少し時間が経っているので、もうご覧になっておられないかもしれませんが......。
yoyo さんが書きました:
アドオンマネージャを使用せず、xpiファイルをC:\Program Files\Mozilla Firefox\browser\extensions以下に配置し、
「アドオン」と一括りで述べられていますが、ローカル環境における「拡張機能」のインストールを、Firefox 48.0.2 のアドオンマネージャの [拡張機能] パネルにある [アドオンツール] ボタンから [ファイルからアドオンをインストール] で実行するのではなく、上記のような XPI ファイルの配置で自動的に処理したいという意味ですよね(グローバルインストール)。
プロファイルの引っ越し時、既存のプロファイルにインストール(ローカルインストール)された拡張機能は、extensions フォルダを丸ごと新しいプロファイルにコピーすることで対処できますが、その場合でも Firefox を新しいプロファイルで起動した初回は、個々のアドオンのインストール確認画面が開きます。
これは、グローバルインストールでも同様だと思います。
インストールなさりたいアドオンは、次の公式サポート記事に書かれているような条件はクリアしていますか。
(参考)・Firefox のアドオン署名 | Firefox ヘルプ
https://support.mozilla.org/ja/kb/add-o ... in-firefoxこの記事には、現時点で記述が古いままの内容があるみたいですが、Firefox 48.0 以降のバージョンでは未署名の拡張機能はインストールできません。
AMO(Addons.Mozilla.Org)からダウンロードした署名付きの XPI ファイルであっても、そのままの状態で extensions フォルダに置いただけではインストールされないと思いますし、extension's ID を抽出し XPI ファイルをリネームするなどの対処をして認識させられたとしても、ユーザーに対する初回の確認画面は出ると思います。
最近の Firefox は、拡張機能やプラグインの安全性に関して、従来より厳しい対策を取り入れつつあります。きちんとは確認していませんが、たしか拡張機能のサイレントインストールも原則的にはできなくなっていたと思います。「ユーザの同意なしに」インストールしたり、設定を変更したりする動作に対して、厳しい対策が取られているということです。
しかしながら、法人内で作成した独自の拡張機能(未署名)を、法人内での使用に限って各ユーザー環境に(個々のユーザーの確認なしで)一括展開したい ―― といったニーズがあるのかもしれません。そのようなケースなら、法人向けサポートを利用なさったほうがいいかと思います。法人固有のノウハウが蓄積されていると思いますので...。
(参考)・Firefox と Thunderbird の法人向けサポート | 法人向け情報 | Mozilla Japan
https://www.mozilla.jp/business/support/このページのリンク先には「技術的なよくある質問」もあり、「管理者によるアドオンのインストール手順」などの情報が書かれています。自力対処のヒントは得られるかもしれません。(ただし、最新の Firefox では通用しなくなっている内容もあります。)
他にも、開発者・管理者向けの情報を探せば関連するドキュメントがけっこう見つかると思いますが、Firefox / Thunderbird の拡張機能は過渡期(*) にあるので、すでに通用しなくなっている内容もあろうかと思います。また、いまは通用してもこの先変更される内容があるかもしれない点に、ご留意ください。
(*) Firefox アドオン開発の未来 | Mozilla Developer Street (modest)
https://dev.mozilla.jp/2015/08/the-futu ... x-add-ons/(こうした動向に賛否はあると思いますが、拡張機能をめぐる現状としては、そのように進んでいるということです。)
ぼく自身は開発者ではなく一介のエンドユーザーに過ぎませんが、利用者の立場で理解していることを述べさせていただきました。的外れな話になっていたらすみません。