こんにちは。初めて投稿します。
以下のような事象が発生して、原因がわかりません。
同様事象に遭遇された方がいたら情報交換させてください。

【事象】
１）テキストファイル（Shift-JISで作成）を添付したメールを受信した後、
　　返信または転送しようとすると、返信／転送メール編集画面で
　　文字化け状態で表示される
２）テキストファイル（UTF-8で作成）を添付したメールを受信した後、
　　転送しようとすると、転送メール編集画面で
　　文字化け状態で表示される
※テキストファイルが添付されていない場合は、編集画面での表示は
　 特に問題ありません。
　 ２（ＵＴＦ－８）のテキストを添付した場合、返信だと文字化けしないです。
※ただし、１、２いずれの場合も、受信したメールは正しく表示されるので
　 実害はないといえばないようです。
※「文字化け」と言うのは例えば「テスト２」という文字列が
　　「$B%F%9%H#2(B」と表示される事象をそのように表現しています。
　　（実際の見え方は$Bと(Bの前に「010B」？という制御文字みたいな
　　文字が表示されています）

【環境】
　ＯＳ：Ｗｉｎｄｏｗｓ７ Professional SP1
アプリケーション基本情報 ※「ﾄﾗﾌﾞﾙｼｭｰﾃｨﾝｸﾞ情報」をコピペしました
名前: Thunderbird
バージョン: 11.0
ユーザエージェント: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:11.0) Gecko/20120312 Thunderbird/11.0
･関連設定情報
　　　　オプション／表示／書式／詳細／文字エンコーディング　は
　　　　送信／受信メッセージともに「日本語(ISO-2022-JP)」になっています。
　　　　「可能であれば返信メッセージに既定の文字エンコーディングを使用する」チェックボックスは
　　　　ON/OFFに関わらず事象が発生しました。

　※他に確認すべき設定などありましたら、ご指摘お願いします。

【その他】
　・転送する元メッセージのソースを比較すると、違うのは以下の部分みたいです。
　　（当たり前かもしれませんが・・・）

（a）テキストファイル添付なし
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP

（ｂ）テキストファイル（Shift-JIS）添付時
Content-Type: multipart/mixed;
boundary="------------070500090708030707060008"

This is a multi-part message in MIME format.
--------------070500090708030707060008
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP

（ｃ）テキストファイル（UTF-8）添付時
Content-Type: multipart/mixed;
boundary="------------070100090004020502030005"

This is a multi-part message in MIME format.
--------------070100090004020502030005
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP

　　・なお、今朝、Thunderbird V11.0にアップデートしたところなので
　　 もしかしてそれが何か関係していないかなぁ・・・と考えています。
　　 これまでは同様の事象がなかったように思うので･･･
　　　（でも、確証はありません。たぶん同様の操作をしていたと思われる
　　　のですが･･･）

　
文字化けするのは本文かと思われます。

当方でも再現しました。
　＃プレーンテキスト形式のメッセージでしか確認していません。

本文の文字コードはすべて ISO-2022-JP としました。
但し、返信で文字化けしたのは UTF-8 の添付テキストファイルでした。
インライン転送時ではすべて再現しました。
また、添付テキストファイルと本文が同じ文字コード（ISO-2022-JP）の場合は文字化けしま
せんでした。
[環境：Windows 7 Professional SP1、Thunderbird 11.0 日本語版]

確かバージョン 3.1 の頃には問題はなかったので、おそらく regression bug だと思われます。
バグ検索はしていませんので、詳しいことは不明です。
　
尚、旧バージョンの 5.0、開発版の 12.0 beta 1 および 13.0 alpha 2 でも再現しました。
　

Mac OSX10.6.8+Thunderbird11.0環境です。
UTF-8のテキストファイルでしか確認してませんが、受信メールを「転送」の際に
本文の文字化けが再現しました。
返信メールの時には再現せず、正常に表示されていました。

Thunderbird3.1系では問題がないと報告がありましたので、
Ubuntu10.04+Thunderbird3.1.19で確認してみたところ、
文字化けは起こりませんでした。
（Canonical版なので、本家Mozilla版とは厳密には違いますが…）

そこで、文字化けするメールと、そうでないメールを見比べてみると、
文字化けしているメールでは、「転送」処理を行った場合に
文字エンコーディングが書き換えられているのを見つけました。
比較してみます。

