少し時間が経っていますが......。
ご質問にあるような運用はしたことがないので、あくまで理屈の上での話になりますけど、少しコメントさせていただきます。。
とつとつ さんが書きました:
・FireFox起動時に、すべてのタブセッションを復元させ、かつローカルキャッシュに保持されているページ情報を表示する。
開いているタブ数が多いのが気になりますが、セッションの復元については、Firefox 本体あるいは何かしらのアドオンの機能で対処できるのではないかと思います。
問題は、復元時に必ずローカルに保存されているキャッシュ情報を読み込む、という点でしょうか。
Firefox は、キャッシュデータの元サイトと一定の通信をおこない、元サイトが更新されてると判断した場合は、ローカルに保存されているキャッシュデータを更新します。逆にいえば、元サイトと一定の通信がおこなわれ、更新後のページを読み込み直す場合があるということです。
about:config から browser.cache.check_doc_frequency の値を変更することで、このキャッシュの自動更新のタイミングをある程度コントロールできますが、不用意にこれを変更すると思わぬ不具合を呼び込んでしまうこともあります。
ごくシンプルに考えるなら、キャッシュの自動更新を無効にし(値を 2 に)、オフラインモードで Firefox を起動すれば、強制的にローカルのキャッシュを読み込むはずです(キャッシュデータが正常に存在していれば...)。
とつとつ さんが書きました:
・起動中は、すべてのキャッシュはメモリ上に保持する。
・FireFox終了時に、すべてのタブセッションとメモリ上のキャッシュはローカルキャッシュ(SSDストレージ)に保存する。
この連携は、Firefox 単体の設定では無理だと思います。
ディスクキャッシュを無効化すれば、Firefox の稼働中はメモリキャッシュだけが使われますが、Firefox の終了時にメモリキャッシュはクリアされます。メモリキャッシュの内容をディスク(SSD や HDD など)に保存する機能はありません。
考えられるとしたら、RAM ディスク上に Firefox のディスクキャッシュを置くことでしょうか。
稼働中、ディスクキャッシュは RAM ディスクに書き込まれますが、RAM ディスク・プログラムの設定によって、PC の終了時には SSD 上にその内容を保存する動作はできるのではないかと思います。
メモリキャッシュも併用することになるので、メモリ使用効率として良好とはいえないでしょうが、ご要望に近い状態にできるのではないでしょうか。
ただし、稼働中にシステムがクラッシュするようなトラブルが発生すると、Firefox のメモリキャッシュはもちろん、その時点で RAM ディスクに保持されているすべてのデータ(ディスクキャッシュ相当)がすべて消失する、というリスクはあります。
ぼくのスキルでは、この程度のことしか申し上げられません。
ご存知だと思いますが、特殊な運用には特殊な対処が必要になります。しかしそれは安定性を犠牲にしてしまうことがしばしばあるので、その点のリスクとリターンを考慮して、ご自身の環境条件でご希望に適う方法をテストしてみてください。
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。