ボディ)の総計ですから、HTML 形式でメールを書いていたとしても、添付ファイルを含むものと比較すれば容量はしれていると思います。
しかし、分離された添付ファイルが別の場所に保管されているのですから、そのメールクライアントの管理下にあるファイル容量の総計としては、桁違いに変わるわけではないのかもしれません。
hoyajit さんが書きました:
(Eudora Proは添付ファイルのPathを記録するだけだったと思います)
Classic Eudora の詳細は存じませんが、送受信後の添付ファイルはデコード・分離されて別の保管場所に置かれていたんじゃないかと思います。(似たような動作をするメールクライアントとしては、EdMax なんかがそうでしょうか。)
しかし、添付ファイルをデコードして分離するタイプでは、本文と添付ファイルの関連付けの管理が複雑になり、ワンセットで保存する Thunderbird のようなタイプに比べ、その関連付けが壊れたら収拾がつかなくなるというリスクもありますので、一概にどちらが優れているとはいえない面があろうかと思います。
hoyajit さんが書きました:
以前から、メール添付後にそのファイルを更新するとその変更点が反映されないまま送信されることがあってうすうす気づいてはいたのですが、実際のところどうなのでしょう。
Thunderbird は、添付ファイルを指定した段階ではファイルのパスを記録するだけですが、下書き保存した段階ではそのファイルをエンコードして取り込みます。(たいていのメールクライアントがそうじゃないでしょうか?)
この動作を理解しないで添付指定後に元ファイルを更新すると、取り込み済みの添付ファイルと内容が異なる事態が起こります。
[オプション] -> [編集] -> [一般] で、[編集中のメッセージを n 分ごとに下書きとして自動保存する] を有効にしていた場合、まずこの問題を避けられません。
| しかし、添付ファイルを指定するということは、
| 元ファイルのコピーをメールクライアントの管理下に置くのと同義ですから、
| そのような指定をした後に別のアプリケーションから更新した元ファイルの内容が、
| 添付済みのファイル(元ファイルのコピー)にも自動的に反映されることを
| 期待すべきではないのかもしれません。
| メール作成段階におけるファイル添付の取り扱いは、
| 広義には「ファイル管理」の問題であると個人的に思っています。
とりあえず概略のみにて。的外れだったらすみません。