文字化けしていない転送メールのソース（抜粋）↓

Date: Tue, 20 Mar 2012 11:16:38 +0900
From: =?ISO-2022-JP?B? 名前<自分のメールアドレス>
User-Agent: Mozilla/5.0 (X11; U; Linux i686; en-US; rv:1.9.2.27) Gecko/20120216 Thunderbird/3.1.19
MIME-Version: 1.0
To: 相手のメールアドレス
Subject: Fwd: =?ISO-2022-JP?B?GyRCJUYlLSU5JUgkckU+QXcbKEI=?=
Content-Type: multipart/mixed;
boundary="------------050407060301010501090602"

This is a multi-part message in MIME format.
--------------050407060301010501090602
Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP
Content-Transfer-Encoding: 7bit

ヘッダのFromやSubject、本文がISO-2022-JPでエンコーディングされているのがわかります。

一方、文字化けする時のヘッダをみてみると、

From: =?UTF-8?B?名前<自分のメールアドレス>
User-Agent: Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.6; rv:11.0) Gecko/20120313 Thunderbird/11.0
MIME-Version: 1.0
To: 相手のメールアドレス
Subject: Fwd: =?UTF-8?B?44OG44Kt44K544OI44OV44Kh44Kk44Or44KS6Lui6YCB?=
Content-Type: multipart/mixed;
boundary="------------060000080906070905070006"

This is a multi-part message in MIME format.
--------------060000080906070905070006
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8; format=flowed
Content-Transfer-Encoding: 8bit

であり、UTF-8でエンコーディングされていました。
ただし、返信メールでもUTF-8に変わりますが、こちらで本文が文字化けしない
理由はわかりませんでした。

ちなみに添付ファイルについては、
文字化けしていないメール（エンコーディングがISO-2022-JP）の時↓
--------------050407060301010501090602
Content-Type: text/plain;
name="=?ISO-2022-JP?B?GyRCJUYlOSVITVElRiUtJTklSBsoQi50eHQ=?="
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename*0*=ISO-2022-JP''%1B%24%42%25%46%25%39%25%48%4D%51%25%46%25%2D%25;
filename*1*=%39%25%48%1B%28%42%2E%74%78%74

文字化けしているメール（エンコーディングがUTF-8）の時↓
--------------060000080906070905070006
Content-Type: text/plain; charset=UTF-8;
name="=?UTF-8?B?44OG44K544OI55So44OG44Kt44K544OILnR4dA==?="
Content-Transfer-Encoding: base64
Content-Disposition: attachment;
filename*0*=UTF-8''%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88%E7%94%A8%E3%83%86%E3%82%AD;
filename*1*=%E3%82%B9%E3%83%88%2E%74%78%74

であり、メール本文と連動してエンコーディングが変わっているように見えました。
※いずれもUTF-8のテキストファイルで、同じファイルを添付しています。
そして、いずれのケースでも、添付ファイルでは文字化けしていませんでした。

Bugzillaをさっと検索した限りでは、似たような報告は探せませんでした。
探しかたが悪いかもしれませんが…
でも再現性があることがはっきりしているので、バグと考えていいように思います。

早速２件のコメントを頂き、ありがとうございます。
また、事象について、ご指摘の通り、文字化けするのは「本文」の部分です。言葉足らずですいません。

再現性があるとのこと、ちょっとホッと？しました。（自分の環境が悪いわけではなかったという意味で・・・）
とりあえず今のところ実害はなさそうなので･･･bug fixが出るのを待とうと思います。

Bugzilla に報告されない限り、bug fix はありません。
バグの現象と起こる環境、手順を簡潔に書くだけです。ぜひ報告してください。
再現できる他の方は、該当バグに再現環境と手順をコメントしていただけると、より修正が早まると思います。

https://bugzilla.mozilla.org/

_________________
mar

marさん、ご指摘ありがとうございます。

>Bugzilla に報告されない限り、bug fix はありません。

なるほど、そういうルールなのですね。
了解しました。報告したいと思います。

　
当初から、かなり時間が経過していますが、参考情報を追記します。

この問題は、バグとして、以下にファイルされているようです。
Bug 715823 – Forward message, wrong encoding

このバグ自体は、まだ修正されていないのですが、Bug 715823 Comment 5 で、Piro さんが、
回避策となるアドオン "Correct Encoding" を紹介されています。

Thunderbird 24.1.0 日本語版で試したところ、本文の文字化けが回避できました。
とりあえず、バグが修正されるまでは、これで対処できるかと思います。

_________________
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; rv:28.0) Gecko/20100101 Firefox/28.0