解決策を知っている訳ではないのですが、いくつかコメントさせていただきます。
「ピン留め機能が無効となる」「ピン留めの機能が使えなくなりました」とは、具体的にどのような現象なのですか?
・タブ上で右クリックしたときに出るタブコンテキストメニューに、[タブをピン留め] のメニューが表示されない。
・[タブをピン留め] のメニューは表示されるが、選択してもタブはそのままでピン留め状態にならない。
・いったんはピン留め状態になるが、Firefox を再起動するとピン留めが外れた状態になってしまう。
・その他、具体的に......。
具体的にどのようなことが起こっているかによって着目点が変わってくることがありますから、状況説明はできるだけ具体性を持たせていただくと、他のユーザーさんに問題の内容が伝わりやすくなります。
cde3 さんが書きました:
autoconfig.jsをはずすとピン留め機能が正常に機能します。
つまり、ESR 版 Firefox の 38.x 本体に問題がある可能性は低く、疑われるのは autoconfig の働きのどこかが本症状を誘発する "引き金" になっている、ということでしょうか。
Firefox の集中管理機能は、知識として大枠を知っているだけで具体的な運用のバリエーションを知っているわけではないのですが、いくつか気になった点を挙げます。
(参考)・Mozilla 製品の集中管理 - 基本編 - MCD | MDN
https://developer.mozilla.org/ja/docs/M ... ng_Started拝見する限りでは、設定ファイルをサーバー上に配置するのではなく、クライアント内で完結的に扱われているようです。
各ファイルの記述については後回しにするとして、大筋としては、どのディレクトリに、どのファイルを配置するかが重要になると思います。
ご存知のように Windows (32bit) 環境の場合、Firefox のプログラムフォルダの標準的な場所は
C:\Program Files\Mozilla Firefox
になります。
この中の適切な場所に autoconfig の関連フィルを配置するわけですが、Firefox のバージョンアップによって配下のファイル構成が変更される場合があります。
例えば、Mozilla Firefox フォルダ直下に配置するようになっていたファイルが、
C:\Program Files\Mozilla Firefox\browser
の配下に変更されるようなケースです。
もし、31.x 系から 38.x 系の間にそのような仕様変更があれば、31.x 系で動作していた autoconfig の機能が、38.x 系にしたとたん正常に働かなくなるケースはありえるでしょう。("機能しない" のではなく、"誤動作してしまう" という意味を含めて...。)
その結果、思わぬところに動作不良が現われてしまうのかもしれません。
(些末な点について)
投稿時の単純なタイプミスかもしれませんが、3つの設定項目の2つめにある browser.formfill.enabled という名称の設定項目は存在しません。
正しくは browser.formfill.enable です(最後の d がない)。これは、31.x 系でも同様だったはずです。
他の2つは、*.enabled です。
(当方でやってみた簡単なテスト)
上記のスペルミスを訂正した上で、lockPref で固定対象となっている3つの設定項目を、about:config から false に設定した限りでは、当方の環境下でピン留めが効かなくなる現象は起こりませんでした。
環境は Windows 8 Pro (64bit) + Firefox 40.0.2 / 38.2.0 ESR です。
この結果から推測する限りは、3つの設定項目が原因になっている可能性は低いと考えられます。
(補足)
ESR 版をメインにお使いだということは、法人内でのご利用でしょうか?
もしそうなら、ご存知かと思いますが、法人サポート(有償)の利用も検討なさってはいかがでしょう。
http://www.mozilla.jp/business/一般ユーザー向けとは異なる、法人向けのニーズに見合ったノウハウが蓄積されていると思います。
とりあえず以上です。役に立たない話だったらすみません。
(おことわり)
いま世間ではお盆休みですが、当方は仕事に追われていて、あまり余裕がありません。
ちょっと空き時間がとれたので、このフォーラムで返信のないトピックを中心にリプライを書いていますが、このあと素早い対応はできかねます。申し訳ありませんがご了承ください。