横から失礼します。
ぺそまる さんが書きました:
オプション-プライバシー-履歴-Firefoxの終了時に履歴を消去する
履歴の消去設定でデータ-サイトの設定以外の項目にすべてチェックを付ける
この設定により、Firefoxの終了時に履歴を消去しています。
オプション設定のこの部分で、[Firefox の終了時に履歴を消去する] を有効(チェック付き)にしているということは、[プライバシー] パネル内の [履歴] 項目の冒頭が、[Firefox に - 記憶させる履歴を詳細設定する -] になっているということですね。
そして、[Firefox の終了時に履歴を消去する] の [設定] 内では [サイトの設定] 以外のすべてにチェックが付いている、と...。
[Firefox に - 記憶させる履歴を詳細設定する -] ときに表示される他の項目、[表示したページとファイルのダウンロードの履歴を残す] 、[検索やフォームの入力履歴を記憶させる] などはどのようになっているのでしょうか。
ぺそまる さんが書きました:
Firefox44.0に更新するまでは、例えばこの掲示板のログイン画面で入力した
ユーザIDがFirefoxの終了時に消去されていました。
Firefox44.0に更新後は、Firefoxの終了時に消去されず、
次にFirefoxを起動したとき、サイトのログイン画面でユーザIDを入力しようとすると
最初の文字を入力しただけで候補が表示されるようになりました。
ぺそまる さんが書きました:
そもそもログインのユーザIDは「サイトの設定」ではなく、「検索やフォームの入力履歴」ですよね?
Firefoxの更新後になぜ消去されなくなったのか、
いくつかのアドオンの何らかの処理が履歴の消去の動作を妨害しているのか、
なんだか不思議です。
一般的には、ログインページにあるフォームは、ユーザ名(ユーザー ID)とパスワードがワンセットで取り扱われているので、Firefox でもそのように管理されていると思います。(サイトの機能とユーザーの操作によっては、Cookie にセッション情報として保存されたりもします。)
ご承知のように、この情報は [オプション] -> [セキュリティ] に設定項目があります。
以前は [パスワード] という項目名で、配下に [サイトのパスワードを保存する] 、[保存されているパスワード] といった項目名でが存在していましたが、現在の 44.0 では [ログイン情報] という項目名になり、配下も [サイトのログイン情報を保存する] 、[保存されているログイン情報] と名称が変わっています。(43.0 か 42.0 あたりですでにそのように変わっていた記憶がありますが...。)
ただし、本質的な機能は変わりません。
初期設定は [サイトのログイン情報を保存する] が有効になっているので、ユーザーが各ログインページで記憶を拒否していないのなら、保存された内容を [保存されているログイン情報] から確認でき、個別の削除などができます。
[オプション] -> [プライバシー] -> [履歴] の [Firefox の終了時に履歴を消去する] で、[検索やフォームの入力履歴] が消去対象になっていても、[オプション] -> [セキュリティ] -> [ログイン情報] の各項目が有効になっているなら、パスワードをともなうログイン画面での自動挿入や自動補完が機能するはずです。
一方、[Firefox の終了時に履歴を消去する] が有効のとき、その [設定] から選択できる [履歴の消去設定] の項目に、現役 ESR 版の 38.x では [保存されているパスワード] があり、終了時の消去対象に指定できます。しかし、現在の 44.0 にはその項目がなくなっています(もう少し以前から?)。
(参考)・
Bug 1244908 - Remove privacy.clearOnShutdown.passwords migration code
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=1244908(ページ内でリンクされている関連ページも参照。)
(注)privacy.clearOnShutdown.passwords は about:config から確認できる設定名であり、[Firefox の終了時に履歴を消去する] -> [履歴の消去設定] -> [保存されているパスワード] のことです。ESR 38.x では about:config に存在しますが、44.0 では存在しません。
ぺそまる さんが書きました:
少し調べてみると、使用しているアドオンをすべて無効にすると
Firefox終了時に履歴が消去されることがわかりました。
ひとつひとつのアドオンを、それひとつだけ有効にして試すと、
いくつかのアドオンを単体で有効にした場合に履歴が消去されないようです。
上述のような Bugzilla の話もあるので、Firefox 終了時の履歴消去の動作が変わっていることの影響も考えられますが、ご質問の文面だけでは確たることは言えないように思います。
例えば、ユーザ名やパスワードを管理するタイプのアドオン、またはそういう外部ソフトウェアを使っているのなら、そちらの機能で Firefox 再起動後のログイン情報がコントロールされているかもしれないからです。
Firefox 本体の機能で保持される各種履歴データと、そこからの再利用を前提とした自動挿入や自動補完の組み合わせではなく、第三者の機能が関与している場合は、それを考慮する必要があるのではないかと...。
もし、アドオンや外部ソフトの独自機能で保存されたデータがあれば、Firefox の終了時に履歴消去が正常に働いていたとしても、再起動後にアクセスしたログインページで自動挿入や自動補完が働く可能性が考えられます。そのあたりの影響はないと確認した上でのお話だとは思いますが、念のため...。
ぺそまる さんが書きました:
オプションの設定もいろいろ変えて試してみたりしたので、動作が変わってしまったのかもしれません。
Firefox の標準的な動作を確認したい場合、テスト用の新しいプロファイルを作成し、そのプロファイルで Firefox を起動すれば、まっさらな素の状態で Firefox 単体の動作を試すことができます。(自動的にインストールされるアドオンやプラグインがあるかもしれませんから、念を入れるならそのあたりの有効・無効をコントロールした上で試すほうが、より確実でしょう。)
とりあえず以上です。仰っていることを正しく理解できないまま、的外れなことを書いていたらすみません。
(補足)
ブラウザの使い方は(他者に迷惑をかけない限り)各人の自由なので、そのことをとやかくいうつもりはありませんが、素朴に疑問を感じたこととして......。
ログインページで入力したユーザ名(ユーザー ID)やパスワードを記憶させ、Firefox 終了時に(毎回?)それを消去し、次回も手動入力するのであれば、そのサイトのログイン情報を最初から記憶させないほうがいいのではないでしょうか?
あるログインページに初めてアクセスした時、手動でユーザ名(ユーザー ID)とパスワードを入力してログインを実行します。そのとき記憶するかどうかの問い合わせがあると思います。そこで記憶しないようにしておけば、[オプション] -> [セキュリティ] -> [ログイン情報] -> [ログインの情報を保存する] の右側にある [例外サイト] にそのサイトが登録され、以後、同サイトでは ID やパスワードは保存されなくなります。(保存しない動作の解除も可能です。)
根本的にどんなサイトでも保存しないのなら、[オプション] -> [セキュリティ] -> [ログイン情報] -> [サイトのログインの情報を保存する] を無効(チェックなし)にしておく方法もあるでしょう。
こちらが汲み取れていないご事情があるのかもしれませんが、そのあたりの運用スタイルがよくわかりませんでした。