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現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 https://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?f=23&t=17800 |
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作成者: | 諸行無常 [ 2019年11月14日(木) 19:06 ] |
記事の件名: | 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 |
事情(理由と今後)は定かではありませんが、 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 その「60.x」のブランチの最新版は 60.9.1(米国西部時間:November 5, 2019 公開)です。 リリース・ノートについて: ● Thunderbird — Release Notes (60.9.1) | Mozilla Version 60.9.1, first offered to channel users on November 5, 2019 https://www.thunderbird.net/en-US/thund ... 1031083309 >修正:Google 認証(OAuth2)の問題 ● Thunderbird — Release Notes (60.9.0) | Mozilla Version 60.9.0, first offered to channel users on September 6, 2019 https://www.thunderbird.net/en-US/thund ... easenotes/ >追加機能:Office365 用の Exchange アカウントの構成を提案します。 このアカウントタイプにはサードパーティのアドオンが必要です。 IMAP はまだ代替として存在しています。 >修正:さまざまなセキュリティ修正 Security vulnerabilities fixed in - Thunderbird 60.9 — Mozilla | セキュリティの脆弱性の修正(詳細) https://www.mozilla.org/en-US/security/ ... sa2019-29/ 参考情報として: Thunderbird 60.9.1 and 68.2.2 have been released | gHacks Tech News https://www.ghacks.net/2019/11/08/thund ... -released/ by Martin Brinkmann on November 08, 2019 その趣旨(意訳) Thunderbird 開発チームは、公式サポートされている 2つのブランチ向けに 2つのアップデートをリリースしました。 どちらのリリース(60.9.1 および 68.2.2)もメールクライアントの問題を修正しますが、新しい機能は導入されていません。 Thunderbird は現在、2つのバージョンで提供されています。 Thunderbird 60.x は電子メールクライアントの「クラシックバージョン」です。 一方、Thunderbird 68.x は新しいコードに基づいた新しいバージョンであり、その結果、以前にリリースされた「クラシックバージョン」用の拡張機能すべてと完全な互換性がありません。 チームは 2019年 8月に Thunderbird 68 をリリースしましたが、 カレンダー拡張機能の「Lightning」がインストールされていない限りは、 60.x から 68.x への新しいバージョンへの自動更新オプションは有効化されず、自動アップグレードは適用されませんが、例外的に、公式プロジェクト Web サイトから「インストーラーをダウンロードして手動でアップグレードが可能」です。 Thunderbird 60.9.1 は、60.x ブランチ(を利用するユーザー向け)の自動アップデート版です。 この新しいバージョンでは、Google アカウントを認証してメールクライアントに統合するために使用される Google 認証(OAuth2)の問題が修正されています。 リリース・ノートによると、2件の未解決の問題があります。どちらも長年の問題であり、新しいものではありません。
総括: (60.9.1 および 68.2.2の)どちらの更新も、解決する問題の 1つに影響されない限り、実際には必須の更新ではありませんが、Thunderbird での Gmail アカウントに問題がある場合は、更新版の適用で解決される可能性があるため、アップデートをお勧めします。 |
作成者: | 諸行無常 [ 2019年12月06日(金) 20:51 ] |
記事の件名: | Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 |
Thunderbird 68.3.0 が(December 3, 2019:米国西部時間)リリースされましたが、 引き続き、現在、2つのブランチで提供されています: ① 拡張機能のレガシーサポートを備えた「60. *」ブランチ ② WebExtensions API に完全移行化した新しい「68. *」ブランチ 現在、Thunderbird 60. * のユーザーは、 カレンダー拡張機能の「Lightning」がインストールされていない限りは、 60.x から 68.x への新しいバージョンへの自動更新オプションは有効化されず、自動アップグレードは適用されませんが、例外的に、公式プロジェクト Web サイトから「インストーラーをダウンロードして手動でアップグレードが可能」です。 出典: Email client Thunderbird 68.3.0 is out | gHacks Tech News https://www.ghacks.net/2019/12/06/email ... -0-is-out/ by Martin Brinkmann on December 06, 2019 |
作成者: | mar [ 2020年1月11日(土) 19:18 ] |
