Windows 環境の Thunderbird プロファイルの場所はおわかりだと思いますが、もしわからない場合は先のトピック「送受信トレイなどを他のPCに移植したいのですが」の
Cai さん返答や Thunderbird ヘルプ
プロファイル で確認ください。
# Mac OS X へのプロファイルの引っ越しは、Thunderbird 2 では問題なくできていましたが Thunderbird 3 ではやったことがないので、これで確実にできるかどうかわかりません。
メールプロバイダ側の設定で、ダウンロード後もサーバにメールを残すように設定します。(できない場合はしかたがないですが…
Mac OS X で Thunderbird を一度も起動していない場合:
- Windows の Thunderbird プロファイルフォルダを含む Thunderbird フォルダ (C:\Documents and Settings\<OS アカウント名>\Application Data\Thunderbird) をジャンプドライブなどへコピー
- コピーした Thunderbird フォルダを Mac OS X のログインユーザのホームディレクトリ→ Library (~/Library/) へコピー
※ ./Library と間違わないように注意ください
Mac OS X で Thunderbird を起動したことがある場合: Thunderbird フォルダのコピーでも大丈夫かもしれませんが、確実にということで。
- Mac OS X のユーザディレクトリより以下の Thunderbird 関連ファイルとフォルダを削除します。
○Thunderbird フォルダ (ユーザのホーム/Library/)
○Thunderbird フォルダ(ユーザのホーム/Library/Chaches/)
○※ ユーザのホーム/Library/Caches/Metadata/ に Thunderbird フォルダが存在するなら、これも消します - ジャンプドライブにコピーした Thunderbird フォルダをユーザのホーム/Library/ へコピー
何方のケースでも、ここから気をつけてください。Windows 環境で使用していたアドオン(拡張機能、テーマ)は Mac OS X で使用できないものもあります。たいていは起動時に互換性がないということで弾かれると思いますが、アドオンによっては起動不能になってしまうこともあったりします。面倒ですが Windows 環境で使用していた拡張機能やテーマは Mac OS X 環境でインストールし直すことをお勧めします。
プロファイル内の以下のフォルダやファイルを削除します。
- extensions (フォルダ)
- extensions.cache (ファイル)
- extensions.ini (ファイル)
- extensions.rdf (ファイル)
さらに、Mac OS X で互換性のなさそうなファイルも削除します。
- compatibility.ini (ファイル)
- compreg.dat (ファイル)
- cookies.sqlite (ファイル)
- global-messages-db.sqlite (ファイル)
- pluginreg.dat (ファイル)
Thunderbird が正常に起動できれば、送受信も確認してください。
うまく行かない場合は、上で書いた Thunderbird 関連ファイルとフォルダを削除してから Thunderbird を起動、正常に送受信できることを確認したら終了してメールデータのみを移植されたほうが良いかもです。