sipha さんが書きました:
thunderbirdで30日分だけ保存して、それ以前のものはサーバーに残し続ける設定というものはないのでしょうか。
IMAP アカウントの [アカウント設定] > [同期とディスク領域] は、以下の設定項目です。
添付ファイル:
[IMAP] 同期とディスク領域.png [ 27.52 KiB | 表示数: 7245 回 ]
残念ながら IMAP アカウントでは、30 日分のメッセージ保存とそれ以前のメッセージ保存を両
立させると、結局すべてのメッセージを保存することになりますよね。
「同期する」とは、どういうことなのかを理解してください。
しかしながら、方法がまったくないというわけではありません。
例えば、次のようなアイデアも考えられます。
[Web メールシステムの提供されている機能を利用する方法]該当 IMAP アカウントの Web メールシステムが、メッセージの振り分け・コピー・保存期間の
設定などの機能があれば、それを利用する方法です。
手順は以下のようになります。
1.Web メールシステム上で毎日最新の 30 日分のメッセージを抽出させる(振り分け機能)
2.それを Web メールシステム上の別フォルダにコピーさせる(振り分け+コピー機能)
3.その別フォルダ内で順次 30 日を経過したメッセージを自動的に削除させる(保存期間機能)
4.そのフォルダを Tunderbird 側の該当 IMAP アカウントと同期する
補足:もし、3の機能がない場合は、Thunderbird 側のフォルダの「保管ポリシー」
で別フォルダのみ 30 日が経過したメッセージを自動削除に設定すればいいで
しょう。
フォルダの「保管ポリシー」は、該当フォルダを選択して右クリックで開くプ
ロパティの中にあります
[Thunderbird 側のメッセージフィルタ機能を利用する方法]Thunderbird 側で同期受信時に、メッセージフィルタで 振り分け+コピー+フォルダの「保管
ポリシー」で保存期間の設定 をおこなう方法です。
手順は以下のようになるでしょうか。
1.メッセージフィルタを作成し、最新の 30 日分のメッセージのみ任意の別フォルダにコピー
する
注:コピー先の別フォルダはローカルフォルダ内に作成する(同期させないため)
2.そのフォルダを Tunderbird のフォルダの「保管ポリシー」で 30 日が経過したメッセージ
を自動削除に設定する
[メッセージフィルタ事例]
添付ファイル:
フィルタの設定.png [ 36 KiB | 表示数: 7245 回 ]
注意事項:重要
上記の 2 つの方法は、実際にやったことがありません。
ですので、もし実行するのであれば、事前にメッセージデータをバックアップしてから、テスト
をおこなって検証してみてください。【sipha さんにお願いです】
IMAP の仕様や、その利用方法はまったく関係ないわけではありませんが、このトピックの当初
の sipha さんの質問の主旨と内容から少し横道にそれてきました。
これ以降も継続をご希望ならば、新たに別タイトルで新規トピックを投稿して作ってくださるよ
うお願いします。
理由は、後から参照して読む方々のためにも内容が変化しすぎないように、混乱をきたさないよ
うにするためです。
また、後々ナレッジ(事例)として検索する方々がスムースに目的にたどれるようにするためで
もあります。
重ねて、ご配慮をお願いします。