当方、すでに Firefox 64.0 にアップデートしたあとにこのトピックを拝見しました。
ちょっとした空き時間にざっくり試しただけですが、Firefox 64.0 では次のスタイル指定が効きましたので、参考までに紹介しておきます。
s6-takahashi さんが書きました:
①ユーザによるカスタマイズ(ツールと機能、アイコン表示の変更)を不可にしたいのですが、
どのように設定すればよいでしょうか。
「ユーザによるカスタマイズ」と仰っているのが、<過去の対応> で挙げておられるような内容だとすると、エンタープライズポリシー (about:policies) によるコントロールで一括処理するような対策は、現状ではできなさそうです。
ユーザースタイルで対象を非表示にして、操作できなくするなら、次のような方法が使えるのではないでしょうか。
[三] 型のメニューボタンから開くメニューパネル内の [カスタマイズ] メニューを非表示にする。
コード:
#appMenu-customize-button {
display: none !important;}
各ツールバー上の右クリックからの [カスタマイズ] およびその上のセパレーターを非表示にする。
コード:
#viewToolbarsMenuSeparator,
.viewCustomizeToolbar {
display: none !important;}
s6-takahashi さんが書きました:
②1が実施できない場合、メニューバーの「>>」を非表示にしたいと思います。
ナビゲーションツールバーにある [>>] 型のオーバーフローメニューアイコンを非表示にする。
コード:
#nav-bar-overflow-button {
display: none !important;}
ナビゲーションツールバー上に [>>] 型のオーバーフローメニューアイコンを表示して、管理者が事前に設定したアイテムは配置しておきたいが、開いたメニュー画面の下方にある [ツールバーをカスタマイズ] のメニューを非表示にする。
コード:
#overflowMenu-customize-button {
display: none !important;}
いちおう個別に書いてありますが、実際の使用時には必要なものをまとめてください。
(補足)
十分ご存じのことと思いますが、ユーザースタイルは Firefox をセーフモードで起動すると解除されますし、プロファイルについての知識があれば回避するのは割と簡単です。本来は、ユーザーの好みに応じたカスタマイズに主眼がある機能なので、管理者によるポリシーコントロールには向きません。あくまで簡易的な対応策に過ぎないことをご承知おきください。Firefox のバージョンが進み、セレクタが変更されたりすると、既存のスタイルが効かなくなります。
(余談)
あまり制限を加え過ぎると、生産性に悪影響を与えたり、無理な方法に走るユーザーが出てくることがあり、思わぬトラブルを多発させてしまうケースも出てきます。さじ加減が難しく、悩ましいことではありますよね。
とりあえず以上です。的外れな話になっていたらすみません。
(おことわり)
現在、健康上の制約により不定期な書き込みしかできなくなっています。すぐに応答できない場面がかなり多くなりますことを、ご容赦ください。