少し時間が経っていますが、リプライがないようなので......。
John Smith さんが書きました:
相談の内容ですが、thunderbird60からメール作成窓のadress labelにて マウスカーソルを重ねるとアドレスを消す[x]ボタンがホバーするようになりました。
Thunderbird 52.x 系までは、メッセージ作成ウィンドウにある宛先欄に誤ったメールアドレスを書いて(代入して)しまった場合、そのアドレスを [Delete] キーで消すといった方法しかありませんでした。そのため、検索欄の [X] ボタンのようにワンタッチで削除できるボタン機能を提供するアドオンが存在しました(例:Address Close Button など)。
Thunderbird 60.0 からは、標準で削除用のボタンが実装されました。
Thunderbird 60.0 Release Notes さんが書きました:
new: When writing a message, a delete button now allows the removal of a recipient. This delete button is displayed when hovering the To/Cc/Bcc selector.
MozillaZine.jp >> Blog Archive >> Thunderbird 60 がリリースされた さんが書きました:
新機能: メッセージ作成中に、受取人を除去するための削除ボタンが追加された。このボタンは、宛先/Cc/Bcc の切り替え部にマウスをホバーすると表示される
仰っているのは、このボタンのことだと思います。
John Smith さんが書きました:
そこで [x]ボタンを表示させないか もしくは常に表示させる設定があるのかお聞きしたく書き込ませていただきました
オプション、設定エディターなどには、この機能に関する設定項目はないようです。
次善の策として、ユーザースタイル(userChrome.css)でコントロール可能な範囲のことでよければ、次のような方法が使えるのではないでしょうか。
コード:
/* メッセージ作成ウィンドウの宛先セレクターに削除ボタンを表示しない */
.deleteAddress {
display: none !important;}
↑単純に、削除ボタンを表示しないよう強制するスタイルです。宛先セレクター(To/Cc/Bcc selector)にマウスポインタを乗せたときの動作・表示は Thunderbird 52.x 系相当になります。
コード:
/* メッセージ作成ウィンドウの宛先セレクターの左側に削除ボタンを常時表示する */
.deleteAddress {
margin-inline-end: 3px !important;
width: 18px !important;}
↑ホバリングが発動したときの条件を最初から強制適用することで、常に削除ボタンを表示するようにしています。宛先セレクター(To/Cc/Bcc selector)にマウスポインタを乗せても変化はありません。
ユーザースタイルの取り扱いについては、このフォーラム内を検索するといろいろ出てくるはずなので、それらを参照してください。
とりあえず以上です。的外れな話だったらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。