記事の件名: | Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 |
諸行無常 さんが書きました: 事情(理由と今後)は定かではありませんが、 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 Thunderbird は、Firefox の ESR (延長サポート版) に相当するバージョンごとに正式リリースされています。 https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases 間のバージョンは Beta 版としてテストできるものが公開されています。(現在は 72.0 beta) |
作成者: | 諸行無常 [ 2020年1月12日(日) 10:05 ] |
記事の件名: | Re: 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 |
mar さんが書きました: 諸行無常 さんが書きました: 事情(理由と今後)は定かではありませんが、 現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 Thunderbird は、Firefox の ESR (延長サポート版) に相当するバージョンごとに正式リリースされています。 https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases 間のバージョンは Beta 版としてテストできるものが公開されています。(現在は 72.0 beta) mar さんが提示された Thunderbird:Home | MozillaWiki https://wiki.mozilla.org/Thunderbird:Home#Releases に、確かに明示されていました: その抜粋(意訳) 今後のリリース ● バージョン 68、およびバージョン 60: ● バージョン 60 のユーザーは、徐々にバージョン 68 に更新されています。 ● Thunderbird は、 コードの準備とテストが完了した時点で出荷されるため、特定の予定日にリリースされません。 Firefox ESR のリリーススケジュールを大まかに追従します (スケジュールありきを優先することはしない)。 RapidRelease/Calendar の ESR column(列)をご覧ください。 ● ESR リリースは通常、Firefox の公開日から 1 週間後に発生します。 しかし、 コードの準備ができて、テストが完了した時点で出荷されるため、さらに遅延する可能性があります。 つまり、日付を正確に予測することはできません。 日付が表示された場合でも、半信半疑で真に受けないで下さい。 Thunderbird のホームページ に「最新」バージョンが表示されていない場合でも、心配しないでください。新しいバージョンはまだ準備ができていません。 新しい機能と修正が発生するため、(ボランティアによるローカライズなどの)修正作業に時間(日数)を必要とします。 それらの事由により、修正および機能のスケジュールに関してはユーザーに通知ができません。 より早く新機能が必要な場合は、 テストとコードの作成 を支援するか、 ベータ版(ページ下部の[BETA 版をダウンロード]から入手) を使用してください。 ● Release Driving -リリースが完了に向けてどのように動くか ---------------------------------------------------------- その公式 Wiki によって、疑問が氷解しました。 当方は、 カレンダー拡張機能の「Lightning」を削除していたためか、 Thunderbird 60.9.1 から 68.x へのアップグレードが自動適用されていませんでした。 しかしながら、 プラットフォームの Firefox(ESR)の問題を踏まえ 【緊急更新】Firefox 72.0.1 及び Firefox ESR 68.4.1 で修正されたセキュリティ脆弱性 | forums.mozillazine.jp viewtopic.php?t=17853&p=65183#p65183 且つ、Thunderbird にも対応する「緊急パッチ」の更新リリースが公開されたため Security Vulnerabilities fixed in Thunderbird 68.4.1 | http://www.mozilla.org https://www.mozilla.org/en-US/security/ ... sa2020-04/ 昨晩、Thunderbird 60.9.1(64bit)を、68.4.1 への「アップグレードの手動更新」を決断しました。 この現状を考察するに、 引き続き、拡張機能のレガシーサポートを備えた「60. *」ブランチは有効だったようです。 ---------------------------------------------------------- 余談ですが、 当方が昨晩決行した(Thunderbird 60.9.1 から)68.4.1(64bit)への「アップグレードの手動更新」は、 (念の為に、Profile を 7zip にてローカルに Backup したうえで「更新」ボタンを押下) 正常に完了し、懸念されたユーザーエクスペリエンスの低下は認められません。 使用中だった拡張機能(26アイテム)は、 https://i.imgur.com/69rayGL.png 「アドオンマネージャー」にて https://i.imgur.com/9p1d3Dt.png [ ⚙:今すぐ更新を確認 ]の実行で https://i.imgur.com/T507HUT.png 68.4.1 と互換性のない「contacttabs@janek.org.xpi」以外は、引き継げました。 現時点では、全てが以前と同等以上のユーザーエクスペリエンスであり、順調のようです(ホッとしています)。 以上 当トピック:現在、Thunderbird では「68.x」と「60.x」の異なる2つの「ブランチ」が開設されています。 を整理する観点で、当方の事例を交えての追記になります。 事例として、ユーザー各位のご参考になれば幸いです。 |
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